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2024 川の道フットレース 252km(その1)

2年ぶりに「川の道フットレース」のハーフ252kmを走ってきました。
はい。ハーフですが252kmあります(笑)通称フルと呼ばれる日本横断ステージは514kmになります。

川の道フットレース」の概要についてはリンク先をご覧ください。
514kmの方は東京は新木場駅をスタートし、埼玉・群馬・長野を通ってゴールは新潟はまさに日本海に面した海の家。
半分の252kmは途中の小諸をスタートしてゴールは同じく新潟の海の家。
制限時間は58時間と同等の距離のレースと比較すると余裕がある設定になっていますが、エイドの少なさ(ハーフは途中2か所のみ)毎年気象条件が異なるという感じで決して油断はならないレースだと思います。
ましてや514kmの方は132時間という制限時間ですが(5日間プラス12時間)途中休憩マストだったり峠越えもあったりと、トップクラスでも何があるかわからない慢心は禁物のレースです・・・

過去ハーフ1回、フル2回完走経験がありますが、2年ぶりということでコースも覚えているかどうか微妙な上に新設CPも初めて行くということで、気を引き締めての参加となりました!

装備や準備など

ですが装備や準備などはあまり大したことはやっていなくて・・・
スタートから132kmにある旧三箇小学校というレストポイントで一度預け荷物は出せるのでそれを踏まえて用意したものは・・

・予備電池と予備ライト
・予備ハンカチ
・予備ソックス(万が一穴が空いたとか濡れたとか用)

あれ?こんなもの?ちなみに寝る時に使用する寝袋も入れましたがレストでは使用せず(ゴール後はこれで爆睡しましたが)でした。

ウェアは普通の半袖シャツにアーム、薄いタイツにショートパンツ。
キャップにサングラスというごく普通の格好。ちなみに普段タイツは履きませんが、このコース長野を夜間通過する時すごく寒いことが多いので素足は避けています。
あと背負ったザックには防寒用のウィンブレ3枚(厚さが異なるもの)防寒用パンツ、ネックゲイター、ライト2つに予備電池、予備コンタクトにティッシュ。
あとマイカップと携帯ボトルも持ちました。チカチカライトも2つつけて。
あ、もちろんお金やスマホは当然!CPの報告は自分のスマホでするシステムなのでスマホがなかったらアウトというか失格??

以上これだけです。サプリ関係、薬関係は今回もなし!というか持ったことないかも。

説明会の後スタート

5月3日の朝9時半から10時半が説明会。以前はスタート地点のホテルの前で簡単に、でしたがいつの間にか2階の和室で1時間もやることになってました。
説明会が終わったら荷物をお預けつつわちゃわちゃとランナー同士お喋りしたり写真を撮ったり。ここでしか会えないランナーも結構いるので(笑)スタート前に会っておかないとね。

スタートの小諸グランドキャッスル

今回のハーフの一般エントリーの抽選倍率は8倍を超えたそうで!!
これを潜り抜けて参加するランナーはスタート前から強運の持ち主。
私はフル完走の永久ゼッケン保持者のため優先エントリーでした・・・すみません。
私が初めてハーフにエントリーした時は確か2倍だったと思ったけど・・・
この大会、年によって曜日合わせが異なるので倍率が変わるんですよね。

11時。小諸グランドキャッスルホテル前をゆるゆるとスタート。
急いでもこの先信号だらけなので(笑)のんびり行きます。

スタート前はワイワイ

天気は最高

新木場駅からここまで走ってきたフルの選手は前日大雨にあって大変だったそうですが、小諸のこの時間は快晴で湿度も低く快適。長野県は清々しいです。

トップグループはあっという間に視界から消えて(笑)気が付けば数名からなる小グループで走ってました。最初のCP上田城(18.6km)を過ぎて左折すると早速前方に黄色のゼッケンのフルのランナーの姿が見えます。
フルのランナーは先ほどの小諸をハーフスタートの3時間前(8時)にスタートしなければいけません。この辺りからフルのランナーにポツポツと会うことになります。

そのうちグループで走っていた人たちがコンビニや自販機に消えて行きます。
私はスタート前にボトルに入れていた水を飲みつつなので大丈夫。
知り合いランナーと2人旅だったのがこれも気づくと誰もいない。すでに単独走・・・
今年も坂城のモスクには信者と思われるムスリムの人たちがいました。
ハラルのお店もあるんですよね、この辺り。
屋代の先で地下歩道に入って出たあたりだったかな、東京から応援の友人たちにばったり。このうちの1人のご主人がフルに出ているので応援に来ていたわけ。
おやきの差し入れをいただき(この先空腹の時にしっかりいただきました!)元気もいただいてCP篠ノ井橋北詰(42.3km)15時20分。

この先地図を見ながら立ち止まっているフルランナー3人組と遭遇。
側道に降りてCPはチェックしたものの、この先の道がわからなくて行ったり来たりしていた様子。進行方向をお伝えし先行しました。
紙の地図だけだとこの辺の細かいところがわかりにくいんですよね。(しかもページが跨っていて余計よくわからない)でも思い込みで突っ走るより止まって確認する方が絶対大事!!

善光寺までにたくさん人に会う

ここから次のCP善光寺まではひたすら北上。
犀川を渡るとやっと長野市中心部に近づいてきたなあと感じます。
過去いろんな時間帯にここを通過してきました。
この辺で夕暮れになって早々に夕食にした時もあれば、まだ午前中で善光寺参拝してから昼食を食べた時もあったし。ハーフとフル、年によっても見る風景が違う。これも長いレースの面白いところかもしれません。

この辺でもたくさんのフルのランナーに会えました!
大体走り方とウェアで遠くからでも誰だかわかる(笑)お互いの近況とか他のランナーの様子なども聞いて情報交換。ハーフだとたくさんの人に会えるのが楽しい。
またこの辺だったと思いますが飯山駅から逆走応援の知り合いランナーさんとばったり。ありがとうございます!

善光寺の参道へ曲がろうとした時前半一緒に走っていたTさんとすれ違う。
おお、もうこんなところにいたんだ。さすが速いなあ。
参道はもちろん全部歩きです。まだお店もやっていたからか結構な人出。
写真も結構撮ったものの人がすごくてあまりいい写真にならず・・・
CP善光寺(55.4km)16時49分
参拝して戻る時にも知り合いランナー2人に遭遇。ここ折り返しで何気に人に会えますね。
以前はこの参道出てすぐ左に私設エイドがあったんだけど、今回はありませんでした。そういえば私設エイドも以前と変化がありましたね。

善光寺山門。まだ人が少ない写真(笑)
参道で知り合いランナーにばったり

この先でもアイスを食べながら歩く知り合いに会ったり(笑)まだポツポツランナーがいました。さてどこで休憩しようか・・・と思っているうちにアップルラインに。

バイパスか旧道かそれが問題だ

アップルラインに出たとたん、風が強くて冷えてくるのを感じます。
ここは両側がりんご畑で吹きっさらしなので、風がよく通るんですよね。
夜間だと本当に寒いところです。
今回も明るいうちだったのでりんごの花が綺麗に咲いているのが見えました。
ここ普通に観光で来てりんご狩したいなあ・・・
あとドイツ料理レストランとかそそられるお店が多くて(でも駐車場いっぱいでしたが)とっても気になる道(笑)

そのうちCP浅野交差点(70.9km)が見えてきました。
ここにあった私設エイドもやっぱりなかった・・・18時35分着
ちなみにこのスマホの計測、送信してから表示されるまで結構時間がかかります。時と場所によりますが・・信号待ちや休憩時間にしてのんびり待つのがいいかも。
ここでハーフのランナー2人と会ってしばらく次のコンビニまでご一緒しました。
少し行ったところのセブンで久しぶりの休憩!いただいたおやき以外にゼリーや飲み物や色々買ってゆっくり座って休憩します。(実は千曲市のコンビニでも休憩したのですが、店内にいたおばさんに付き纏われ質問攻めにあって早々に退散・・・)
駐車場にいた運転手さんに質問され、新潟まで行くことを話すとエナジーゼリーをくれました。きっと運転中疲れた時に取るんでしょうね。貴重なものをありがとうございました。

一緒だったランナー2人はとっくに先に行ってしまいまたしても1人。
夜間走の準備をして再スタートです。ただし寒くはないのでライトとザックのチカチカライトだけ。
ここからバイパスと旧道の分岐までは意外と明るかったです。
なんとなく道も綺麗になった印象。とても走りやすい。
さて分岐に到着しました。ほとんどの人が夜間でも旧道に行きますが、今回4回目にして初めてバイパスに行ってみることにしました!(どちらに行っても可)
交通量はありますが歩道もしっかりしているしさてどうなることやら。

次回に続きます


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