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また星街がやってくれた。

 久しぶりのnoteになります。で、早速の本題ですが、星街の新曲がめちゃくちゃに刺さっているという話です。「ビビデバ」やばいです。何がすごいって、ついに星街からライブ映像として映える曲が出てしまったと。

 なんでそんなところかって、これまでの彼女には歌詞や曲調の雰囲気に一貫して漂う世界観を楽しむところが個人的にはあったんですよね。あくまでも聞かせる音楽といいますか。ライブ映像を何度も見ることは無かったんですよね。基本は耳で楽しむといいますか。少なくとも、一回見たものはもう見ることはないです。

 そんな中で、はじめて星街の中から見せつけられる音楽が生まれたというか。何回もライブ映像を見たくなるような音楽が生まれたなと。そういう新しい扉を開けたように感じるんですよね。MVもいろいろ評判は聞きますが、個人的には6周年記念ライブの映像が最推しです。

 これまでなんとなくライブ映像でわざわざ見なくてもいいかな〜という感じだったのが、逆にライブ映像で楽しみたいといいますか。なんか星街のキャラビジュアルと衣装や振り付けと舞台演出がちょうどよく組み合わさってるんですよね。特に振り付けがデカいです。ソワレを経て、より明らかに見せて踊らせて楽しませるよう設計された感がすごいといいますか。

 なんかこういう、もともとの声質やビジュアルのような強みを押し出し続けるのではなく、「ここもよくなればな」を着実に埋めていく活動をしているといいますか。ここが星街すいせいの魅力なんですよね。優秀な社会人のようにエンタメに携わっているといいますか。この節々に感じる堅実さが追っていたいという気持ちにさせます。高い完成度でまとまらない活動も含め、常に届く範囲から手を付けて試してる感が好きです。

 私は星街の配信をライブで見ないし、アーカイブもよほどでなければ見ないし。けどチャンネル登録はしていて、たまに良さそうなものが出たら見て。見始めても引っかかりがなければ見るのを辞めるし。でも、たまに出す一発が良くて。うまくは言えませんが、何に取り組むにしたってこういう積み上げ方をしていきたいというか。彼女のエンタメ活動への取り組み方が好きなんですよね。

 という訳で、少しでも気になった方は6周年記念ライブ映像を見てください。デカい一発のようで、これまでの実験の成果であり、星街すいせいの現在地が感じられるエンタメ作品だと思います。