【水道橋博士からフォローされた記念】博士について私が知っている二、三の事柄。
大変うれしいニュースです。世間の隅で生きている一匹の蟻よりも小さなコピーライター崩れの私を、水道橋博士さんがフォローしてくださいました。あれ、うれし、こりゃ、たのし。
ということで、水道橋博士について、つらつらと書き連ねていこうかと思います。
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■お笑い芸人(テレビタレント)として知っている事柄
お笑い芸人として活躍している博士(というか「浅草キッド」で漫才をしている姿を一度も観たことがありません。
初めてタレントとして意識したのは、NHK「総合診療医ドクターG」という番組。「ドクターG」(ドクター自慰ではありません)と呼ばれる現役医師が様々な症例を提示。再現ビデオなどで患者の症状を見せて、現役若手医師たちが「研修医」として「病名」を推理していくという、ミステリー仕立ての医療バラエティー番組でした。病気マニアの私は、毎週、楽しみに見ておりました。その司会者が「浅草キッド」だったのです。玉袋筋太郎さんは、玉ちゃんという名前で出演していました。生瀬勝久さんが、むかし、「槍魔栗三助」という芸名だったのがNHKの朝の連ドラ『純ちゃんの応援歌』に出演する際、「その芸名ではNHK的にはちょっと・・・」と言われて本名に直したことを思い出します。「探偵ナイトスクープ!」では、槍魔栗三助で出演してたのにね。
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■役者“水道橋博士”として知っている事柄
役者としてなら、はやり、「古畑任三郎」(シーズン3#10)での好演を忘れはいけません。過激団体と化した動物愛護団体「SAZ」のメンバーの一員で、コンピューターハッキングを担当する大和田役で素晴らしい演技を披露してくれました。この大和田、本当にイヤな奴で、テレビ前で「うう、はやく逮捕されろ!最後にキムタクみたいに田村正和にビンタされろ!」と真剣に腹が立ちました。凡庸な役者が悪役を演じると「うまいなあ」と思わせ、本当にうまい役者は観客に「死ね!」と思わせる・・・どこかの映画評論家が語っていた言葉です。博士自身、かなり演技プランを立てて取り組んだようです。
ホラ、この目つき。イヤな奴でしょ 笑
三谷幸喜さんの脚本も冴えていました。ささきいさお氏が、善人の鉄道マンを体当たりで演じていたのも印象的なエピソードでした。
実はこのエピソード、本放送のときはサラリーマンをしていて、深夜まで働いていたので見逃していたのです。昨年、田村正和さんが逝去なさったときに、関西テレビで再放送したときに、やっと観ることができました。
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■文筆家として知っている事柄
はじめて読んだ博士の本は、『水道橋博士の異常な愛情―または私は如何にして心配するのを止めて風俗とAVを愛するようになったか。』
「あら、キューブリックが好きなのかしら?」と思い手に取りました。私もキューブリックマニアですから。この本のタイトルの意味がわからない人は、この動画を観てくださいな。
キューブリックも好きなんですが、脚本で協力している「テリー・サザーン」のファンなのです、私。「カジノ・ロワイヤル」(ピーター・セラーズがガ出演しているコメディ映画のほうです)、「ラブド・ワン」(トニー・リチャードソン監督のブラックコメディ)、「イージーライダー」、「マジッククリスチャン」等など、1960年代末〜1970年代初頭の狂った映画にチョコチョコ参加している変態脚本家です。
そのあとは、「筋肉バカの壁」ですか。タイトルに惹かれました。
「藝人春秋」は病院の待合室で、週刊文春を読む時に読んでいたぐらいで、今回、「松井一郎スラップ訴訟事件」が発生したので、文庫等でまとめて読んだ次第です。
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■政治論客として知っている事柄
私、映画評論家の町山智浩さんのファンなので、氏が出演する動画を漁っていたときに、博士の動画に行き着いたという感じです。
正直なところを言いますと、博士が「政治について語っている」ことを、私は知らなかった。「藝人春秋」などを読んで、後追いで、政治関係者とテレビ番組で共演していることを知りました。石原慎太郎とここまで親しかったとは。(東国原氏が東京都知事選挙に出馬するまでですが)関西では「TOKYO MX」の番組はほとんど放送されないですから。(サンテレビが「5時に夢中」を放送しているぐらいかしら…)
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■運転免許証事件として知っている事柄
人生のほとんどを無職で過ごしてきた私が博士について一番印象に残っているのは「笑っていいとも!」に出演された際の「免許証コレクション」を見たこと。
私は、運転免許を取得にいって、一回目は島根の合宿センターで教官にいじめ抜かれて夜中に脱走。二回目はオートマ免許が新しくできたので「これねて、私にも・・・」と甘い考えで教習所に行き、眉毛がないリーゼントのいかにも「暴走族やってました」という教官にいじめられ腎盂腎炎になり血尿を出して入院しそのまま教習所をやめた・・・そんな私にとって。たくさん運転免許証を持っている博士が羨ましくて仕方がなかったのです。
「一枚でええから、くれへんかなぁ・・・」
などと考えながらテレホンショッキングを見ていました。
が。この行為がもとで、博士はのちに警視庁に咎められ罰金を払うハメになってしまいます。有名な話ですね。
博士は、テレビ朝日「しくじり先生」で、この件について謝罪されています。
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・・・ということで、博士、フォローしていただき、本当にありがとうございます。博士のツイートをリツイートしましたので、私も松井一郎に訴えられるかもしれません。一緒に「松井一郎のスラップ訴訟」と戦いましょう。
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