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真剣に遊ぶと人生はうるおう

フィギュアスケーター、荒川静香さんの言葉です。

トリノ五輪のときに「楽しむこと」をテーマにしていた荒川さん。オリンピックの雰囲気を楽しむために、あえて現地でショッピングをしたり美容院で髪を切ったりしていたと、当時のインタビューで語っていました。

結果的に競技では強力なライバルたちを抑え、落ちついた演技で金メダルを獲得。リアルタイムで観戦してましたが、本当にしなやかで美しいトゥーラン・ドットでした。

金メダルはサーシャ・コーエン、イリーナ・スルツカヤのどちらかが有力視されていたものの、FSでふたりともミスをしてしまい、逆転負けに。両選手の失敗は、素人目でもプレッシャーが原因と分かるほど、明らかでした。※わたしは両選手とも好きです 

よく、プレッシャーを力に変えて、なんて言葉をききますが、幼いころから競技人生を送ってきたトップアスリートでさえそれは至難の技で、何の訓練も積んでない自分には到底及ばない話だなあとしばしば思います。実際、仕事でもプライベートでもプレッシャーにはとことん弱いです。大舞台で戦えるアスリートの皆さんは本当にすごい。

さておき、荒川さんの冒頭の言葉はずっと記憶に残ってて、座右の銘とまではいかないけれど、何年たっても心に留めてる一言です。真剣に遊ぶと、たぶん人は最強になる。自分が楽しいと思ったら、例えくだらないことだと笑われても、とことん突き詰めていいんじゃないか、と思うようになりました(ただしギャンブルとか依存性のあるものは手を出さんように)

観たいと思ったら舞台でも試合でも遠征したり、舞台は割高なのでお財布的には痛いんですが、でも観て後悔するようなことは一度もなかったなあと思います。創作活動も、今はしてないんですけど、皆で本を作ったりイベントに出たりとほんと楽しいんですよね。そうやって遊びを掘り下げて知り合った仲間とはずっと繋がっていて、大切な拠りどころにもなっているので有り難いなと。

いつかこの時間も忘れて没頭できることを仕事にできたら…と思うんですが、仕事じゃないからこそ、うまくいってたりするのかなと思ったりもします。うーむ…

真剣に遊ぶことと、仕事をするということ。交われば最強なのに、もどかしい。いつか会社を離れることになったときのために、どうやって結びつけていこうか、ゆっくり考えていこうと思います。

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