Geminiでも動く!ベクトル定義型プロンプト
本noteをお読みいただき, ありがとうございます.
前作に引き続き, Gemini Proの充実を踏まえて, Geminiで動くプロンプトも紹介していきたいと思います.
今回は, Gemini 1.0 proでもしっかりと良い成果物を返しやすいプロンプトをご紹介します.
その前に, そもそも, 大言語モデルがバックヤードでどのような推定をしているのか, その仕組みを少しイメージしてみましょう.
AI全般に広く活用されている推定イメージを持つことは, プロンプトエンジニアリングを考える上で非常に参考になると考え, 今回はあえてこのようなイメージを用いて, 説明してみたいと思います.
理想のオーダーをベクトルで表現できたら・・・
ChatGPTやGeminiに搭載されているTransformerの中身のロジックは厳密に公開されているわけではなく, また仮に公開されたとしても, 多くの人に理解されることは非常に難しいと言えるでしょう.
そこにはプロンプトエンジニアリングの多くのヒントが転がっているのだろうなぁ, と妄想を膨らませていたところ, 大まかにわかっていることだけでもプロンプトに一工夫できることを思い付きましたので, 本noteではそれをシェアしたいと思います.
では早速こちらをコピーしてGeminiやChatGPtなどにペーストしてみましょう!
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