ITエンジニアになって3年を振り返る(後編)
上記の続きです(投稿が遅くなりすみません🙏)
再度になりますが、書き殴りに近いので読みにくさはご了承ください。また全部読まなくて良いです。
3年目
ここでやることが一気に増えた。コーディング時間が減ったが、技術に対する情熱は変わらなかった。また、新しい変化としては「事業」や「チーム」への関心が芽生えたことです。そして少しづつできることが増えてきました
自分から提案して任せていただける機会を全力で手に入れる
とにかく挑戦しました
と言っても「やらせてください!」だけでは難しいので提案ベースでマネージャーに話していました。
「事実を集めた結果、今の現状がこうで自分はこういう仮説を持っていてこんな具体的な行動を起こしていきたいです」みたいな感じです。
しっかり事実を集めて仮説を立てて発言してみると「わかった。じゃあやってみようか」と背中を押していただける確率が高かったです。
そんなこんなでやってみたいことを相手に提案して全力でチャンスにしていくことを意識しました
この記事を参考にしました
コーディング以外のエンジニアリングで価値を出す
ありがたいことに開発リーダーを任せていただけました
開発スケジュール管理やアサインの相談、開発チケットの割り振り、メンバーの1on1、採用面接を業務で行うようになりました。
今まではコーディングで機能を作ることだけが価値だと思っていましたが、「違う価値の出し方があるのか」と気づくことができました
人に向き合いコトに向き合う。そして事業を支えるエンジニアを目指す
自分は自社サービスを開発していませんでした。しかし、自社サービスくらいプロジェクトメンバー全員がプロダクト開発(コト)に向かっていける組織を作りたいと考えていました
自分のいたチームは今まで「開発すること」だけを考えてきてしまったと自分は後悔していました。そしてこの環境を変えたいと強く思いました。
そこで自分が開発チームを主導するようになってから開発チームの意識改革を行いました。
それはただ開発するだけでなく何のために作るのか、どんな仮説を持って機能をリリースするのか、リリースした機能の反響はどうなのか(データやKPI)、その結果を踏まえて次にどんな施策を考えていくのか.. etc これらを徹底的に先方のPdMへヒアリングしました。
良いプロダクトを作るためです。良いプロダクトを作りたい思いはみんな同じです。その気持ちを少しづつ先方PdMへ伝えていく工夫をしていきました
やってみると良いことはたくさんありました
先方PdMは背景や機能で検証したい仮説を丁寧に説明してくださいましたし、開発メンバーは納得感を持てました。
また、開発チームから機能のスコープ提案や安全に機能をユーザーへ届けるための機能リリースを小出しに行う提案ができるようになりました。先方に喜んでいただける機会も増えました
また、機能開発後はデータ収集とデータ分析を行いプロジェクトメンバー全員が参加している会議で考察と次の仮説を説明いただきました。
だんだん開発チームは納得感を持って機能開発することが自然とできるようになりました。
もちろんいつでもなんでも上手くいくわけではなかったです。しかし、確実にチームは良くなりプロジェクト全体自体も良い方向に進んでいることを実感できました
人の成長を促し、チーム(組織)を強くする
一番忙しかった時で2つのプロダクトで開発リーダー、4人のメンターをしていました。メンターというのは大事な存在だと思います。メンターの行動一つ一つでメンティーの人生を大きく変える力があると考えているからです
先ほども話しましたが、1. メンタリングや人のモチベーションの上げ方、2. 好きな仕事へ打ち込める環境づくり、3. 安定感があって自立したチームづくりを頑張った2023年10月〜2024年03月でした。
メンバーのおかげもあり安定して自立した開発チームを作ることができたと思います。あまり柄ではないですが、「自分頑張ったかも」と思うことができました
ちなみに自分が影響を受けたしたものは下記になります
書籍
Team Geek
チームトポロジー
システム運用アンチパターン
GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた ドキュメントの活用でオフィスなしでも最大の成果を出すグローバル企業のしくみ
ブログ
技術カンファレンスに興味を持つ
ありがたいことに登壇をさせていただきました(スポンサーセッションですが)
コロナ禍が本格的終わってきてオフライン技術カンファレンスに参加できるチャンスが非常に増えました。
下記に参加した(登壇はしてない笑)オフラインカンファレンスを紹介しておきます。非常におすすめです。次回も参加したいです
JAWS DAYS 2024に関してはボランティアをさせていただきました
「普段会えない優秀エンジニアの話が聞ける」、「1日中技術について話せる」、「エンジニアとしての自分の今のレベルがわかる」というのは良いことです。
エンジニアとして社会に貢献したいと考えるとOSS活動が挙がると思いますが、技術コミュニティへの還元も立派な社会貢献だと思います。まだ還元できてないので頑張らねば…
4年目というか今後
ざっくり興味あることを羅列していく
現時点の考えなのでこんなものはすぐ変わるでしょう。
ITエンジニアとしてもっと技術を深掘りたい
やはり技術者として技術深めたいですよね。「具体的にコレ!」というのは定まってないので探すところからですね 笑
趣味のコーディングも今まで以上に楽しみたいです
エンジニアリングで事業に貢献したい
どうせやるなら事業貢献したいですよね
エンジニア = 作業者みたいな考えは百害あって一利なしなので引き続き「なぜ作るのか」の視点は大事にしていきたい(もちろん他にも大事な視点はあるのですが...)
一方、意固地になるのは気をつけましょう。要はバランスおじさんになりつつあります
自分が大好きな技術へ恩返ししたい
学生時代からの夢ですが、OSS貢献がしたい
まだコードを書いて貢献できてないのでここ頑張りたいです。「貢献したい!」という気持ちがあるとOSSへの興味がグッと上がりますので心持ちで変わるもんだなぁと感じております
自分の価値を作る
まだ自分の強みがない中途半端なITエンジニアです。
自分の強みを見つけて会社へ貢献していかなくては存在することすら許されなくなってしまうなと危機感を持っております。
理想は技術力で貢献ですが、なかなか壁が高い。死に物狂いで乗り越えていきます
おわり
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