インフレ・円安・見えない将来、、、節約スキルを磨こうと考えている
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
昨年はどのような一年だっただろうか?私にとっては「準備」「挑戦」「忍耐」というような言葉で飾る一年となった。
昨年末から、今年は「挑戦」「スキルアップ」という1年にしようと思いを巡らせていた。
投稿をお読みくださっているみなさまにとっても、本年が実り豊かな一年となるようお祈り申し上げます。
【学んだこと】
我が家は昨年1年を通じてお金の教育に取り組んだわけであるが、子どもたちの先生役を努める上で私自身学ぶことが多かった。
お金を「稼ぐ」ことにおいては、「稼ぐ」方法が「労働」によるものだけでなく、例えばメルカリで使わなくなったものを販売する方法もあることを学んだ。住んでいる環境次第では葉っぱや流木、サンゴなどを売っている人もいる。本業にすることはできなくても、お小遣いを稼ぐ方法としては柔軟性が高い「稼ぎ」方であることを学んだ。
お金を「使う」事では、お金を使う際に出来るだけお金を使わない方法があることを学び、以前の投稿「買うときのこだわり | お金の教育の視点から」や「食生活管理と節約を叶えてくれた〇〇ツール」でも触れたが、買う方法を吟味する事で「より安く」買う事ができる事も学んだ。
お金を「貯める」では「将来の突然の出費に備える」という事以外にも「少額貯金」についての学びも深めることができた。
そしてお金を「運用する」事においては、相場の経験値を1年間分積み重ねることができた上、下落相場は長期的にみると「買い増しのチャンス」と捉えることができるという事も学ぶことができた。
このように、私にとって昨年一年間は振り返ってみると収穫の多い一年となったと言える。少なくとも私にはそう感じさせる一年だった。
【節約スキルの定義】
昨年の学びの中で印象に残ったのはお金を「使う」際のスキルである。
そもそもお金を「使う」際、ポイント還元や割引を活用し、「より安く買う」という事は金融リテラシーにおいては「スキル」となる。
そして厚切りジェイソンさんの言葉を借りれば、このスキルは「稼ぎを倍にしてくれる(増やしてくれる)」のである。この表現は、稼ぎを増やすことができなくても、購入するものを増やせるという事を説明している。
さらに昨年の学びを通じ、FIRE投資家の第一人者である桶井道(おけいどん)さんを始め、厚切りジェイソンさん、論破王のひろゆきさん、株主優待名人の桐谷さんさん、さらにはバチェラー・ジャパンに出演中の黄皓(こうこう)さんといった著名な方々に共通していることが「節約」であるということも学んだ。
そして彼らの共通点はとにかくお金を「使わない」ということだったのである。
私が「節約」と聞いて考えるのは「お金が出ていかない工夫をする」という事であるが、インターネットなどを調べると、「固定費」や「変動費」の出費を抑えるということが「節約術」として紹介されている。
しかしながら、インターネットで紹介されている方法に加え、前出の達人たちは、厚切りジェイソンさんは移動手段を「足」と説明し、ひろゆきさん、桶井道さんはコンビニを使わず、さらに黄皓さんは会社のスタッフとの飲み会の際はメルカリで株主優待などの割引券が無いか探すというのである。
私が感銘を受けたのはその「節約」方法の柔軟性なのだ。上述したように「稼ぐ」方法にも様々な方法があるように、「節約する」という方法も富んでいるのである。
そして「稼ぎを倍にしてくれる(増やしてくれる)」方法の中には「自分でやれることは自分でやる」という事も含まれるという事を学んだのである。
昨年「A 38-year-old millionaire who plans to retire in 5 years says 4 simple strategies have helped her get this far」という記事に読み、以下記事の中で紹介されている「節約方法」に強く心を打たれたのである。と同時に私の頭の固さも痛感したのであるが。
外食はほとんどせず、飲み会やママ友会なども家で済ませる。
自家用車はトヨタRAV4の2005年型を2012年に8000ドル(約100万円)ぐらいで現金購入した
子供の遊び場としては、図書館のような入場料のかからない公的施設を利用したり、入場料のかかる動物園やレゴランドでは、どれか1つのアトラクション施設を選んで年間メンバーシップのパスを購入する
毎年違う施設を選んで、年間パスを買っているという
浪費を防ぐだけではなく、費用を抑える方法も、常に探している
2年前に10歳の子供がストーブを壊した時、買い替え時だと諦めるのではなく、自分で修理したそうだ。「Google検索で故障の原因を調べて、Amazonで90ドル(約1万2000円)ぐらいの部品を買って、Youtubeを見てサーキットボードを交換した
必ず見積もりを、いくつか取るようにしている。その見積もりを元に価格交渉すると、住宅ローンの借り換えや保険料が値上がりした時に効果的
サンディエゴの暑い季節には、荷物をまとめてビーチへ向かう。ビーチはお金もかからないし、冷房費節約になる
上記の工夫の中で特に心に残ったのが、「2年前に10歳の子供がストーブを壊した時、買い替え時だと諦めるのではなく、自分で修理したそうだ。「Google検索で故障の原因を調べて、Amazonで90ドル(約1万2000円)ぐらいの部品を買って、Youtubeを見てサーキットボードを交換した」だ。私はこれも「節約」になるのか!と感銘を受けたのを覚えている。この記事をお読みになっている方は私の頭の固さと無知さに驚くかもしれないが、私にとって「節約」とはインターネットでも紹介されているような「固定費」を出来るだけ抑える、すなわち光熱費を抑えたりする程度のことくらいしか想像を働かせることができなかったのである。私の金融リテラシーの低さを痛感していることは言うまでもない。
話が脱線したが、「自分で直す」という事、すなわち「メンテナンススキル」は「節約」に通じる道となるという事なのである。
確かに言われてみればその通りで、私は料理が好きなこともあり、包丁を研ぐというスキルを10年以上前からYouTubeやインターネットの情報を参考に自分で学習してきた。納得できるレベルになるまで12,3年かかったと思うが、今ではそんなに時間もかけずに包丁の切れ味を出すことが出来るようになった。
そして私はひと月に1回、多い時は2回程度包丁を研いでいるが、もし包丁研ぎをお店などにお願いするとなると、500円~2、000円程度かかる。
この金額を前提に考えると、私が包丁を研ぐスキルを身に着けたことによって、年間6、000円から24、000円の節約が出来ていることになるのである。
さらに昨年は7年程愛用しているG-Shockの電池が無くなり、電池交換をしなければならなくなった。私は自分のスキルアップにも挑戦したいと考えていたので、この時の電池交換をインターネットの情報を参考に自分でやってみたのである。結果、家電量販店などにだせば1,000円強となる電池交換も100円ショップで購入できるボタン電池代100円で電池交換が出来たのである。900円の節約である。
さらに私は自転車のパンク修理やブレーキの交換などは自分でできるため、これらも今考えれば「節約」に繋がっていたのである。
このように、「できることは自分でやる、できるようになる」というのは、実は「節約」のスキルになるという事を発見したのである。
【今年のチャレンジ】
私は自転車を直したりするのが好きだ。また料理も好きだ。そして洗剤などを使ってものを綺麗にする、掃除をすることも好きである。
以前は釣りで使う「リール」という道具を修理することにはまった時期もある。そしてこのようなスキルを更に磨くことが金融リテラシー、すなわちお金に関する能力をあげるという事を知ったのである。
私がフォローしているYouTubeチャンネルに、「家を購入し自分でリフォームする」というテーマで動画を投稿している「Hoi|DIY兄弟」という人達がいるが、彼らのチャンネルでは「業者にお願いする金額」と「自分たちでやったことによる金額」を比べている。この投稿を見ていると、もし自分に家を「リフォームする」技術があれば、家を買うという時にいったいいくらの「節約」が可能になるのだろうか、と考えてしまう。その金額は100万円、200万円という話ではなく1,000万円以上の金額の節約になるはずなのである。
今までの私は、上述したような「節約」にかかる「手間」は、「お金で解決する」という事ばかりを考えていた。なので、「稼ぎ」を増やすことばかりに考えが向いていた。
しかしながら、お金の教育に取り組むようになり、お金を「使う」方法を学ぶ大切さ、さらに、「節約は稼ぐよりも力がある(厚切りジェーソンさん)」という事も学ぶことが出来た。であれば、精一杯「節約スキル」を身に着けていこうではないかと昨年末に考えるようになったのである。
今年の私の目標は「節約スキルを増やす」という事となった。
こちらのnoteでも学び得た事を少しずつ紹介できればと考えている。
本年もどうぞよろしくお願いします。
また、本年がみなさまにとっても実り豊かな一年になるようお祈り申し上げます。
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