見出し画像

【リアル苦悩からの気づき】4年の育休から復職して3ヶ月。復職先&転職先で最初に押さえるべきポイント

今月末で、ちょうど育休から復職して3ヶ月。

「3日、3週間、3ヶ月、3がつくタイミングで振り返りを行うとよいよ」と中学生の頃先生に言われた言葉がいつも頭に残っているので、
振り返り記事を書くことにしました。

3ヶ月も経つと、仕事がよく見えてきて、進め方やり方がわかってきたり、一緒に働くチーム(個人)の特性も大体把握できるようになってきました。

同時に、反省点や大変なこと、初期にこれやっとけばよかったーということもたくさん感じています。

もうすぐ4月。新しい年度を迎え、育休から復職する方や転職する方はたくさんいらっしゃることと思います。

特に育休明けの場合、懸念事項には、
「家庭と仕事との両立」というポイントに加え、
「早く仕事に馴染み即戦力となるにはどうするか」というポイントもあると思います。

そのため、一個人の経験ですが、
ビジネスから離れた期間が長い、かつ残業でのカバーが難しい立場の育休明けのワーママが、
全く新しい会社・職場に復職して3ヶ月時点で感じた、業務における気づき、反省、苦悩などを整理しました。

記事の目的
・また同じ場面に直面した際(転職等)にもっと早く順応できるようになる
・同じ境遇(育休明けを控える方、転職を控える方)のかたの参考にしていただきたい

前提情報
ちなみに、私の復職先は、
吸収合併により「復職先の会社=以前勤めていた会社」ではなく親会社(全く新しい組織)になりました。
育休明けと同時に転職した状況に近いかもしれません。

新しいシステム、新しい組織構造、新しい内部規定、新しいメンバー・・・
自分が覚えていたやり方と全く違う、これって、転職して新しい職場にいくのと同じなのでは?と感じています。

もう、浦島太郎すぎて慣れるのにめちゃくちゃエネルギーがかかります。
世の中の転職をしていく方々を尊敬しました!
どうやっているのか聞いてみたい。


■復職3ヶ月はどんな状態か

完全に私の場合
(デキるわけでもないノーマル会社員・フルリモート、かつ時短で勤務時間も短い)ですが、

□できる/わかること

・生活リズムが完全に出来上がる
・チームメンバーの性格、特徴、仕事のやり方が把握できる
・社員として存在するのに最低限必要なこと(貸与PCや業務電話のセキュリティ基準を遵守した扱い方、勤怠ルールなど)把握
・担当や案件ごとの意思決定者や担当者がわかる
・担当している案件の論点がわかる
・頼まれた仕事を聞きながら回せる
・必要な情報のありか、情報に即した判断基準がわかる

□悩む/わからないこと

・周りに聞きすぎていて片身が狭い
(転職の場合もこんなに聞きまくるものなのかな)
・自分で時間をかけてでも調べるか、周りに頼るか悩む
・どの組織が何をしているかわからない
・まだ参加不要そうな打ち合わせは不参加にしないと時間がない
(時短社員なので)
・Microsoft系ツールのショートカットキーやツールの使い方を意外にも結構忘れている→調べて思い出しながら仕事
・たまに適切なコミュニケーション手段迷う
(電話?チャット?MTGセット?対面?)
・自分一人では案件の段取りができない
(何が重要で誰に何を確認しないといけないかなどが判断できない)
・組織や案件の課題や改善点まで頭が及ばない
・未経験の業務にまつわる必要書類の場所やシステムの使い方は全くわからない
・ちょっとしたTipsみたいな「皆の共通認識」を知らない。

■3ヶ月間の仕事上の苦悩から感じたまず「やるべきこと」

次に、転職等で次に新しい環境に飛び込むことがあれば
早急にこのポイントを押さえたい、と思ったものが下記の6つです。

言い換えれば私の反省ポイントです。

1:社内システムの使い方は早急にマスターする
2:ほしい情報のありかだけでも知っておく
3:余裕がありすぎるスケジュールを組む
4:業務の全体像のイメージを性格に掴む
5:最終的には自分で調べる
6:分野ごとの頼り先を早めに作っておく

 

詳細を以下に書いていきます。

<苦悩からの反省>

▶︎1:社内システムの使い方は早急にマスターすべし

業務に必須となるシステムの使い方がわからないと仕事にならない。

組織に入りたてで、業務にどっぷり浸かって時間がなくなる前に、
今後使用するマニュアルやルールなどを読み込み、使い方を把握しておく。

▶︎2:ほしい情報のありかだけでも知っておくべし

実際に使わないと分からないものは、マニュアルの場所だけでも知っておくと必要時すぐにアクセスできる。

法務、会計、内部規則、人事、情報セキュリティ・・など分野ごとに。

▶︎3:余裕がありすぎるスケジュールを組むべし

理解がちがった、漏れていた、急に方針が変わった・・
話に追いつくのにも必死なのに、不慣れな環境で修正したり対応したりするのはとても時間がかかる。
はじめから余裕がありすぎるスケジュールを組む。
そして余裕あるから、と気を抜かない(←大事)。

特に時短の場合、期間はありそうに見えて稼働時間にすると全然時間がなかったりする。
残業できる周りの人と同じようにやっていたら終わらない。
必要あれば周りのお尻を叩いてでも自分のスケジュールで動いてもらう!

そして一度回したものは次またやるならどうスケジュール組むか考える。

▶︎4:業務の全体像のイメージを性格に掴むべし

最終形を具体的に把握する。

①必要となる書類・情報
②踏んでいく一連のプロセス
③どのプロセスに誰が関わるか
④どのプロセスにどれくらい時間がかかるか

①〜④から自分の稼働時間を逆算し、いつ何をやるか、やらないか考える

これをしないと、蓋を開けると不要で「無駄な労力と時間をかけてた」という時間も稼働も無駄なことをしてしまう可能性がある。
今回、私はこれが上手くできず大失敗。もう二度と同じことはしたくない。

やったことない未知の業務の全体像を可能な限り具体的に掴むって難しいけど、可能な限り精度を上げていく必要がある。

プライベートにも精通することだと思います。
新しい運用やサービスを家庭に取り入れてみる時など。

▶︎5:最終的には自分で調べるべし

だれかに聞いて教えてもらったことも、自分でもそのソースを目で見て確かめる。
他の人を信用しない訳ではないけれど、
聞いた時の文脈や聞き方でニュアンスが変わったりしている場合がある。
自分の目で実態を確かめる。

▶︎6:分野ごとの頼り先を早めに作っておくべし

日々の業務→○○さん
システム→○○さん
法務→○○さん
会計○○さん
○○PJ→○○さん
・・・
といった具体に。 


久々に戻った現場の仕事。
ポンコツスタートを切りましたが、日々学び&改善で必死です。

復職・転職で新しい職場に入った際にどんなことに悩むのか身を持って体験したと同時に、気づきと反省点が多々ありました。

自分自身の今後に活かすとともに、
新しい環境に挑戦しようとしている誰かのお役に立てたら幸いです!


<関連記事>

●ワーママの工夫

●会社員として日々の気づき/キャリア


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?