結生-you-

学生時代バンドを結成するのと同時に作詩を始め、早うん十年。 バンドは辞めても作詩は辞め…

結生-you-

学生時代バンドを結成するのと同時に作詩を始め、早うん十年。 バンドは辞めても作詩は辞められなかった人間の自作詩置き場です。

マガジン

  • 青空散歩。

    日常の何気ない景色に出会えた時 心打つ瞬間がある。

最近の記事

リセット症候群にもなりきれてない。

何もかも嫌んなってリセットしてしまいたくなる。 学校卒業したらはい、そこでリセット。 引っ越したらはい、そこでリセット。 仕事辞めたらはい、そこでリセット。 携帯変わればはい、そこでリセット。 特に携帯なんて昔っから嫌いで 人間関係は何故結ばなきゃいけないんだろうとも思う。 《結生》なんて名前つけたくせに 人との関わり方が苦手で、煩わしいと思ってる。 …矛盾。 そのくせ完全なるシャットアウトができなくて。 完全に連絡先を消去出来なくて。 久々に連絡してみようかな、と思っても

    • ベストフレンド

      男女の間に『友情』は存在してる? 大人になったから、なんてくだらない言い訳して 作り上げてきた形を壊さないで。 周囲に怯えて 同性よりも気の合う仲間を見捨てないで。 君と僕の間に『友情』は存在してる。 喧嘩する事もあるけど 良き理解者である君は 恋人以上の大切な人。 今のままの関係を保っていたいから恋愛はしないよ。 君も同じ考えだから 長い付き合いをしていられるんだね。 今夜もはしゃぎ笑い明かそう。 長き友情へ…乾杯。

      • 憂える時

        使い古した携帯電話は 買い替えの時期だと告げるように壊れ始めた。 消さずに残していた大切な記録は 失われていく。 一瞬のうちに消え去り 頭の中から離れていく。 心にあった優しき安堵は奪われていく。 返して下さい、僕の大切な記録。 返して下さい、僕の大切な想い。 唯一残った一枚の写真。 微笑む君が 「さよなら」と言った気がした。 途方に暮れる僕は ただ携帯だけを握りしめていた。 小さな雫を目元に作って…。

        • 残された悲しみ

          貴方の車から流れる曲は 貴方の口から漏れる曲は いつしか二人のテーマソングになったね。 顔を見合わせ 手を取り合って 呼吸を確かめ合って 二人で奏でた一つの曲。 会えない時間の中でも 電波を通して歌った幸せ。 やっと 歌詞を見なくても歌えるようになったのに 奏でる貴方はもう居ない。 手元に残ったCDを見つめる。 聴くだけで涙が溢れるから。 苦しくて涙が止まらなくなるから。 しばらくの間 聞くことを避けてもいいかな…。

        リセット症候群にもなりきれてない。

        マガジン

        • 青空散歩。
          3本

        記事

          《写真》植物散歩。

          去年の今日。 ✡✡✡✡✡✡✡✡✡✡✡✡✡✡✡✡✡ 私事ですが。 本日でまた一つ歳をとりました。 植物の成長は嬉しいですが 人間の成長はなんとも複雑なものです^^; 1年早いなぁ。。

          《写真》植物散歩。

          深(信)愛(シンアイ)

          心の隅に 無理矢理閉まった貴方との日々。 だけど本当は 貴方がくれた言葉も 貴方に宛てた言葉も 二人で写った写真も 二人で歌った曲も 貴方が口ずさんだ曲も 二人で歩いた場所も 過去の思い出にすることも出来ず 封印することも出来ず 生き続けている。 空っぽの抜け殻みたいになっても 貴方だけを求めている。 数え切れない溜め息を重ね 幾度となく流れる涙を重ね 貴方への思いを募らせ 今宵も一人 鳴らない電話を待ち続けている。 感情(ココロ)をなくした人形のように 暗い部屋(ハコ)

          深(信)愛(シンアイ)

          《写真》お魚散歩。

             久々に訪れた水族館には 日常とはかけ離れた世界が存在してた。 小さな世界に棲む君たちには 私達人間がどう見えてるのだろうか。 一斉にカメラを向けられて嫌な気持ちにならないのかな。 プライベートを覗かれて恥ずかしくないのかな。 悠々と泳いでるのに 邪魔しちゃってごめんね。 癒しをくれる君たちに 私達は何をしてあげられるのだろうか。 また会いに行くね。

          《写真》お魚散歩。

          闇夜の祈り

          夜道を照らす店々の明かり すれ違う人の笑い声 走り行く車から洩れる音楽 家々から聞こえるテレビ音さえ眩しい一人道。 貴方の居ない世界は太陽を待たない夜のよう。 静けさの中を彷徨う私の心は 土砂降りの雨に打たれる屍のよう。 苦しみに心震えるけど 悲しみに目を腫らすけど 何とか日々を生きている。 貴方を愛する私の揺るぎない心と 貴方がくれた真実(ホンモノ)の愛と この右腕に巻かれたお揃いの幸せを支えにして。 同じ星夜を見上げるたった一人の貴方へ届け …この想い。

          闇夜の祈り

          飛行機

          見上げた空の真ん中に小さな動きを見つけた。 此処からでは小さくしか見えないけれど 現実は遥かに大きく逞しい姿。 何人もの人々を乗せ 幾つもの心情を乗せ 今、羽ばたく。 この先辿り着く旅路が 人々にどんな影響をもたらすか分からない。 けれど、 舞い降りた其の地で 人々が少しでも笑顔になってくれたら。 そう思って懸命に運ぶんだ…。

          閑寂

          木枯らしに吹く秋の夕暮れ。 電線に並ぶ赤トンボの群れ。 鳴き飛び交い、家路へと急ぐカラスの群れ。 その背景に赤く染まる夕日。 灰色の雲に囲まれ ゆっくりと少しだけ顔を出した夕日。 日の沈みと共に人々も家へと足を運ぶ。 待ってくれる人が居る幸せな家にも 独りぼっちの寂しい家にも 白き明かりが灯る…。

          悪辣の人

          君にとっては 何でもないような出来事だろうけど 誰かにとっては 世界が変わっちゃうくらい 大きな出来事なんだよ。 君に悪気はなくても 誰の心に傷をつけることもある。 君が考えてる以上に 大きな傷がつけられたんだよ。 他人に励まされて傷は癒えていく。 だけど完全に消すことは出来ないよ。 君は人の傷みが解る人間になるんだ。 心を持って反省するんだ。 でなきゃ、大きく抉られたこの傷は 消えることなく、深みを帯びていくよ。 破裂しそうな苦しみよ。 君の心に爆破させたら君は改心する

          悪辣の人

          残像

          君の手を離したあの日から 君を求めているんだよ。 離れてしまった小さなその手を、握りたいと いつの間にか遠くなった距離を、縮めたいと 願っているんだよ。 愛らしい君の無邪気な笑顔に つられて笑顔になってしまった僕。 不意に見せる仕草や癖に 高鳴る鼓動を止められなかった僕。 君の事を考えない日はなくて 君の温もりを求めない日はなくて 君の笑顔を想わない日はない。 手の届かない場所にいるけれど 僕の心にはいつまでも君がいるんだよ。 あの日と変わらぬ笑顔の君がいるんだよ…。

          パズル

          殺風景な部屋に飾ろうと 作り始めたジグソーパズル。 完成間近になってなくなった最後の一つ。 未完成のまま 部屋の隅に置いた。 君が居なければ 僕は完成できない力なきただの愚か者。 愛する君は 僕の糧となるラストピース。

          夢のよう

          目を閉じると浮かんでくる様々な音の言い合い。 波のように激しく 地に響くような低音。 時には穏やかに 空に響くような高音。 "現在(イマ)"という時間を忘れさせてくれる物語。 広がり重なり合う幾つもの合奏に 心を白く染められるように満たされていく。

          夢のよう

          記念日

          何でもなかった日常に 舞い降りた君の笑顔。 日々を重ね 僕らの存在、確かめあった。   涙に暮れる悲しい日も 一人で居たいと震えた日も 君は傍に居てくれた。 いつしか かけがえのない大切な存在だと気付いたよ。 秋風が寂しく木の葉を揺らす頃 暖めあった二つの心が結ばれた。 どんな困難が立ち塞がろうと 突き進む二人の明日(ミライ)。 照れた顔を赤く染めながら 幸せを噛みしめ 二人の未来(ミチ)を歩み始める。 不器用に繋がれた手を離す事なく…。

          果てない輝き

          握り締めた温かな手 高鳴る胸の鼓動 貴方色に染まる心 貴方に恋焦がれ 愛する事の素晴らしさを知った。 風を感じる事の心地良さ 花々の色彩 生き物達の儚き一生 命あるもの全てに優しくある事を学んだ。 些細な気遣いや 何気ない仕草に 貴方の優しき心に深き愛しさを覚えた。 果てしなく続くこの世界で 私はいつまでも愛を語る。 貴方の名前を呼び続ける。 終わりなき二人の 繋いだ未来が途切れないように…。

          果てない輝き