苦痛と絶望

もう5月。

この戦争がのちになんて呼ばれるようになるのかわからないけど、ロシアのウクライナ侵攻から2か月以上になる。

最初の頃は停戦交渉のニュースもよく流れていたけど、最近は「長期化」なんて言われていて、ほんとうに苦しい。

ニュース見ているだけの私も苦しい。そして絶望する。

現代社会でこんなにも長く、戦争を止められないんだという事実に絶望している。

たくさんのひとが亡くなって、傷ついて、苦しんでいるだけの戦争。戦地にはどんどん武器が集まって、停戦のきざしがみえない。

災害や事故じゃなくて、武器によって建物が壊され、住むところや学校や病院なんかがなくなって、望まない生活を余儀なくされている人たちがたくさんいる。

この戦争をやめてほしい、と思っている人たちが世界じゅうにたくさんいるのに、今日も戦争は続く。大勢の人たちの希望や祈りよりも、武器や核兵器や国の思惑の方が強いのか。そういうことに絶望する。たくさんの戦争から得た反省や教訓はなんだったのか。いつまで戦争は続くのか。現代社会には無意味な戦争をおさえる力はないのか。

単純に、苦しくて、怖くて、悲しい。

はやく戦争が終わりますように。ひとりでも多くの人の命が、暮らしが、救われますように。