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アンティークレンガのレトロテイスト外構

細長い形状の旗竿地は、素敵なエクステリアを表現するスペースがあまりないと考えられがちですが、スリムなスペースだからこそ表現できるデザインもあります。
細長いということは、必ず視線が一方向に集まるので、その方向に向かって一点もののフォーカルポイントを造作すれば、とてもインパクトのある外構へと進化します。

今回はレトロな雰囲気のアンティークレンガと、タイルテラス造作のために設けた1段のステップにライトを仕込み、とても魅力的な外構に仕上げた荻原様邸をご紹介します。

施工前の状態がこちらです。

そして、こちらが完成したエクステリア。

コンパクトでありながらも存在感、インパクトは抜群のファサードです。
アプローチにはコンクリート製の枕木をリズミカルに配置しました。

レトロな雰囲気でファサードに物語性をプラス

ご家族もお客様も必ず通る門まわりですから、ここには一番魅力が凝縮されています。
通路の幅の半分を占めるデザインウォールはレトロな雰囲気漂うアンティークレンガを貼り、ロートアイアン製のネームプレートをプラス。
リサイクルしたアンティークレンガのランダムな表情とシックなネームプレートが融合し、黒×黒の美しさが味わえます。

デザインウォールにかかるようにモミジが植わっていると、四季の移ろいが感じられるので素敵ですね。

デザインウォールの裏側ももちろん素敵なアイディアがいっぱい。
デザインウォールの内部に給水管を埋め込み、デザインウォールは立水栓としても使用できます。
小さなお子様にも使いやすいよう、蛇口は2つ取り付けています。

デザインウォールの裏には、同じアンティークレンガで造作した台があります。
お子様と外で遊んで疲れた時にはベンチとして、植木鉢を置けば植栽スペースとして、生活スタイルによって使い方は様々です。

メインスペースはテラス屋根で全天候型エクステリアにチェンジ

アンティークレンガのデザインウォールを抜けると、L字型のお庭にたどり着きます。
遊び盛りのお子様にとって、雨は好ましくないですよね。
そこで、リビングルーム側のスペースにはテラス屋根をセット。
これで雨が降っても外に出られます。
もともと地面の高さは一段低かったのですが、土上げしてタイルテラスをつくったので、お庭の使いやすさは飛躍的にアップしました。

地面の高さの問題も解消し、雨天でも過ごしやすい外構になりましたね。

エントランスを彩る光の芸術

変化を遂げたのは昼間だけではありません。
門まわりの一段高くなったステップ部分にバーライトを仕込み、階段が光っているかのような演出を施しました。

シンボルツリーのモミジを照らすアッパーライトは、角度を計算して木の陰がデザインウォールに映るようにしてあります。
シンボルツリーのモミジを照らすアッパーライトは、角度を計算して木の陰がデザインウォールに映るようにしてあります。
アンティークレンガに表現された木の影がとても印象的ですね。

タイルテラスの内部にも、グランドライトを仕込んで夜の歩行を優しく手助けしています。
グランドライトは人の動線を指し示すように配置しているので、道標として玄関まで導いてくれます。

日中のアンティークレンガに夜間の見事なライティング、どの時間帯に見ても心を奪うような見事なセミクローズエクステリアになりました。

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