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最近の小麦事情

東南アジアは熱波が押し寄せてきているというのに、我が家のリビングの冷房からは雨漏りが。漏電が怖いのでリビングの冷房は基本的に切り、寝室の冷房を低めの温度で点け、扇風機で送風している今日この頃。
一番暑い夕方にはジムに逃げる、という作戦をとっている。

暑さに参りそうになるのだけど、良いこともある。
パンの発酵がなかなか上手くいく!
先日は初めてスキムミルクを使って食パンを作ってみた。
今まで作っていた食パンはスキムミルクなしで、それはそれで美味しかったけれど、食感が少しむぎゅ!という感じ。スキムミルクを入れるとふわふわになる。焼き色も綺麗につくらしい。
バターロールも、スキムミルクを入れるレシピなので今度作ってみようかな。


3月に行った台湾旅行で買った小豆を使ってあんこを作った。
なぜわざわざ台湾で小豆を買ったかというと、フィリピンの小豆で一回いや〜な思いをしたから。
(※虫の話をしているので読みたくない方は10行ほど飛ばしてどうぞ。)
フィリピンでも小豆はMongoという名前で売っている。
あんこを作りたいなあと思い、いつものスーパーで購入。
早速作ろうと袋を開け、小豆を洗うためにザルに取り出したところ、小豆と一緒にドバッと黒い小さい粒のような何かが大量に出てきた。
小豆の皮か?とか思って洗おうとしたところ、黒い小さい虫だった。多分乾物や米などに発生してしまう奴。
「うわあ・・・」と思い、ゾッとし、スーパーを恨む。一匹二匹ならまだしも、何十匹もいるってどういうこっちゃ。夫に助けを求め、綺麗に洗ったけれど、食べる気が起きず、勿体無いが捨ててしまった。
ああ、あんこ・・・私のあんこよ・・・

余談だが同じようなことがパスタでもあった。パスタを常温保存していたら虫が発生してしまった。そして泣く泣くパスタを捨てたことが2回ほど。
やはりそれなりに気温が高いので、虫も発生しやすく、輸送中の環境もそんなに良くないんだろうなあ、と実感。乾物は冷蔵庫保存マストになった。

そんなこともあって、台湾のスーパーで完全密閉されている美味しそうな小豆を発見した時に買ってしまったのだ。
小豆を水に4〜5時間ほど浸し、茹でこぼし、豆が柔らかくなるまで水を継ぎ足し継ぎ足し煮る。久々のあんこ作り、貴重な小豆なのでネットでレシピを確認しつつ、小豆の45%ほどの砂糖を入れて完成。
非常に美味しくできて、大満足。苦い記憶も少し緩和された。

ぐつぐつ
過去一美味しそうにできた。

食パンと一緒にあんバタっぽくして食べたり、あんまんも作った。
あんこを作っている時、その香りに癒された。「あーいいにおい」と自然と独り言。デパ地下の和菓子屋さんを思い出した。
小さい頃は、団子はあんこよりみたらし派、おはぎはきなこが好きだった。あんこが好きな母や祖母が不思議だったけれど、今はその気持ちが分かる。
大人になるにつれて、あんこの良さが分かってきたし、好きになっている。
小豆のほっくりした感じと、甘さが良い。

肉まんっぽく包んでるのもあるけれど、全部あんまん。
あんバタ


そして今日はおやつに蒸しパン。
干し葡萄が余ってたので、レーズン蒸しパン。
薄力粉が足りなかったので、半分くらい強力粉で作ったけれど、なんだかんだ上手く行った。むっちりして美味しかった。
蒸しあがって、せいろの蓋を開け、蒸す前よりも何倍も大きく膨らんでいる蒸しパンを見る瞬間が好き。おおー成長したなあって。


もう少ししたら暑くなってきそうなので、ジムにでも行こうかな。ウォーキングするだけだけど。

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