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好きなスポーツの嫌いなところ。

私はサッカーが好きだ。
小さい頃からずっとしてる。
小さい頃からずっと観てる。

サッカー仲間から、フットサルのお誘いや試合の助っ人を頼まれたときは、連絡が来ただけでウキウキワクワクしちゃうし、暇なときに何か動画を選ぶときは、結局サッカーのハイライト動画を選びがちだ。

しかしながら、サッカーの嫌いなところ。
これどうにかならんか的な部分もある。

それは、選手が審判に詰め寄りがちなところだ。

もうこれは、全然よくない。

プレー中、選手がエキサイトする気持ちは分からんでもない。しかし、サッカー選手は、ジャッジに不服なとき、すぐ審判に詰め寄る。

ラフプレーを喰らったとき、選手同士で詰め寄り合いをする。オラオラとガンをつけあうシーンもよくみる。

サッカーは詰め寄りが多すぎる。もう何でもかんでもしょっちゅう詰め寄りすぎ。

で、詰め寄り頻度が高いから、詰め寄り価値が低い。ゆえに詰め寄ったとて、効果も薄い。

観ているこちらとしては「あーあ、またやってるよ」感が漂う。とっととプレーに戻りなさいって気持ちになる。

さて、野球の場合で考えてみる。

野球選手が審判やピッチャーに詰め寄ると観ているこちらとしては「お!どうしたどうした!?乱闘か!?」感が出てくる。

何とも言えないワクワク感というか「おやおや?!何事何事!?」感が試合を一度中断してでも見たい気持ちになってくる。

それは、野球選手が普段あんまり詰め寄らないからだ。

詰め寄り頻度が低いから、詰め寄り価値が高くなる。詰め寄られた側もヒヤッとするだろう。観てる我々も貴重な場面に立ち会えたラッキー感を味わうし、野次馬根性が騒ぐ。

何なら乱闘シーンは、ベンチの人たちも出てきて、チーム戦で喧嘩に発展。観ている分には、特別感もある。少人数でキャンキャンいうのではなく、チーム戦の喧嘩は、迫力があり、観ていて面白い。

ラグビーならば、どうだろう。
ラグビーは、そもそも審判に詰め寄らない。

審判もそこそこガタイがいいし、そもそもの詰め寄り効果が薄そうだ。

そして、ラグビー選手は、詰め寄り行為がチームのためにならないことを知っている。ムキムキが行き着いた先の達観した境地とも言える。

サッカーに至っては、選手だけでなく、ベンチもよく怒ってる。監督でさえ怒ってる。なんなら試合後の会見でも平気で怒ってる。

サポーターもよく怒ってる。ブーイングとかしちゃう。試合終わった後、選手に詰め寄るサポーターもいる。

みんな怒りすぎだし、みんな詰め寄りすぎだ。

コロナ禍でソーシャルディスタンスを学んだはずなのに、サッカーに至っては、すぐ詰め寄る。

その点に関しては、全然よくない。
昔からずっと全然よくない。


・こぼれ話

といいつつも、サッカーの詰め寄りシーンも面白かったりするし、嫌いな部分ではあるものの醍醐味なとこでもあるような気もします。

審判との距離が近いので、冷静な選手がジャッジに関して割って入ったり、審判とコミュニケーションを良好に保つのも勝ち試合にするために必要な要素です。

テクノロジーのおかげで、ミスジャッジが減りまくった今のサッカーで、審判に選手が詰め寄るシーンは、ある意味で人間らしい側面なのかもしれません。

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