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1対1で人と話す際に意識していること

マシュマロへの質問と回答です!

【Q】
人と話すのが苦手で、どうしても緊張してしまったり、相手が自分との時間を有意義に思ってくれたかどうか不安になることがあります。

家にこもりつづけるより、誰かと話した方が人生豊かになる気持ちはあるのですが、人と話せば話すほど上記のような緊張や人間疲れを感じ、思うように動き出せません。一時期は意識的に人と話していた時期もあったのですが無理があったのか、その関係をリセットするような動きをとってしまったこともあります。

中村さんは毎日いろんな方にあっていらっしゃいますが、こういうことはないのでしょうか。

【A】
1対1で会うときの想定で回答しますね。

今は初対面の方が相手でもそこまで緊張しなくなりましたが、それは単に「場数を踏んで慣れたから」「ある程度打ち解けられると経験的にわかっているから」だと思います。「慣れ」の問題です。

昔はもう少し緊張していたかな。でもドキドキよりもワクワクの方が優っていたから、人に会っていたのだと思います。

ただ、「人間疲れ」というのは多かれ少なかれあります。というか、ぼくは少し前までかなりひどかったです。その場は「楽しかったな」と思っていても、別れたあとでドッと疲れたり、頭痛がして横になりたかったりします。どうしても気が張ってしまうんですよね。

今は毎日のように誰かと会っているからまた慣れてきて、多少は疲れるけど、耐えられるくらいまでになってきました。けど長く話し過ぎると苦しくなってくるので、時間はなんとなく決めておくと良いと思います。あと、なるべく一日に複数の人に合わないように気をつけたりしてます。

「相手が自分との時間を有意義に思ってくれたかどうか不安になる」という問題については、アドバイスがあります。

そもそも、人が雑談の場を有意義に感じるって、どんなときでしょうか?

もちろん、相手が良い話をしてくれて「学びになったな」、背中を押されて「元気が出てきた」と感じるときも有意義ですが、逆に相手から何かを質問されて「おもしろい!」「勉強になります」と言われても有意義ですよね。というか、嬉しい。

だから、「相手と話をする」というよりも、「話を聞きに行く」くらいのスタンスで臨むと良いと思います。

人って、自分に興味を持ってもらえて、いろんなことを質問されるのって、かなり嬉しいものなんですよ。だって、普段の生活でそこまで聞かれないから。

だから、自分が話を聞いてみたいと思える人に、「なぜ話を聞きたいのか」「どんなところが尊敬できるか」とか、ぜひ伝えてみてください。

相手はそういうことを言われるだけで嬉しい。自分の持っている知識とか経験で何かを与えるというよりも、相手に意識を向けて、「こういうところがすごいですよね」「もし自分だったらそんな決断できないです」と伝えたり。

そしたら相手にとっても気付きや発見になるし、内心「今のセリフ、録音しておけば良かったな」と思うくらい嬉しいわけですよ。

反対に、雑談の場で、相手から何も質問されなかったら、寂しいし、悲しい。ぼくはかつて、1時間の雑談の場でひたすら相手の話を聞かされて、だんだんイライラしてきたことがあります😂(笑)

「この人は自分の話しかしない!😠」と。ぼくには興味がないんだろうな、と思ってしまいます。でも多分、ぼくだけでなく、人間みんなそんなものです。

だからですね、自分の話で相手に有意義さを感じてもらおうとするのは結構リスキーで、「結果そうなったらいいな」くらいに思っておいた方がいいです。

それよりも、ほぼ確実に喜ばれるのは、

・相手の話を聞く
・質問をする
・気になる返答があればさらに掘り下げる

という姿勢だと思います。

そんな姿勢でいても、(相手がまともな人であれば)そのうち向こうは「あ、自分ばかり喋ってるな」と気付くはずです。それで何か質問されたら、あなたは普通に話せばいい。聞かれたことを話すならそんなに緊張もしないでしょう。

自分の話で話題をつくろうと思ったら、ぼくも緊張します。そうじゃなくて、相手に質問することで、話題をつくっちゃえばいい。

そんなことを続けていると、自然と人と話すことにも慣れてくるし、楽しくなってくると思います。朝活やってみて、改めて人と話すのはいろんな刺激をもらえていいな、と感じています。ぜひ一歩踏み出してみてください!

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