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上毛かるたぶらり旅『ゆ』 ~歴史~

今回の上毛かるたぶらり旅は・・・
『ゆ』の札

上毛かるたぶらり旅。群馬県の郷土かるたの札を巡る旅となっています。
かるたの絵に近い写真を撮ることもひとつの目的、楽しみとしています。
群馬もよい泉質、風情ある温泉が多数あります。
旅行がお好きな方、温泉を楽しみに旅行される方にも知って頂ければと思います。

舞台は 群馬県  富岡市

「つる舞う形の群馬県」の右翼中心くらいに位置します。

隣接する市町村はこんな感じ

上毛かるた 『ゆ』の札がこちら!

『ゆかりは古し 貫前神社』
(ゆかりはふるし ぬきさきじんじゃ)

※貫前って読めないですよね。
群馬県人は「上毛かるた」にて頭に入っているのでほぼ読めるのですが。

貫前神社はかるたの読み札に「ゆかりは古し」とあります。
およそ1,500年前に創建設されたそうです。
正式名は 一之宮貫前神社

一之宮貫前神社は群馬県富岡市一ノ宮、蓬ヶ丘(よもぎがおか)と呼ばれる丘陵の北斜面、俗に菖蒲(綾女・あやめ)谷といわれる渓間に南面して鎮座しています。

南の参道をのぼって総門に至り、そこから石段をくだった位置に社殿があり、いわゆるくだり参道となっています。

創立は社伝によると鷺宮(さぎのみや:現在の安中市)に物部姓礒部氏が氏神である経津主神(ふつぬしのかみ)をお祀りし、次いで鷺宮の南方、現在の社地に社を定めたのが安閑天皇の元年(西暦531年)とされてます。

天武天皇の時代に初の奉幣(ほうべい:天皇の命により神社に幣帛を奉ること)があり、当時遠く奈良の都にまで貫前神社の存在が知られていたといえます。

醍醐天皇の時代に編纂の始まった『延喜式』のなかの『神名帳』にも記載され、上野国一之宮として朝野をとわず崇敬をあつめてきました。明治時代に定められた社格は国幣中社であり、群馬県内では最高位でした。戦後社格制度が廃止されると「一之宮貫前神社」として神社本庁の包括となりました。

一之宮貫前神社HPより引用

本殿が総門より低い位置にある「下り参道」という珍しい配置になっています。
上毛かるたの絵札もその情景を描いてますね。

さて 上毛かるたぶらり旅

「かるたの絵札に近い風景を撮影する」
という重要なミッションがあります!

こちらが『ゆ』の絵札

上毛かるた『ゆ』の絵札
許諾第04ー01100

撮った1枚がこちら!!

上毛かるたと一緒に・・

絵札に近い時は特にですが
上毛かるたをかざして記念撮影

いかがでしょう?

ちなみに『上毛かるた』の英語版はこんな感じです。

上毛かるた英語版 『ゆ』の札
Respected since ancient times, Nukisaki Shrine.

Respected since ancient times, Nukisaki Shrine.

今回の上毛かるたぶらり旅は
第57回 巨樹・古木巡りツアーと兼ねて伺いました。
ツアーの合間をぬっての取材の為、なかなか忙しかったです😁
公益社団法人 群馬県緑化推進委員会と太田市にて主催する年2回開催のイベントです。すでに3コースは体験済み。

西毛コースの行程表 ※2023年11月4日開催
個人では回り切れないくらい、多くの巨樹・古木スポットを案内してくれます。

行程表11:30(見学)12:00とあります
「貫前神社のスギ・スダジイ」という立ち寄りスポットこそが『ゆ』の札の地でした。

貫前神社のスダジイ
こんな感じに樹木医の先生のガイド付きにて説明頂けます。
こんな巨樹・古木を巡るツアーで今回57回目となる
人気ツアーです。

ちなみに貫前神社では「式年遷宮祭」も計画的に実施されている様です。

「上野国一宮」としてまつられた思い
ここはほんとパワースポット感満載でいいです。

次回、温泉編を追って紹介予定です。
訪れたい♨温泉です。

鶴舞う形の群馬県

群馬へおいで~

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