問題クリエイター
こんばんは。
心理カウンセラーでブロガーの大山です。
4月に入り新しいことが始まった雰囲気ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
自分は何も変わらないと思っていても、周りが変化するとどうしても変わる雰囲気になりますのでペース配分は十分お気をつけください。
では、本日は「問題」について
問題というのは、仕事であったり身近な人間関係だったりが該当するのですが、あってしかるべき問題と、わざわざ創り出す問題があります。
ほとんどの場合、出来事があって問題が発生してしまう場合が多いと思うのですが、わざわざ無かったところから創り出す問題も考えてみると結構ありそうなんです。
例えば、突然どこかから来た上司みたいな人に「最近、何か問題ある?」と聞かれたとしましょう。
いつも通りの仕事をしていて、特に問題がなかったとします。
ですが、問題ないですと答えているでしょうか。
わざわざ創り出してませんか。
本当に問題であれば、問題視して解決に向かう方法を常に考えているはずなんですが、そこまで問題ではないのにも関わらず、不満などを口にしてしまう。
心理的に考えてみると、問題を自分の他に移して自分を守ろうとすることになります。
そうすれば、自分に攻撃が来なくなるのではないか、という浅はかではありますが自然に出てしまうことがあります。
ただ、問題を創り出して自分を守ろうとしているだけ。
言わなくては解決しない問題ももちろんあります。
今言ったからこそ、外部の力が働いて過ごしやすくなる場合もあるんです。実際。
ですが、特に何も思ってないところから問題を発生させることによって自分が助かるかというと全くそんなことはなく、おそらく悪い方向に進んでいきます。
なぜなら、なくてもいい問題をわざわざ創り出してしまっているからです。
大きな企業でしたら、4月というのは監査のようなものが入ってくるかもしれません。
小さな企業でも、上層部が見に来て、突然質問されるかもしれません。
そこで何も問題ありません。
とは、なかなか答えられないものです。
実は、職場などでは問題しかないからです。
ただ、言うほどの問題ではなく、常に抱えている問題。
人間関係などのモヤモヤはなくなることはありませんよね。
10人いたら軽く10個くらいは問題がありますし、毎日日替わりで問題は起きます。
どこから問題なのかは別として大なり小なり問題は起きてます。
私が一番問題だと思うのが、日ごろの問題を大きく膨らませても何も得しないし、自分の居心地が悪くなるだけということです。
ただ、私にも心当たりがあります。
上司が現場に来て、最近問題ないかと言われたときに、そうでもない問題をさも困っているかのように答えて、自分を守ろうとしたことがあります。
何か言わないと、何も考えてないと思われそうだったからです。
つまり、ただ自分を守るため、もっと言うとその場を取り繕って自分は大変なんだと思ってもらいたかったからです。
情けない。
どうでしょうか。
情けないとまでいくと言いすぎかもしれませんが、言わなくてもいいことを言ってその場の自分を守ろうとしてないでしょうか。
今からでも遅くありません。
ちょっとだけそのときの自分を俯瞰してみてください。
自分だけのために嘘とまではいかなくても、言わなくてもいいこと言ったなぁと思うのであれば、問題の創作活動はリスク管理など業務に関わることにしておきましょう。
線引きは難しいんですけど。
ということで、本日は問題のクリエイター。
問題をクリエイトするな、をお送りいたしました。
それでは、また
おやすみなさい
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