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立浪竜、鬼門魔空間神宮で死闘!!3位→5位→最下位→4位の大混セも村松開人選手がカード14打数12安打の大暴れ!!さらに板山祐太郎選手が支配下登録に!!そしてついに根尾昂投手も一軍昇格!!

5/3 中3-5ヤ ●
5/4 中7-7ヤ △
5/5 中6-3ヤ ○

~試合結果~
5/3 中3-5ヤ ●

先発はメヒア投手。負の流れを払拭してほしいところでしたが、初回から死球と四球でピンチを作ると、中日キラーサンタナ選手にタイムリーを浴びてしまい、これでドラゴンズ3試合連続初回失点を喫してしまいました…

さらに2回裏にも四球からピンチを作り西川遥輝選手に犠牲フライを許し失点、そして3回裏には中日キラー村上宗隆選手にホームランを浴びてしまい、結果4回3失点で降板となり、またしても先発投手が試合を作れませんでした。

一方打線もヤクルトのエース小川泰弘投手から3回表には村松開人選手のヒット、メヒア投手の犠打、大島洋平選手のヒットで1死1、3塁のチャンスを作るも田中幹也選手がセーフティスクイズを敢行するもファールフライとなり無得点。

さらに4回表には中田翔選手、細川成也選手の連打で無死1、2塁のチャンスから三好大倫選手がまさかのバント併殺打に倒れ無得点とチグハグな攻撃にベンチの策もことごとく裏目に

3点ビハインドのまま5回裏には橋本侑樹投手が無失点、6回裏には今季初登板となるフェリス投手が無失点に抑え、味方の反撃を待つ展開についに打線が答える!!

直後の7回表、好投を許していた小川泰弘投手から細川成也選手、岡林勇希選手、代打石川昂弥選手の連打で無死満塁のチャンスを作ると、ここでヤクルトも小川泰弘投手からエスパーダ投手に投手交代

その代わったばかりのエスパーダ投手から村松開人選手が猛打賞となるタイムリーを放ち2点差に!!

なおも無死満塁と絶好のチャンスで続く打者は木下拓哉選手、一発逆転を期待しましたが、無情にも併殺打となり、併殺打の間に1得点入れるも後続が続かず同点とはなりませんでした。

そして1点ビハインドのまま7回裏は斎藤綱記投手が無失点に抑え、試合は終盤に入りこのまま終わってしまうかと思われた矢先、ついに奇跡が!!

直後の8回表、ヤクルトのリリーフ木澤尚文投手から、あの男がやってくれました!!

中田翔選手が起死回生の値千金となるホームランを放ちついにドラゴンズ同点に!!!!!

これが中田翔選手の力か!!チームの負の流れをたった一振りで払拭するドデカイ一発でドラゴンズファンのムードも一気に最高潮に!!

そして8回裏は清水達也投手が無失点に抑え、9回表には石山泰稚投手から村松開人選手が今日4安打目となるヒット、木下拓哉選手の犠打、大島洋平選手の四球、田中幹也選手の21打席ぶりのヒットを放ち2死満塁という最高の流れから続くは対ヤクルト戦打率.500のカリステ選手!!

でしたが、初球打ちセンターフライに終わり、ドラゴンズ勝ち越しとはなりませんでした…

そして9回裏は藤嶋健人投手が無失点に抑え、ドラゴンズ今シーズン5回目の延長戦に

延長10回表は大西広樹投手の前に無得点に終わると、延長10回裏には下剋上セットアッパー松山晋也投手が開幕カードの神宮の悪夢のリベンジを果たすかのように無失点!!

延長11回表には大西広樹投手から村松開人選手が今日5安打目となるヒットを放ち、プロ入り初の5打数5安打となり、続く木下拓哉選手の犠打、大島洋平選手の申告敬遠で2死1、2塁のチャンスを作りましたが、続く田中幹也選手が初球打ちセンターフライに終わりまたしても無失点に。

そして延長11回裏、幾度も悪夢を見せつけられてきた鬼門魔空間神宮の恐れていた悪夢が訪れてしまいまた…

竜のセットアッパー勝野昌慶投手が登板しましたが、先頭打者の中村悠平選手にヒットを浴びると、続く塩見泰隆選手に初球を捉えられ、

無情にも打球はバックスクリーンに飛び込んでしまい、まさかのサヨナラ2ランホームランで試合終了…

これでドラゴンズ3連敗となり、

さらに順位も3位から一転して5位転落となりました…


5/4 中7-7ヤ △

先発は柳裕也投手。最近2試合で背信投球を続けてしまい、名誉挽回の先発登板でしたが、またしても初回2死走者なしから連続四球で2死1、2塁のピンチを作ってしまう。
すると、なんとこのピンチに対し立浪監督自らマウンドに行き柳裕也投手を叱咤激励すると、これにチームが鼓舞したのか、続くサンタナ選手の痛烈な大飛球をセンター岡林勇希選手がフェンス直撃の超ファインプレーで掴み取り無失点!!

さらに直後の2回表には、ヤクルト先発中日キラーサイスニード投手から岡林勇希選手、木下拓哉選手の連打から大島洋平選手のタイムリー2ベースでドラゴンズ先制!!
さらに続く村松開人選手も球団タイ記録となる8打席連続安打となるタイムリーを放ち一挙3得点!!

これで流れはドラゴンズのものかと思われましたが、ここは何年間も幾度もあり得ない逆転を喰らってきた鬼門魔空間神宮。案の定今回も鬼門が発動しました…

先制した直後の2回裏、山田哲人選手、サイスニード投手にヒットを浴び2死1、2塁のピンチから西川遥輝選手、丸山和郁選手、オスナ選手にまさかまさかの3者連続タイムリーを浴びてしまい、3点リードからたちまち1点ビハインドと逆転を許し、柳裕也投手は1回2/3イニング4失点でKOとなりました…

そして今回も早々にリリーフ陣がフル回転。柳裕也投手の途中降板から後続をルーキー土生翔太投手が抑え、3回裏もイニング跨ぎし無失点と好投

4回裏もイニング跨ぎしましたが、2死2塁のピンチで打者村上宗隆選手になったところで、橋本侑樹投手が登板するも、村上宗隆選手に四球、サンタナ選手にタイムリーを浴び痛すぎる追加点を許してしまいました…

5回裏は橋本侑樹投手がイニング跨ぎし無失点に抑え、6回裏もイニング跨ぎしましたが、1死2塁のピンチとなったところで、フェリス投手に交代。
しかし続くオスナ選手を抑えるも、村上宗隆選手に痛恨の2ランホームランを浴びてしまい4点ビハインドとなり万事休す…

かと思われましたが、ここからドラゴンズが怒涛の反撃を見せる!!

直後の7回表、ヤクルトのリリーフ星知弥投手から2死走者なしから大島洋平選手の四球、村松開人選手の猛打賞となる2ベースヒットから細川成也選手がタイムリー2ベースヒットを放ちドラゴンズ2点差!!

7回裏、8回裏を竜のセットアッパー勝野昌慶投手が前日のリベンジとなる魂のイニング跨ぎで無失点とヤクルト打線を捩じ伏せると、9回表、ヤクルトのリリーフ木澤尚文投手から大島洋平選手のヒット、村松開人選手の四球、で1死1、2塁のチャンスから細川成也選手が2打席連続のタイムリー2ベースヒットを放ちついに1点差!!

そして1死2、3塁のチャンスから中田翔選手が値千金の犠牲フライを放ち、ついにドラゴンズ4点ビハインドから同点!!

その後は代打カリステ選手の申告敬遠、山本泰寛選手の四球で2死満塁とチャンスが続きましたが、続く岡林勇希選手がセカンドゴロに倒れ勝ち越しとはなりませんでした。

そして9回裏は下剋上ストッパーの松山晋也投手が無失点に抑え、ドラゴンズ今シーズン6回目&2試合連続の延長戦に突入

延長10回表には今野龍太投手から田中幹也選手のヒット、村松開人選手の四球により2死1、2塁のチャンスを作りましたが、続く細川成也選手がライトフライに倒れ勝ち越しならず

延長10回裏を斎藤綱記投手が2死1、2塁のサヨナラのピンチを作りましたが、代打青木宣親選手を抑えきり無失点に

延長11回表には長谷川宙輝投手から代打福永裕基選手のヒット、山本泰寛選手の四球で1死1、2塁とまたしてもチャンスを作りましたが、続く岡林勇希選手がレフトフライ、木下拓哉選手がライトフライに倒れまたしても勝ち越しならず

延長11回裏には竜の守護神ライデル・マルティネス投手が丸山和郁選手、オスナ選手、村上宗隆選手という絶好調選手を力で捩じ伏せる圧巻のピッチングで無失点

そしてついに延長12回表、山本大貴投手から2死走者なしから村松開人選手が今日4安打目となるヒットを放ちましたが、続く細川成也選手がライトフライに倒れ、結果ドラゴンズ勝ち越しならず、これでドラゴンズの勝利の可能性は消滅

さらにヤクルトの敗北も消えたため、この時点で最下位ヤクルトの勝率がドラゴンズを上回ることが決定したため、延長12回表が無得点に終わった瞬間、

ドラゴンズは最下位に転落しました…

それでも負けるわけにはいかないドラゴンズ、延長12回裏を清水達也投手が無失点に抑えきり、ドラゴンズ延長12回、試合時間5時間を越える死闘は引き分けに終わりました

5/5 中6-3ヤ ○

先発は高橋宏斗投手。実はこの日、育成の板山祐太郎選手が支配下登録が発表され、さらに支配下当日に一軍昇格&6番セカンドスタメン起用と大抜擢!!

そんな味方を背に高橋宏斗投手は立ち上がりから圧巻のピッチングでヤクルト打線を力で捩じ伏せると、打線は4回表、ヤクルト先発の小澤怜史投手から石川昂弥選手が今季初ホームランを放ちドラゴンズ先制!!

さらに5回表には村松開人選手の2ベースヒットからカリステ選手がタイムリーを放ち追加点を入れると、高橋宏斗投手も4回裏から5回裏に球速157キロを計測する等、圧巻のピッチングで6者連続奪三振も披露し、ヤクルト打線を完全に手玉に取る!!

そして7回表には高橋宏斗投手の技ありのセーフティバント内野安打で今季初ヒットを放つと、またしても村松開人選手が脅威の3試合連続猛打賞となるヒットを放ち、2死1、2塁のチャンスから細川成也選手がリーグトップタイとなる第8号3ランホームランを放ちドラゴンズダメ押し!!

そのまま高橋宏斗投手はヤクルト打線を圧巻のピッチングで7回裏、8回裏と抑え、さらに9回表には村松開人選手の四球等で2死2塁のチャンスから山本泰寛選手がタイムリーを放ちこれがトドメ!!

そして9回裏、6点リードのまま高橋宏斗投手が続投し、このまま完投完封かと思われましたが、やはりここは鬼門魔空間神宮。またしても信じられないことが起きました。

先頭の西川遥輝選手に四球を出すも、続く丸山和郁選手を投手ゴロに打ち取り併殺打になるかと思われた矢先、なんと高橋宏斗投手が悪送球をしてしまい併殺打にならず、オールセーフで無死1、2塁のピンチに…

それでも続く長岡秀樹選手を投手ゴロに打ち取り併殺打で2アウトになるかと思われた瞬間、なんとまたしても高橋宏斗投手が悪送球をしてしまい併殺打にならず、オールセーフでまさかまさかの無死満塁の大ピンチとなり、続く打者は村上宗隆選手

それでも村上宗隆選手をファーストゴロに打ち取りましたが、三塁走者が本塁生還したことにより高橋宏斗投手の今季初完封は夢と散りました…

そして続く代打青木宣親選手を空振り三振に抑え、この試合11奪三振!!
あと1アウトで試合終了でしたが、ここまで好投していた高橋宏斗投手がついに力尽きてしまったのか、続くオスナ選手にタイムリーを浴び、ここで降板となりました。

9回裏、ドラゴンズ3点リード、2死1塁ながらも油断できないのが鬼門魔空間神宮。それでも後続を任されたのは竜の守護神ライデル・マルティネス投手。

絶対に出塁させてはいけない状況の中、さらにライデル・マルティネス投手がボークをするという鬼門魔空間神宮が最後まで発動する中、北村拓己選手を見事空振り三振に抑え、見事逃げ切りドラゴンズ勝利!!

これでドラゴンズ連敗を3でストップとさせ、

さらにドラゴンズ最下位から4位浮上となりました!!

また、高橋宏斗投手は8回2/3イニング3失点11奪三振と圧巻のピッチングで今季初勝利となりました!!


~感想~

ドラゴンズ、負の流れに飲まれた状態での鬼門神宮という最悪の状況のカードであり、鬼門っぷりを表すかのように延長戦の末にサヨナラ負け、2試合連続延長戦となる引き分けという死闘にもなりましたが、1勝1敗1分で凌ぎ、神宮での今季初勝利を挙げました!!

さらにチーム順位も1試合ごとの結果により、ドラゴンズは
3位→5位→最下位→4位
と1つの勝敗ごとによって大きく順位が変動しており、まさに大混セ状態となっています。

まさに油断できないリーグ状況、そのため連勝すれば一気に再び首位の可能性もありますが、連敗すれば一気にぶっちぎり最下位転落という可能性もあります。

そんなセ・リーグをどう戦い抜くのか見物ですが、現在のドラゴンズの懸念事項なのが先発陣の不調っぷりです。

今カードでもまたしてもメヒア投手、柳裕也投手がKO降板となってしまい、5/1の涌井秀章投手に続いて3試合連続先発KOという悲惨な結果となっていました。

それでもそんな負の流れを払拭したのが高橋宏斗投手の圧巻のピッチング!!
最後の最後に自らのミス連発で完投完封を逃してしまいましたが、それでも3試合連続先発KO&2試合連続延長戦で疲弊していたリリーフ陣を楽にさせるピッチングに、高橋宏斗投手の実力を見せつけられました!!

高橋宏斗投手は春季キャンプから投球フォーム変更がハマらなかった結果、制球を一気に崩してしまい開幕二軍スタートとなってしまいましたが、見事修正し切った上で一軍復帰!!
見事前回登板の今季初登板に引き続き防御率0.00を継続しています!!

高橋宏斗投手こそがドラゴンズの柱となる投手。やや遠回りした感がありますが、これからチームの柱に成り得る素晴らしいピッチングを継続してほしいですね

また、今カードはリリーフ陣は大奮闘!!
とくに最もフル回転したのが橋本侑樹投手でしょう!!

橋本侑樹投手は現在ビハインド要員のロングリリーフ起用ですが、ここまでの成績が、
12試合 防2.87 1勝0敗1H 投球回15.2回 19奪三振
K/BB2.71 WHIP1.09

という圧巻という訳ではありませんが、それでもロングリリーフとして好リリーフを幾度も見せています

橋本侑樹投手は大卒5年目のドラ2投手。遅咲きではありますが、ようやく一軍戦力として覚醒しつつあります!!これからの活躍に期待しましょう!!

一方で今カードあまりにも圧倒的な成績を残したのが村松開人選手です!!

3試合での成績がそれぞれ、
5/3 5打数5安打5出塁 1打点
5/4 5打数4安打6出塁 2打点
5/5 4打数3安打4出塁
となっており、3試合で
打率.857(14-12)で15出塁、3打点
とあまりにも訳が分からないレベルで打ちまくりました!!

さらに今シーズンは併用起用かつ8番起用ながらも安定した成績を残しており、今カードの活躍により、
25試合 打率.408(72-29) 0本 9打点 OPS.949
得点圏.385
と、ついに打率4割まで乗せました!!


さらに村松開人選手に負けじと打ちまくったのがやはりこの男、細川成也選手!!

3試合での成績がそれぞれ、
5/3 4打数2安打3出塁
5/4 6打数2安打4出塁 3打点
5/5 4打数2安打2出塁 1本塁打 3打点
となっており、3試合で、
打率.429(14-6) 1本 6打点
圧巻の成績!!さらに前回の横浜戦から継続してなんと6試合連続マルチ安打となっています!!

さらに今シーズンの成績は、
31試合 打率.311(122-38) 8本 21打点 OPS.941
得点圏.360
と、現在本塁打数リーグトップタイ、打点数リーグ2位と圧倒的な成績を挙げています!!

あまりにも凄すぎる成績に信じられませんが、これからもどんどん活躍してほしいですね!!

そしてそんな選手が活躍する中、新たな戦力が支配下にやってきました!!

去年阪神から戦力外通告を受け、育成契約でドラゴンズに入団した板山祐太郎選手が5/5に支配下登録になりました!!

新たな背番号は63となり、これは堂上直倫コーチが去年まで現役時代に着けていた背番号です。
役割としてはユーティリティ起用という縁の下の力持ち的な役割が求められると思いますが、なんとその支配下登録の当日に一軍昇格&一軍スタメン起用というベンチの粋な大抜擢起用!!
さらにこの起用に応えるかのように移籍後初安打も放ちました!!

板山祐太郎選手はプロ野球の世界で言わば一度死んだ身ですが、そこから這い上がって見事支配下登録を掴み取んだ努力は他の選手には無い強みとなるでしょう!!
同じ阪神から戦力外通告を受けドラゴンズに入団した山本泰寛選手と共に逆襲を見せてほしいですね。

また、板山祐太郎選手と共に一軍昇格した選手がなんと根尾昂投手!!

ただこれについては最近の先発投手陣の不調によりリリーフ陣へのしわ寄せが過度になってきた結果での緊急時のロングリリーフ要員としての起用となることでしょう。
立浪監督も今回はリリーフ起用と明言しているので、おそらく一時的な一軍昇格かと思われます。

それでも根尾昂投手には思いがけないチャンス!!
起用された時は結果を出してほしいですね。

次はバンテリンでの巨人戦。なおGWのためにまたしても変則日程により、月曜日、火曜日、水曜日の3連戦となります。
予告先発ではドラゴンズは梅津晃大投手。巨人は根尾昂投手と同級生である大阪桐蔭春夏連覇メンバーの横川凱投手です。
横川凱投手とはあまり対戦が無い投手でありますがなんとか攻略を。そして梅津晃大投手は前回登板の反省を活かしたピッチングをしてもらいましょう!!

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