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なんとかなるさ24 脱・ガラパゴス化⑴

Google先生も困惑してる

「インクルーシブ教育」で検索をかけてみると…

ガラパゴス諸島の動植物が独自に進化を遂げてきたように、島国日本は『インクルーシブ教育システム』を独自に作り出し、多様な教育の場(特別支援教育)を発展させるというロジックを補完させてしまったかのように見える。

Googleで「インクルーシブ教育」で検索をかけても、「(欧米の)インクルーシブ教育」と「(日本の)インクルーシブ教育システム」が一緒にヒット。
Google先生も困惑してるね。。。

まどう心

多様な質のもの・ひとと関係を結んでいく過程は、振り幅が大きい

50年前から取り組んでいるT市はもとより、昨年より「フルインクルーシブ教育」を理念に掲げたK市とE市にも関心を寄せている。この二つの自治体で、スタートの切り方はそれぞれのようだ。そして、早速、市議会で侃侃諤諤の議論が沸いている。
なによりまずは公の議論の場に上がったというのは、すごいことだと思う。私の地元では、そういった議論の場がまだないので、う、うらやましい!
インクルーシブ教育を語るというのは、多様な質のもの・ひとと関係を結んでいくことでもあるから、振り幅が大きいのは当然だろう。議論し合うことで、ぼやけていた輪郭が、少しずつシャープになっていくんだろう。そりゃまあ侃侃諤諤の議論の渦中にいるときはしんどいことも多いけど、ね。

ズキズキワクワク

私の得意なイラストも加えて楽しく!

私の周囲でも、特別支援教育というシステムを受け止め前を向いて生きる方、特別支援教育の推進に純粋に取り組んでいる方がいる。そばにいるからこそ、その方たちの気持ちも痛いほどわかる。何より私自身が当事者なのだ。だから、日常生活の場で大っぴらに話題にすることは避け、このnoteで(ニックネームで)ぼそっとつぶやくしかない非力な自分ではあるが、いい意味で「ズキズキワクワク」している。
そこへ、大内進先生のインクルーシブ教育に関する連載Webマガジン「#まなびと」が目に入った。

第50回目は、フルインクルーシブ教育への対応を巡って関心を集めているK市の動向を中心に、自治体ぐるみでの取り組みの意義について、理路整然とまとめられていた。私の思いに近い記事で、非常に参考になった。
私も統計や実地調査に基づいたレポートが書けるようになりたいなと思った。あまりカチカチにならないよう、私の得意なイラストも加えて楽しく!

仲間と一緒にできることを

Roots4というOT(作業療法士)さんたちの取り組みに、今、注目してる。
OT(作業療法士)という立場から語られるインクルーシブ教育もまた大変興味深い。
特別支援教育:その子の「できる」を考える。
インクルーシブ教育:みんなが「できる」を考える。

すごく共感。
私もまた、思いを同じくする仲間という、横の大きな大きな存在に救われた、2024年の春である。

みんなが「できる」を考える

人はカラフルなのだ。
人の内面もまたカラフルなのだ。


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