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立浪竜また最下位転落…リーグ10勝一番乗りを決めた試合以降、4勝12敗2分で6カード連続勝ち越し無しに…一体どうしたドラゴンズ!?

5/6 中2-0巨 ○
5/7 中0-2巨 ●
5/8 中1-4巨 ●

~試合結果~
5/6 中2-0巨 ○

先発は梅津晃大投手今回の試合はなんとルーキー尾田剛樹選手が8番センターでプロ入り初スタメン!!
さらに1番レフト福永裕基選手、3番サード石川昂弥選手、5番ファースト中田翔選手と新たな試みとなる打線に!!

そんな打線は初回、巨人先発横川凱投手から福永裕基選手の四球から細川成也選手がタイムリー2ベースヒットを放ちドラゴンズ先制!!

さらに3回表には村松開人選手、石川昂弥選手の連打からまたしても細川成也選手が2打席連続タイムリーを放ち、さらにこれで7試合連続マルチ安打!!

一方梅津晃大投手も前回登板の反省を活かし、荒れ球ながらも巨人打線を力で抑え続け無失点ピッチング!!

しかしながら6回表、1死走者なしの場面でベンチは好投を続けていた梅津晃大投手から斎藤綱記投手へ交代となり、結果梅津晃大投手は5回1/3イニング無失点、被安打1と素晴らしいピッチングとなりました。

斎藤綱記投手は続く丸佳浩選手にヒットを浴びるも、後続のルーキー佐々木俊輔選手を併殺打に打ち取り、僅か2球で抑えるピッチングを披露!!

7回表も斎藤綱記投手がイニング跨ぎとなりましたが、先頭の吉川尚輝選手にヒットを浴びたところで、清水達也投手へ交代となり、その清水達也投手も巨人の反撃を食い止め無失点!!

8回表は下剋上ストッパー松山晋也投手が先頭の代打長野久義選手に2ベースヒットを浴び無死2塁の大ピンチを作るも、後続を力で捩じ伏せ無失点!!

そして最後は竜の守護神ライデル・マルティネス投手が最後の最後に岡本和真選手に2ベースヒットを浴びましたが、圧巻のピッチングで巨人打線の反撃を捩じ伏せ、ドラゴンズ2連勝&完封勝利となり借金返済!!梅津晃大投手は今季初勝利となりました!!

5/7 中0-2巨 ●

先発は涌井秀章投手中5日での先発登板であり、前回登板は初回すら投げきれずKO降板という涌井秀章投手らしからぬピッチングとなってしまいましたが、今回は前回の反省を活かし、巨人打線を巧みな投球術で凡打の山を築き上げる!!

一方そんな涌井秀章投手を援護したい打線でしたが、巨人先発の中日キラー山崎伊織投手の前にまたしても手も足も出ずこちらも無得点続きに。

お互い好投を見せる投手戦となる中、それでも6回裏には大島洋平選手のヒット、石川昂弥選手のヒットで1死1、2塁という千載一遇の大チャンスを作りましたが、続く細川成也選手、中田翔選手が打ち取られ無得点に…

すると7回表、ここまで好投を見せていた涌井秀章投手は制球を乱してしまい、1死満塁の大ピンチを作ると、続く門脇誠選手に痛恨のタイムリーを浴びついに失点を許し、続く山崎伊織投手を空振り三振に抑えるも、続く丸佳浩選手に痛恨の押し出し四球を与えてしまい2失点目となったところで、涌井秀章投手は力尽き降板となりました。

それでも6回2/3イニング2失点と抜群のピッチングとなり、後続を藤嶋健人投手が抑え、さらに8回表もイニング跨ぎし無失点、9回表は橋本侑樹投手が無失点に抑えましたが、肝心の打線については最後の最後まで山崎伊織投手を打ち崩すことができず、反撃する隙すら作れないまま、山崎伊織投手に完投完封を喰らい、ドラゴンズ完封負けで借金1となりました…

5/8 中1-4巨 ●

先発は小笠原慎之介投手。初回いきなり1死満塁のピンチを作ってしまうと、坂本勇人選手に犠牲フライを浴びてしまい先制を許してしまい、さらにこれで小笠原慎之介投手は3試合連続で初回失点となりました。

それでも小笠原慎之介投手は2回からは完全に立ち直り、巨人打線相手に巧みなピッチングで7回1失点と圧巻のピッチング!!

一方なんとか反撃したい打線でしたが、初対戦となる巨人先発の堀田賢慎投手の前に手も足も出ず、凡打の山を築き上げてしまいました。

それでも5回裏には石川昂弥選手のヒット、村松開人選手のヒット、小笠原慎之介投手の犠打、大島洋平選手の四球により2死満塁の千載一遇の大チャンスを作りついに堀田賢慎投手を打ち崩せるかと思われましたが、続く田中幹也選手が初球打ちセカンドゴロに倒れ無得点…

さらに6回裏には福永裕基選手がヒット、続く細川成也選手が痛烈な打球を放つもサード坂本勇人選手の好守に阻まれ併殺打となり、続く中田翔選手がヒットを放ち堀田賢慎投手を降板させましたが、後続が続かずまたしても無得点となり、結局小笠原慎之介投手を援護することができず、これで小笠原慎之介投手に対し30イニング連続援護点無しとなってしまいました…

そして1点ビハインドのまま8回表、今日誕生日の藤嶋健人投手がバースデー登板を果たしましたが、萩尾匡也選手にヒット、さらに続く吉川尚輝選手にヒットを浴びましたが、なんと吉川尚輝選手の打球が萩尾匡也選手の足に当たったことにより守備妨害と判定され、2死1塁となりました。

するとここでベンチは突如として捕手を宇佐見真吾選手から加藤匠馬選手に交代へ

おそらく打者岡本和真選手という、これ以上の失点を防ぐ&吉川尚輝選手の盗塁を警戒しての加藤匠馬選手の起用ということでしたが、これが最悪の展開を招いてしまいました…

なんと打者岡本和真選手の時に藤嶋健人投手がワイルドピッチをし、結局走者進塁となり、さらにイニング途中により捕手が交代したことによりリードの傾向が変わりバッテリー間の呼吸が合わなくなったためか、岡本和真選手に四球、さらに坂本勇人選手にも四球となり2死満塁の大ピンチを招き、そして続く長野久義選手がセンターへの大飛球を放ちましたが、センター大島洋平選手が打球に間に合わず、結果走者一掃タイムリー3ベースで一挙3失点となり、ベンチの采配が全て裏目に出てしまいました…

そしてそのまま藤嶋健人投手は降板となり、後続をルーキー土生翔太投手が抑え、9回表もイニング跨ぎし無失点と好投しましたが、言わばベンチの采配ミスからの最悪の展開にチームの意気も消沈…

それでも9回裏、巨人の剛腕助っ人バルドナード投手から中田翔選手が相手のミスにも助けられ2ベースヒットを放つと、続く石川昂弥選手がタイムリーを放ち1点を返しましたが、反撃もここまで

結果ドラゴンズ2連敗となり、借金2となり、

ドラゴンズ5/4以来の最下位転落となりました…


~試合結果~

ドラゴンズまたしてもカード勝ち越しとはならず、これで6カード連続勝ち越し無しとなり、またしても最下位転落となりました…

また、4/17にセ・リーグ10勝一番乗りを決めたのですが、その試合以降ドラゴンズは4勝12敗2分で借金8と大きく調子を落とし負け越してしまっています…

一体どうしたドラゴンズ…!!!!!

こうなってしまった原因も先発陣が大きく崩れてしまったから、という明確な原因があるので、まずは先発陣がしっかりと試合を作らなければいけないということになります。

先発陣の成績↓↓
4/18 柳   3回2/3 6失点 ●
4/19 メヒア 4回4失点 ●
4/20 大野  1回1/3 6失点 ●
4/21 松葉  6回3失点 ●
4/23 小笠原 7回2失点 ●
4/24 涌井  6回2失点 ○
4/25 柳   6回3失点 ●
4/27 梅津  3回2/3 3失点 ●
4/28 高橋宏 7回無失点 △
4/29 松葉  9回1失点 ○
4/30 小笠原 6回2失点 ●
5/1 涌井  0回2/3 9失点 ●
5/3 メヒア 4回3失点 ●
5/4 柳   1回2/3 4失点 △
5/5 高橋宏 8回2/3 3失点 ○
5/6 梅津 5回1/3 無失点 ○
5/7 涌井 6回2/3 2失点 ●
5/8 小笠原 7回1失点 ●

しかしながら今回の巨人戦は先発陣は文句無し、見事な働きをしたのですが、それを援護できなかった打線が今カード負け越しの原因でしょう。

ただ、現在のドラゴンズ打線は
村松開人 打率.390(82-32) 0本 9打点 OPS.903
細川成也 打率.306(134-41) 8本 23打点 OPS.909

というリーグ屈指の成績を残している2選手がいます。

他にもベテランでも打線の柱の一人である中田翔選手、真の打線の柱となるべく成長中の石川昂弥選手がおり、全く打てていないわけではありません。

現状では4番細川成也選手、5番中田翔選手で行くと立浪監督が明言しているので、そうなると、
2.遊 村松開人
3.三 石川昂弥
4.右 細川成也
5.一 中田翔

という打線を組むのが最適な打線かと思われます。現に2連勝した時はこの2~5番の起用となっていました。

それでも5/8の試合では以前までの8番に村松開人選手、2番に田中幹也選手という打線となりましたが、結果的に不調の田中幹也選手はノーヒットかつチャンスで凡退し、8回裏に代打を出される
好調の村松開人選手は8番でマルチ安打1四球の3出塁と、8番打者でチャンスメイクというチグハグな打線となってしまい、結果的に打線の組み方にも問題があり得点力が低下してしまいました。

やはり打線の組み方次第でチームの勢いが左右されます。次からは最適な打線を組んでもらいましょう。

一方で、ファンが気になるのは開幕二軍スタートで現在も二軍のビシエド選手をいつ一軍に上げるのかでしょう。

ビシエド選手は現在二軍では、
25試合 打率.312(77-24) 3本 6打点 OPS.916
得点圏打率.143
 
という成績を残しています。
ビシエド選手の実力を疑うファンは最早誰もいませんが、去年成績低迷していたのも事実であり、実際に二軍では好調ではありますが、得点圏ではあまり良い結果を残してはいません。

しかしながらビシエド選手の実績はチーム随一、リーグ屈指のものであり、唯一中田翔選手と同等のレベルの選手であると思います。
そうなると、以前までの絶対的なスタメン起用ではなくとも、代打の切り札としてもビシエド選手の力がそろそろ一軍にも必要となってくる時期でしょう。

生憎セ・リーグにはDHがないので中田翔選手とビシエド選手の同時スタメン起用は不可能ですが、DHのあったOP戦では二人の同時スタメン起用は幾度もありました。

もしかしたら交流戦の時期にビシエド選手が一軍昇格する可能性が高いですが、ファンとしてはそろそろビシエド選手の一軍での活躍が見たいですね。

次は金曜日からマツダスタジアムで広島戦。前回のマツダスタジアムでは3試合連続完封勝利を挙げましたが、今のドラゴンズでは逆に3タテを喰らう可能性もあります。

まずは仕切り直し、反省を活かし1勝1勝積み重ねていきましょう。

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