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何もないのではない

潜在意識行動学アカデミーリレーブログ
担当は、わたしです。

“椎葉村は、人が作ったものではないものが何でもある”
こんな素敵な表現をしてくださったのは、椎葉村地域おこし協力隊3年めの方です。
実は、この言葉にいたるまでの経緯があります。
多くの椎葉村民は、「椎葉には何もない」と言います。
わたしもその一人でした。
それを憂えて言われた言葉だそうです。

より良く便利に生きようと、人はさまざまなものを作ります。
それも素晴らしいことです。
でも、自然を作りだすことは容易ではありません。
これからは逆に、自然をなくしてしまう方向性が強いでしょう。

何もないとは、これまで引き継がれてきた目の前の大切なものが何も見えていないとも言い換えられそうです。
目の前にたくさんあるはずです。
何をもって何もないと言うのか、自分が大切にしているもの必要なものが浮き彫りになっているように思えます。

素敵な表現を通して、さまざまなことを考えることができました。
椎葉村の魅力も再発見できました。
人の価値観に触れると、素敵な気づきがあります。

とは言え、人が作ったもの生み出すものも、とても尊いです。
両方をうまく活用することが椎葉村の発展に繋がるのでは思います。

椎葉ゆう子


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