見出し画像

金沢用水歩き29(天口用水)

こんにちは。「用水の街 金沢」です。金沢市には約55本の用水が流れていて、様々な風景を構成しています。その素晴らしい用水の魅力を調査すべく用水沿いを全て歩き、制覇しようと思いました。その記録をnoteで発信して、皆さんが金沢市の用水沿いを一人でも歩きたくなったら嬉しいです。残り26!!!
実は前回まで残り用水の数、間違えておりました・・・。
増えた・・・。嬉しい・・・。笑

今回は天口用水です! 

今日の歩き始めは大きな公園からです!!

天口用水はしっかり柵で整備されていますね。


調整池。用水の水量を調整している。構造は単純で用水の水が一旦、調整池に入って水量が多くなければ用水に水が戻っていき、水量が多いと写真、左側の公園に水が流れていき、公園(始まりの公園に一段下がった場所があった。)自体が調整池になる。単純だけど、考えた人、相当頭いいですね・・・。

用水の上を電車が通る風景、いいですね〜〜〜。電車の中から見た用水はどんな速さなのだろうか。そもそも速すぎて用水に気づくこともないだろうか。確かに、普段、何気なく歩いていても用水に気付かない人が多い訳だから、用水を見る時は風景を見る「速さ」を遅めに設定しないといけないかもしれない。

ただ、遅く風景を見ていると同じ道でも五分で通れる道が三十分になったり、二時間になったり、散歩の時間が増えていくので注意しましょう笑


今回の用水は野々市市と金沢市にまたがる用水(下記で詳しく説明します。)で上の写真は野々市市の区間ですが、用水沿いに石のデザインが埋め込まれていて、今まで見たことないお洒落デザインでした。

なんで、そこだけコンクリートの突起のようなものにグレーチングが乗っているんだい?大雨の際に水を逃す役割があるみたいです。

柵がねじれているのなんでなんだろう?と思っていたのですが、遠目で見ると波のデザインに!!

護岸を見てみると、普段用水が流れている時と思われる高さに水のラインがついている。撮影時は雨が降っていたのですが、普段より水かさは低いのだろうか。

等間隔に並んだ桜の木。春にこの用水沿いを歩くと桜並木が綺麗ですね。

大きな水門だな〜〜〜。と眺めていると・・・あれ?おかしいな目の錯覚かなと思うものがありました。お分かりに頂けましたか?

実はダイコンが!!あんなところに!!

ここにも!! 

ダイコンも用水に興味があるのかな??

用水沿いに地下道がありました。地下道の壁に耳を当てたら、用水の音が聞こえたり、地下部分が透明になっていて水族館のように用水が見れたりしたら良いのに・・。

大きな池のような遊び場が用水沿いにありました。実際、この池のような遊び場の水は用水の水を使用していないと思いますが、用水の水を循環して子供の遊び場やビオトープが街中に突如現れると用水が流れている街ならではの新しいパブリックスペースになるのではと感じました。ある時は、水の量を無くして、広場に変えたり、ある時は水量を多くして、プールのような使い方もできるし、大雨の時は調整池にすれば良い。何か新しい概念の広場を見た気がした。

用水沿いに置かれた机とイス。リバーサイドみたいでかなり良い!!こうやって近くの住人が用水沿いをカスタマイズしていく風景がたくさん見られるようになったら、私も!俺も!という形で皆が思い思いに用水沿いを使っても「許される」風景が出来てくる感じがする。

上記でも言いましたが、この用水、野々市市と金沢市に跨っているので市の用水沿いの整備が全く違います。先ほどまで用水沿いに桜が植えられていて、柵も波打っていたのに急に桜も柵も波打たなくなる。。。同じ用水で同じ水なのに市が変わると整備が変わる、なんとも面白い風景を見れました。

今度、それぞれの市の方にそれぞれの整備の仕方の方向性を聞いてみたいですね。


ここまで読んで頂きありがとうございました。                他の用水についてもこれから発信していくのでこれからもよろしくお願いします。
あなたも推し用水、探して見ませんか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?