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ああ、女子ってめんどくさいと思うこと。

ズキっと胸にくる話を読んでしまいました。
内容が内容なので引用はしがたくて、ざっくりとあらすじをまとめると、仲良し女子グループでレストランで着物ランチをしようという話になったので、お母さんが仕立てて箪笥にしまってあった訪問着で出席したら、そこで女同士の値踏みに巻き込まれて嫌な思いをした、という話。

グループの女子の1人がいわゆるお嬢様で、着物の世界に慣れていることもあって、お母さんのお下がりの着物を着た友人を無視したり、面と向かって
「デブは着物を着たらいけない」
と言ってのけるアレで、付き合いはやめたし着物も着なくなったとか。
強いていうなら、レストランに行くなら正絹の付下げを選ぶのが無難かな?とは思いますが、そこはお店の雰囲気に合うように考えればいいことかと思います。

で、問題は、着物に慣れてない人、しかも友人に向かってこの言い草、その日を限りに絶交していいくらいの失礼ではあるのですが、女同士はこれをよくやります笑
格下と見た相手にはすかさずマウントを取って、チクチク言ったり仲間外れをやりだす。

女の敵は女。
女性は表向き仲良くしていても、裏では悪口を言いあって陰険だと思われるかもですが、女性が群れているのは
「仲良し」
ではなくて、
「同盟」
ですので、大事なのはパワーバランス。
このコミュニティに参加させる価値があるか、親しくする価値があるのかお互いに値踏みしあうのが女性です笑
仲良しの女性グループは、なんとなくファッションや言動が似てますよね。あれはお互いに
「無害」
をアピールし合う結果では、と思っています。

衣装、ハンドバッグ 、美貌、学歴、資産、配偶者の収入や勤務先、子供を通わせる学校、お付き合いをする奥様方etc.
手持ちのカードでポケモンバトルをして、見栄を張るのがよくある女性の世界で、特に衣装は
「女の甲斐性」
が絡んでめんどくさくなりがちですね…。
なんとかならないんでしょうか。
ならないと思うけど。

ただ、女の友情はない、というわけではなくて、若い頃からの仲良し、例えば家族ぐるみの付き合いがあったり、中高一貫校の同級生だと友情が続くように思います。
あるいは、それぞれの持ち場でがんばってきて、人生の春夏秋冬を経た女性同士だと、少し話をしただけで
「あー、あなたも頑張ってきたのねえ」
みたいな。
私たちって頑張ったわよねえ、立派よねえと共鳴するものがあって、それも味があります。
人にいけずを言うよりも、優しく受け入れられる人でありたいな、と思ったエピソードでした。


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