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ワーママライフ#2 捨てたはずの「こうでないといけない」意識への気づき どう捨てるか=どう気づくか

先日、まだこの意識が自分の中に潜んでいたことに気づきました。
「こうでないといけない」という意識です。
一般的に、この意識が発動しやすい対象の一つが家事ではないでしょうか。
「こうでないと」という思いで自分に負担をかけやすいと感じます。

家事に関して、私は普段から何度も生活を見直しては「この家事はやめる」「こうやって楽する」と決めては手放しているので、「こうでないと」の意識は自分には残っていないと思っていました。

今や、どれだけの家事をやめた=ズボラになったことか!

それなのに、ひとつひとつの細かい行動はやめられていても、
目線を上げ家事を広い括りで考えた時には、まだ「こうでないといけない」が意識のベースになっているということに気がついたんですよね。

では、どうやって手放していくのか?
本記事はそんな話です。

意識への気づき

きっかけは家事のアウトソース

上記の話、具体例があった方がわかりやすいと思い、先日あった家事のアウトソース時の実際の出来事を挙げます。 

外注できる家事はなるべく外注しようという考えで、
水回り(お風呂、洗面所、トイレ、台所)のお掃除を先月から定期的に外注することにしました。

初めての家事アウトソースなので、適切な頻度・時間/回のイメージがつかず、我が家の汚れ具合を見ていただいた後に担当者の方にこれらを相談しました。

それに対する担当者の方からの回答が、
「ご家庭によって進め方はそれぞれですが、その汚れが次の掃除の時まであっても気にならないなら、その頻度でいいのではないですか」
というものでした。

ここで私は「汚れていても、自分がそれでいいならいいのか!!!」
と衝撃を受けました。
私はキレイの基準を勝手に誰かに合わせようとしていたのです。

専業主婦歴が長く掃除も念入りだった母を見て育った私は、母レベルとまではいかなくても、
なんとなく掃除後の基準を「母が維持しているレベル」に合わせていました。

個人的な話になってしまいましたが、この出来事は
自分が気にならないなら(自分の家なんだから)汚れていてもいい、照らす基準は外にはなく、自分の気持ちだ」という衝撃的な気づきをもたらしてくれました。

実際に、キレイの基準を他者に合わせればキリがないのです。
そう感じたのは担当者の方とあった以下のやり取りです。

<時間的に今日はできていないが今後やってあげたい>
→その汚れは別にやってもらわなくてもいいほどの細かい箇所。そもそも自分ですら気づいていなかった。

<そこまで汚れていないので、今回のような最低限の掃除なら頻度少なめでよいのでは>
→我が家は賃貸なので、お金をかけて隅々までキレイを維持したいとは思っていない。
私が望むレベルは「気持ちよく過ごせる程度の綺麗さを保つこと」。普段、毎日数分しかかけていないプチ掃除でもあまり汚れないなら、月1でいいかも。

 

とは言え、外注しない選択肢はなく・・・
自分でできるレベルを超えて綺麗なった洗面所、台所で過ごす時間はまるでホテルの部屋を使っている感じでとてもテンションが上がり幸せな気持ちになったからです。
さすがプロの仕事でした。

「自分はどうしたいのか」「自分が望むレベル」を明らかにしよう

今回の外注のケースで言えば、お金のかけすぎを防ぎ、費用対効果を最大限にするためには、「自分の本当に実現したいレベル」を理解して決めておくことが大事でした。

・自分でも拭いたりするだけでプロの掃除完了レベルにすぐ戻る綺麗さの維持(自分が気持ちよく使えるから)

・汚れを溜めると大変になるので、人を呼んだ時にササっと綺麗にできる程度「他人から見て汚れている」と気づかないくらいの綺麗さの維持

自分がいいなら(人に迷惑をかけない前提で)そのレベルで良い。
これは家事だけではなく、育児も仕事も、何にでも当てはめられて、
自分が心地よいレベルがどこなのか、知っておくのが大事だと思います。

ただ難しいのは、わかっていてもできない。
目の前のルーティンになった出来事は当たり前すぎて気づけない。

根深いこの意識をどう消すか

今回、まだあったのかと気づいた「こうでないといけない」というだれかの基準を気にする意識。

気づいた時に捨てていくしかない地道な作業で、気づくことは改めて難しいなと感じました。

ですが、きっかけを見逃さなければ、「気づいた時に手放していく」ということができます。

・新しいことを始める(外注してみる、新しい商品を使ってみるなど)
・普段関わらない、お話する機会のない方との会話を持つ(プロに相談してみるなど)
・色々な方の実際のやり方を聞く(SNSやさまざまな配信媒体でケースを調べてみる)

このようなきっかけで、実は必要なかった自分の拘り気づければ、
あとはそれを手放していくだけ。
行動を起こして、試したり、誰かの話を聞いたり、外の世界からの刺激を大切にすれば気が付く頻度が上がりそうではないでしょうか。

これからも気づいた時がチャンス、どんどん身軽になりたいです。

<蛇足>
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