見出し画像

お伊勢さん 2日目


2日目のメインは『神宮』の内宮。
二見浦の朝日は曇り予報のため既に諦めていたので、ゆっくりとホテルのレストランで美味しいバイキングを……と思ったが、まあ、並んでますわね。

並んでまで食べたいとも思わなかったので、そのままコンビニへ。
ちなみに伊勢市駅周辺にはコンビニがほとんどありません。
すぐ隣駅の近鉄宇治山田駅の中にファミマがあったので、ぶらり朝散歩。

おにぎりと味噌汁を購入してホテルへ。
レストランはまだ混んでいるよう。

内宮へは伊勢市駅からバスが妥当と考え、乗車。
今はバスもほとんどICカードが使えるので便利ですね。

途中まではすんなり走っていましたが、猿田彦神社近くになると渋滞が激しくなりました。
Googleマップで位置を確認し、後は徒歩で行くことを決断。

猿田彦神社の裏手に不思議なスペースがありました。

この田んぼはお祭り(御田祭)のためのものでしょうか。

この辺りで降車したので、伊勢参詣の名所『おかげ横丁』を通って内宮へ行くことに。

予想をはるかに超える人出で、正直ぶったまげました。
おそらく「神宮奉納大相撲」がこの日開催というのもあると思いますが、それにしても凄い。
店を見る余裕などなく、ひたすら内宮を目指しました。
(写真は帰りに内宮側から撮ったものです)

いや、神社界のラスボス、お伊勢さんですから、このくらい人出があってくれないと逆に悲しいとさえ思いました。
神頼み文化はいい意味で日本人らしさの一つだと思います。
ここに来る人も、皇族ファンだけではないでしょう。
八百万の神の一つと思って伊勢へ来る人もきっと多いと思います。
それがゆえに、本来一般人が賽銭をすることができない神社ですが、形式上、簡易的に箱を置いていますからね。
ええ、私もお賽銭、投げて来ましたよ。
八百万の神が好きなもので。

さ、いざ内宮へ!

桜は五分咲きくらいでした。


……大相撲、まさに土俵入りの少し前だったようで、人出がピークだったようです。
正宮へ行く道中にばったり。
ちょうどミラーレス一眼(望遠レンズ装着済)を首に下げていたのでパシャリ。

関取、神社に合いますね~。

内宮は外宮よりも開かれた感じがしました。
川や橋があるからでしょうか、やはり平地の外宮とは違って自然要塞のような、水滸伝の梁山泊をイメージしました。

正宮はこの階段下からしか撮影はできません。
先の外宮も撮影できる範囲がありました。
それでいいと思います。
写真はあくまで記録で、旅の目的は経験です。
映える写真に大した価値はありません。

この日は初夏の陽気になると、かねてより天気予報が伝えておりました通り、気温はぐんぐん上昇。
薄着とはいえ、身体が夏仕様にはなっていないので結構ダメージが大きい。

それでも帰りは五十鈴川駅まで歩くと決めていたので、Googleマップを確認。

と、その前に大相撲。
そう、実はこの奉納大相撲のチケットを事前に購入していました。
『お伊勢さん 序』に書いた通り、この旅は母の形見のガラケーを持ってきています。
生前母は相撲が大好きでした。
唯一の趣味が相撲だったのではと思うくらいに。
幕下くらいまでの力士であれば、ほとんど顔を見て四股名が出てくるくらいです。
伊勢旅行を決めた後、この巡業が行われることを知り、チケットを買いました。

それが内宮近くにある神宮会館の特設土俵で行われるのです。
といっても、実はこの相撲、外宮で行うと思っていたのですが、神宮会館の前を通った時に異変に気づき、ネットで場所を再確認。
おお、ここでやるのではないかい!
よかった。

ということで、神宮会館の裏手、といっても急な斜面を登ったところのある特設会場へ。

相撲自体はトーナメントがあり、夕方にかけて盛り上がるのでしょうが、そんな時間はありませんし、ずっと見てるほど相撲ファンではないので、雰囲気を味わい、ガラケーで写真を撮ってこの地を後にしました。
ごめん、おかん。

最期に、どうしても伊勢エビが食べたく、昨夜の立ち飲み店主が教えてくれたお店へ立ち寄るも、お刺身8000円はさすがに無理と思い、諦めて五十鈴川駅へ向かう道中、おしゃれな洋食屋を発見。
お、伊勢エビカレー(3000円)がある!

ということで入店。
思いがけずお上品なお店で伊勢エビをいただくことになりました。

本当はもう一か所見たい場所がありましたが、既に体力の限界に。
また来るよ伊勢、ということで無理をせず、新幹線の時間を早めて帰宅することにしました。
いや、やはりネットは便利ですね。
スマートEXで時間変更もすぐにできます。

お土産には定番の『赤福』を。
なんだか黒糖と白あんバージョンもあったので一緒に購入。
とても美味でした。

終わり。

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム