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【第5回意見交換会結果報告】オンラインコミュニケーションの良い点とは?②

YouthLINKメンバーのみどりです。2月19日に開催いたしました、第5回意見交換会の結果報告をさせていただきます。

今回は、意見交換会の中で出た「オンラインコミュニケーションの良い点」について、いくつかご紹介します。

参加するハードルに関する良い点

オンラインコミュニケーションの良い点について、参加するハードルに関するものがありました。具体的には、以下の通りです。

《参加申込》
・人と会わないで済むので、参加に対するハードルが低い
・特に女性・子どもは、初めての人でもリスクを気にせず安全に参加できる
・コミュニケーションのハードルが低い手段が多い
・今までとは違う参加者を集めやすい
・授業やイベントなどに自宅からでも参加できるので、ハードルが小さい
・色んな人にとってアクセスしやすい

《参加中・参加後》
・初めて参加する場でも、比較的怖くない
・家から出なくていいので、気持ちが楽。支度しなきゃと意気込まない
・画面の共有ができるので目が悪い人でも提示資料を見やすい
・顔を見ながら話せる/顔を見せなくてもいい
・感染症予防になる/体調が悪く外出できない時にも参加出来る
・退出や一時離脱が容易である
・前後で休むことができる
・一時停止したり見返したり出来る
・話すとき、困ったらメモや原稿を見れる
・文字情報であれば後で見返すことができる/会話の内容を記録できる

YouthLINKメンバーの経験・感想

ここからは、私の経験や感想を述べさせていただきます。

先日、さまざまなセルフヘルプグループ(同じ悩みや問題を抱える人々が自主的に運営するグループ)が活動内容や体験談を話すイベントをオンラインで見学しました。

私は初対面の人と話すことにとても緊張してしまう性格で、慣れない場所で過ごすことも得意ではありません。そのため、これまでは興味のあるイベントや講習会などがあっても、緊張恐怖が先行してしまい、なかなか参加することができませんでした。

しかし、このオンラインのイベントはZoomで簡単に参加でき、カメラ・マイクもオフでOKだったため、心理的な抵抗がほとんどなく「申し込んでみよう」と思えました。

実際に参加してみると、緊張せず、安心して過ごせる環境にいたまま聞くことができたので、話も頭に入りやすく、とてもよい時間になりました。「今の話、面白かったからメモしたい」と思ったときも、テキストファイルを作成してすぐにメモを取れるので便利でした。

このようなオンラインでのイベントは、体調が悪くなったときなどは人目を気にせず休めるのもよい点だと考えます。私も、画面を見続けていると疲れてしまうので、横になりながら音声だけ聞く時間がありました。

生きづらさを抱える人の中には、他者との直接的なコミュニケーションにさまざまな負担を感じる人が少なくないのではないでしょうか。オンラインでのコミュニケーションは、そのうちのいくつかのハードルを解消してくれるものであると考えます。

これからも、意見交換会の中で挙がった意見をピックアップして皆様にお伝えしていきます。よろしければ、皆様もご自身の経験を振り返りながら、オンラインコミュニケーションについて考えてみていただければ幸いです。

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