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茶道で悩ましいこと(初歩的)

少しは生活態度が改まって健康的になるかしら、と期待をして茶道の稽古を始めて、そろそろ半年となりますが、やればやるほどわからなくて迷走することがあります。
たぶん、ベテランの人からすれば、
「なんだ、そんなこと」
と、思われるのでしょうが、初学者にはわけがわからない笑
そんなどうでもいいことを3つ、メモしてみます。
本当にどうでもいいので、笑っておしまいにしてください。

その1:抹茶の温度・お湯の量が一定しない

カップとスプーンで計量するべき、とは思わないのですが、やはり抹茶のベストコンディションがある、はず…。
具体的に挙げると差し支えるので伏せますが、モダン志向の茶席で出されたお茶は、水っぽくてぬるかった。
香りを立てるために必要な温度があるはずなので、せっかく凝った演出をするなら、おいしいお茶を頂きたかったです。
かと思えば、茶碗に触れた瞬間ピンチを感じるくらいに

熱々のなみなみ

にサーブされることもあって、猫舌は死にます。
何が正解というわけもないのですが、差がありすぎるとつらい。
「美味しくいただくのが大事」
ともいかない不安があります笑

そして自分で練習する時の茶碗と、よそで使わせていただく茶碗は大きさが違う。
目分量でお湯を入れると何が適量なのかまったくわからなくて、お点前よりもお湯の量で緊張しています…。
抹茶とお湯の量のバランスが口当たりの良さに大事で、お湯の温度が香りの立ち上がりに影響するはずなので、適量・適温を知りたい。

その2:袱紗の洗い方

稽古で袱紗を使うと抹茶のよごれがつくので、毎回洗う必要があります。
何も考えずにネットに入れて洗濯機で洗ったら、やけに縮んでしまって生きた心地がしませんでした…。
必死に引き伸ばしてアイロンをあてたら、なんとなく元どおりになって魂が戻ってきたのですが、2度と洗濯機では回しません。
とりあえず、帰宅したらすぐに手洗いして、鏡に貼り付けて洗張りにしたのち、乾いた袱紗を振り回してグッタリさせてから折りたたんでいます。
こんな雑な手入れでいいんでしょうか…。

その3:お菓子のカロリー

上生菓子は目に美しくて、美味しいけれどカロリーがしっかりあります。
せっかく抹茶を立てたなら、美味しいお菓子も頂きたいけれど饅頭こわい(血糖値)です。

追記
日本橋の三井記念美術館で、三井家の茶道具コレクションを鑑賞してきました。

展示されている品物の粒が大きくて、コース料理なのにずっとメインが出てくる感じでした。
千利休が使用した茶杓と、手書きの銘にはぞくっとしますね。利休さんは気迫の人で、巨大な人物を感じます。

国宝の茶碗「卯花墻」も展示されていて、じっくり見ることができますので、お時間を作ってぜひどうぞ。
写真よりも実物のほうが、はるかに素晴らしかった!


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