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日常日記

最近のこと、つらつらと。

散歩道のこと

住んでいるコンドミニアムの裏に、ゴルフ場がある。
それに沿って1.5キロ程の舗装された道があり、今日は1歩も外に出ていないな…という日はそこを歩くようにしている。
散歩にしか使っていないので、私は散歩道と呼んでいる。
涼しい朝と夕方には、ランニングする人や、犬の散歩、赤ちゃんのいるベビーカーを押す人たちなどで賑わう。
端から端まで歩くと結構カロリーが消費される気がするので、調子がいい日は2往復など、その日の気分で歩く距離を決める。
ちらほらと花も咲いていて、日本ではなかなか見ない花の種類が多く、写真を撮りながら(iPhoneで)歩く。
皆、何を考えながら歩いているのかな、ということを考えながら、歩く。

可愛い青い花
鮮やかなピンク


カフェ巡りのこと

日本にいる時から、カフェが好きで、よく色々なところに行っていた。
カフェ特有の落ち着く雰囲気、美味しいコーヒー、トーストなどの軽食が大好き。
英語力と度胸が少しだけついてきたので、気になるカフェに一人でも入れるようになり、フィリピンでもちょこちょこ巡っている。
が、こちらのカフェで日本のような落ち着きや、喫茶店感は期待しない方が良いみたい。
爆音でBGMが流れている店もあるし、店員さん達が愉快にワハハと笑っていたりする。誤ってMサイズを頼んでしまうと、とても量が多い。食べ物もアメリカンテイスト。
でもコーヒーが美味しいお店もある。日系のカフェだと、店員さんが拙い日本語で「いらっしゃいませー」と言ってくれるのが可愛らしい。
カフェだけでなく日常の些細なことにおいて、すぐ日本と比べてしまうので、違う国にいるのだから自分の中の常識を少しだけ非常識化してモノを見ることも大切かもしれない。
住んでいるBGCにはおしゃれなカフェが増えつつあるので、これから巡るのも楽しみ。爆音BGMをお供に。


because coffeeというおしゃれカフェ。
店内は白を基調とし、洗練された雰囲気。土日はかなり混んでいる。


せいろのこと

先月からせいろが新たな台所アイテムに加わった。
夫のご両親から結婚祝いに頂いた、照宝のもの。
「照宝のせいろ」はずーっと憧れていたので、説明書を何度も読んで初めて使った日から、週2〜3のペースで登場している。
お手入れや使い方が難しそう、と思っていたのだけど、全くそんなことはなくて、使ったら濡れ布巾で拭けばOKだし、火にかけて蒸している間はほったらかしにして、他の台所作業ができるので、とても楽ちん。
ウー・ウェンさんの蒸し料理の本を買い、載っている豚肉とレタスの蒸し物を作った。一見豚しゃぶと同じ料理なのだけど、茹でて作る豚しゃぶとは一味違う、旨味がギューっと凝縮された料理になった。
肉も野菜も、茹でると少しだけ旨味がお湯に逃げてしまう気がするけど、蒸すと、旨味も油も適度に残って美味しい。
どんどん使い込んで、味のあるせいろに育てたい。


きのう何食べた?のカオマンガイのこと

漫画も大好きな、よしながふみの「きのう何食べた?」は、今シーズンのドラマも放送されているのでTVerで見ている。
漫画の雰囲気をとても上手にドラマに引き継いでいて、シロさんこと西島さんも、ケンジこと内野さんも役にぴったりハマっている。
特に大きなことは起きないけれど、人生で向き合うことになるであろう家族のこと、パートナーとの関係、仕事のあれこれ、様々な人間関係を丁寧に描いている。
それに加えて、物語の軸になる料理の美味しそうなことよ…
しかも手順も難しく無いので、作ってみよう!という気になる。
第8話だったかな、カオマンガイをシロさんが作っていた。
とても簡単そうだったし、フィリピンで買うお米は少しパラパラしているので、カオマンガイのライスに絶対に合う!と思い、先日作った。
レシピは漫画やドラマで確認できるので書かないけれど、簡単に手に入る生姜、鶏肉に加えて、私の大好きなパクチー、ナンプラー、あとは台所にある基本調味料で作ることができる。
その日買い物に行ったら骨付きもも肉しか売っていなかったので(フィリピンは骨付きの鶏肉の方がよく見かける)、そこだけ少し食べにくかったけれど、骨の周りまでしっかり完食し、自己肯定感が少し上がるくらい美味しくできたのだ。

シロさんのミートソースも私の中では定番となっている。
漫画のミートソースのページを何度も見ながら作ったなあ。


カオマンガイの日。



#エッセイ

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