粟谷佳司

博士の研究と読書と日常/経歴: 同志社大学博士(社会学)。トロント大学・ヨーク大学共同…

粟谷佳司

博士の研究と読書と日常/経歴: 同志社大学博士(社会学)。トロント大学・ヨーク大学共同アジア太平洋研究センター客員研究員、慶應義塾大学研究員、立命館大学准教授を歴任/新刊『表現の文化研究 鶴見俊輔・フォークソング運動・大阪万博』新曜社/現在は新書執筆中/

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読書日記5月30日

6年前のFacebook。 研究のメモ。 清水靖久「戦後民主主義と丸山眞男」『思想』2018年6月号。 この論文は、東京女子大学丸山眞男文庫の資料も使って「戦後民主主義」について丸山眞男を軸に考察していて、とても刺激的だ。やはり、最近のトレンドの一つはアーカイブと実証分析だろう。自分自身の助成研究もこれまでの続きで基本的にはこのラインだけど、分析する方法論についても考えている。 この論文は、丸山眞男文庫などの草稿から、丸山の「戦後民主主義の「虚妄」にかける」という有名なフ

    • 日記5月28日

      今日は助成研究実施報告を送信、図書新聞の校正ゲラも送付。 少し風邪気味で体調が悪いので、今日はメモを整理する。 鶴見俊輔の自筆ノートを読む。

      • 日記5月27日

        朝、横浜からJRに乗ったら人身事故で電車が止まる。渋谷で止まったので東京メトロに乗り換えて少し遅れて到着。調べものは収穫あり。 夕方は疲れたのですぐに帰路につく。弁当は鮭の海苔弁当だった。 帰宅後、少し書類を書く。

        • 日記5月26日

          今日は東京で室謙二さんを囲む懇親会に出席した。 初めてお会いしたのだが、和やかな会でとても良い雰囲気だった。 そこで、いろんな話を聞く。元ニューミュージック・マガジンにいた方とか。ジャーナリズムの話とか。 二次会を失礼して横浜中華街で夕食を食べる。

        読書日記5月30日

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          日記5月25日

          今日は明日の準備。 新書原稿は9万7千字。久しぶりに軽量MacBookの電源を入れて書く。明日持っていくために充電する。 ブルデューについて書かれた英書を読む。 Derek Robbins.The work of Pierre Bourdieu.Open UP

          日記5月25日

          日記5月24日

          今日は新書原稿の推敲はお休みして、書くことを考える。 昨日、図書館で貸し出しが出来ない『すばる』を読んで面白かったので烏丸のくまざわ書店で購入。 アマゾンから、Derek Robbins.The work of Pierre Bourdieu.Open University Press.1991が来た。 昨日から読んでいる『2028年 街から書店が消える日』プレジデント社を読む。

          日記5月24日

          日記5月23日

          今日は高田渡を聴く。Spotifyにはないうたのバージョン。やっぱりCD。 このアンソロジーの4枚目はフォークキャンプの音源が収録されている。

          日記5月23日

          日記5月22日

          朝、報告書類を送付する。もう一つあるのだがとりあえずほっとする。 夕方、ブックオフから帰りにメールを開くと図書新聞から来月掲載の書評のゲラが来る。校正していく。ブックオフでは、『鯰絵』岩波文庫を購入。 新書関係では、鶴見俊輔を再読して新しいことを発見した。まとめていきたい。 今日は、『思想』2024年5月号を読む。

          日記5月22日

          日記5月21日

          今日は締め切り近くの文書を書きながら新書原稿を推敲する。新書原稿は9万6千字になった。 新書関係で鶴見俊輔について読み直して、新しい知見を得た。これは博士論文では書いていないこと。着実に自分の研究は進んでいる。 という訳で、今日は『鶴見俊輔著作集』を読む。

          日記5月21日

          日記5月20日

          新書の初稿が書けた。9万5千字。 今日は報告書類関係を見直す。本の置き場所も少し変えていくつかの本を取り出す。 岩波文庫の新刊、ハインリヒ・マン『ウンラート教授 あるいは一暴君の末路』に興味があったので購入。

          日記5月20日

          日記5月19日

          今日は日曜日でゆっくりした。 午後から新書の初稿を推敲して93351字。とりあえずもう少しだが、まずは書けたことで山は越えた。これから書き足していくのみ。 その関係で真壁仁『詩の中にめざめる日本』岩波新書、1966年を読む。復刊されたものだが新書は良い。

          日記5月19日

          読書日記5月19日

          ドゥルーズと68年にはスピノザが関係していると合田正人氏が朝日カルチャーセンターで講座をやるそうで、興味を持って「スピノザとゲルー氏の一般的方法」を読む。重要な論考らしいが『無人島1969-1974』河出書房新新社、2003年にのみ収録ということで古書で購入。 ドゥルーズはイマイチ面白いところがわからないのだが、それは哲学史の議論に関係していると思われる。むしろ創出した概念は現代社会の分析としても受容されていて、それらをまとめながら考察した書物『ドゥルーズと芸術』もあるとい

          読書日記5月19日

          日記5月18日

          今日は午後荒波バラ園に行って、それから彩都のすみれの湯で温泉と岩盤浴。 岩盤浴ではあまりに気持ちよくて少し寝そうになった。スッキリした。 今日の読書はドゥルーズ。ドゥルーズと68年にはスピノザが関係しているとの議論があり、「スピノザとゲルー氏の一般的方法」が『無人島1969-1974』河出書房新新社、2003年にのみ収録ということで古書で購入。読み始める。

          日記5月18日

          日記5月17日

          今日は家族の誕生日でお祝いをした。 講義終わりに急いで帰った。 今日は高田渡を聴く。 URCのフォーク・キャンプは音源が発売されているが、1969年のみがLPで出ていた。CDでは1968年のライブの模様も聴くことが出来る。 『高田渡アンソロジー』はシングルバージョンやフォークジャンボリー、フォークキャンプ、プロテストソング大会のライブも収録されている。

          日記5月17日

          日記5月16日

          今日は月末に初めてお会いする方を囲む会合と立教大学での資料調査のための調整。2月以来の東京。 会合は、1年前の5月20日に評論家の中部博さんへのインタビューを行ったこととも関係する。中部さんは、2月の私の著書の出版記念パーティにも来ていただいた。西岡恭蔵について書いた『プカプカ』(小学館)の著者。70年代はNHK「若い広場」の司会もされていた。 今日はスタンリー・カヴェルの『理性の叫び声』講談社メチエが届いた。Wikipediaによると、カヴェルの60年代の活動に興味を持

          日記5月16日

          日記5月15日

          これから日記をつけてみようと。2024年5月15日から始めます。 今日も報告書類を書きながら、もうすぐ書ける新書の原稿を推敲しながら書く。読み直してみて、なかなか良いものが書けていると自画自賛したくなる。 図書新聞の書評は来週には校正ゲラがPDFで届くとのこと。こちらも良く書けた。 今日はゴミの日だったので、庭のベランダを掃除してプラスティックケースに入れていた本や書類を一部処分した。 夕方にはある件で電話。ガス会社の検知器の交換でガスショップの人が来た。うちの場所が

          日記5月15日