見出し画像

今後のお金贈りとフォロワー全員お金贈りについて

追記(2月11日):この記事のスキ数が公開から1週間経った2月11日時点で10万件を超え、大きな反響をいただいております。2年以上続けてきた「お金配り」の意味やそこに込められた想いも、多くの方に知っていただけ始めている今、「お金配り」というキャッチーで人目を引くような強い表現はもう卒業したいなと思います。今後は、感謝・尊敬・応援の気持ちが込められた『お金贈り』にしたいと思います。(当記事内の表現も今後予定するものについてはすべてお金贈りに変更しています)


コロナで苦しい日々が続く中、少しでも明るい話題やきっかけを提供したいと始めた「毎日お金配り」もまもなく200日目を迎えます。今日は、200日目(2月8日)以降のお金贈りについて、そして今までのお金配りについて、さらに今回初めて発表する「フォロワー全員お金贈り」についても書きたいと思います。


◾️お金配りのきっかけ

2019年1月5日に実施した「100人に100万円、総額1億円を配るお年玉企画」がお金配りを始める最初のきっかけです。当時は、前職ZOZO社の初売りセールをさらに盛り上げるために、個人でできる面白いことないかなーという、単純なノリで始めた企画でした。


◾️その後の反応

その後の反応は想像を上回るものでした。RT数がTwitter世界最多記録(のちにギネス世界記録に認定)となり、Twitter上に限らず、テレビ報道も含め多くのメディアがこのお年玉企画を連日報道しました。たったの数日間でフォロワー数が約50万人から600万人以上に増え、何をツイートしても必ず数万件のいいねやRTがつくようになり、Twitterの拡散力をまじまじと肌で感じていました。リプでいただくコメント数も数十倍に膨れ上がり、何時間もかけて目を通す日々が続きました。それまでは、経営者前澤やZOZO社に対する意見や要望のコメントがほとんどでしたが、お年玉企画以降は、お金に困っている人や、お金がなくて挑戦に踏み出せない人などからの、お金の不自由を訴えるコメントが大多数を占めるようになりました。


◾️お金ってなんだろう

そもそも僕自身、お金のあり方や、日増しに格差を生む現行の資本主義の仕組みなど、お金がらみの世界中の歪みに違和感を覚えていたこともあって、毎日のように寄せられる皆さんからのお金に関する切実なコメントを眺めているうちに、何かできることはないのか、お金っていったい何なんだろうとか、ごちゃごちゃとお金のことについてばかり考えていました。


◾️最初の当選者

最初のお年玉企画では100人の当選者を決めました。応募時のリプコメントなどを参考に、何かに挑戦しようとしている人を選んだり、ランダム抽選(プログラムで無作為に決定する方法)で選んだりしました。その後100万円をお配りしたところ、喜びの声をツイートする人、こんな風に使ったよという報告のツイートをする人、様々な反応がありました。何かに挑戦しようという人の反応は特に嬉しく、皆さんの挑戦に立ち向かう状況など、こっそりとツイートを追いかけて見ていました。中には100万円が当たった当選者としてテレビの取材を受け、自分の挑戦や活動を宣伝している人もいて、そんな姿を見ながら、やってよかったなーとしみじみと思っていました。


◾️自分にできること

今まで寄付やチャリティーには積極的に関与する方でしたが、なんとなくNPOや団体にお金を出すだけでは人任せな気がしていました。そんな中、ノリで始めたお年玉企画を通して、一人一人の挑戦や課題に耳を傾け、それに対して100万円のお年玉、つまり金銭的な支援ができるという、そんなダイレクトなお手伝いができることに大きな可能性とやりがいを感じました。自分にできることはこれかも!ってその時思いました。


◾️その後のお金配り

その後もいろいろなお金配りを続けました。ひとり親を応援するもの、なぜかカップルを応援するもの、歌を歌う人、モノマネをする人、漫画を描く人を応援するもの、児童養護施設の子供たちへのクリスマスプレゼント、ベーシックインカムのヒントにしようと実施したもの、、、今までに総額約27億円をお配りしてきました。そして、コロナの状況が日々厳しさを増す中、昨年の7月24日からスタートさせたのが、毎日10名に10万円をお配りする毎日お金配りです。この毎日お金配りの抽選方法はランダム抽選としています。このコロナ禍、ほとんどの人がそれぞれでそれぞれの苦しみを抱えているはずだ、特定の誰かを選ぶのではなく、毎日たったの10名にはなってしまうけど、ランダムに選ばれた誰かのお役にはきっと立てるはずだ。そんな思いで始めた毎日お金配りももうすぐ200日目です。


◾️今後のお金贈りについて

注:今後は「お金配り」→「お金贈り」となります。

前段が長くなりましたが、200日目(2月8日)以降のお金贈りについてはこのようにしたいと思います。

まず、毎回の対象者を絞ります。基本的には困っている人や何かに挑戦したい人を対象とします。

例えば「学費の支払いが困難な学生」や「犬猫の保護活動に挑戦したい人」のような感じです。

そして、いつどんな人たちを対象者としてお金贈りをするのかを今後は事前に公表していきます。今までのように突発的に実施したり、ランダムに抽選したりするのではなく、支援したい対象者の方々に情報もお金も今まで以上に届けやすくしたいと思っています。

さらに、どのような対象者にお金贈りをするのかを事前に公表することで、それなら協力したいという支援者も増やしていきたいと思います。

先日行ったコラボお金配りの募集でも、名乗り出ていただいた方々の中から「特定の対象者に絞って支援できないのか」というリクエストを複数いただきました。

無作為に当選者を選ぶランダム抽選のお金贈りより、具体的な支援先や対象者がはっきりとしたお金贈りの方が、協力してくださる方も増えそうです。

支援者を増やすことで、お金贈りの総額をもっともっと増やしていき、多くの方々に支援が行き渡るように頑張りたいと思います。


◾️毎日お金配り→毎週お金贈りへ

また、2月8日から毎日お金配りを「毎週お金贈り」に変更します。対象者への事前告知やエントリー受付、対象者の中からの抽選や選定作業、コラボや協力をしてくださる支援者の皆さまへのお声がけ、などなど、お金贈りをより充実させ、支援額を拡大していくためにも、時間的な余裕をもってしっかりと取り組んでいきたいと思います。


◾️最初の毎週お金贈り

最初の毎週お金贈りは2月8日にスタートします。対象者やエントリーの方法などはまた当日に改めてツイートでお知らせしますので、楽しみにお待ちください。

今後の毎週お金贈りの対象者とスケジュールはこちらの特設ページをご確認ください。
お金贈り特設ページ


◾️フォロワー全員お金贈り!?

そして、大発表です!笑

Twitterフォロワーの皆さま全員(希望者)を対象としたお金贈りを年内に実施します。

お金配りの内容や方法が日々変化していく中、極めて低い当選確率にも関わらず、リツイートやリプなどで協力してくださってきたTwitterフォロワーの皆さまに対して、恩返しとして今年中のどこかで全員(希望者)を対象とした「フォロワー全員お金贈り」を実施します。実現させるためのシステムやもちろん資金も準備中ですのでこちらも楽しみにお待ちください。今からフォローしていただいても間に合いますので是非Twitterで前澤友作をフォローください。


◾️目指しているもの

結局、何がしたいのかよく聞かれますが、すごくシンプルに言ってしまうと「民間主導の富の再分配」をもっと盛り上げ「寄付が当たり前の世の中にしたい」と思っています。日本は生活保護など各種セーフティーネットが充実した国ではありますが、実態としては困っている人はまだまだたくさんいますし、お金が理由で挑戦を諦めている人もたくさんいます。そんな人たちに対して、個人から個人への感情の伴った富の再分配が「寄付」として行き届くようになり、それが当たり前の世の中になっていくことで、一人でも多くの人が救われ、一人でも多くの人が挑戦に挑むことができ、一人でも多くの人が夢を叶えることができるような社会になると素敵だなと思います。


◾️寄付文化の醸成

個人間での寄付がもっともっと当たり前に活発になれば、寄付を受け取る人が恥ずかしがったり遠慮することなく助けを求められるようになるでしょうし、何かに挑戦したい人は遠慮なく自分のチャレンジを宣言し支援者を探せるようになると思います。また、寄付する人は堂々と寄付を公表するようになり感謝と尊敬を集めながら、自分の寄付に想いやメッセージを乗せ、支援したい分野や人たちに積極的に寄付するようになるでしょう。


◾️最後に

持ちつ持たれつ、という素晴らしい言葉が日本にはあります。お互いがお互いを支え合い励まし合えるような明るく笑顔の多い社会になるよう、微力ではありますがより一層尽力していきたいと思います。たらたらとした長文にお付き合いいただきましてありがとうございました。


参考までにこちらの記事も貼っておきます。
最終目標はお金をなくすことです!笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?