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ラブ・ロマンスと言うか、ラブ・ストーリーは何度か書いていますが、今回はリサーチをかなり…
こんな事を思っているのは、今日が特別の日だからなんだ。マナツの記憶を全部思い出す特別の…
マナツの父親、いやあのクソ親父は最低だった。クソ親父の実家はそれなりの資産家で、地方な…
美香の葬儀には出なかったけど、後日に美樹ちゃんに呼び出された。 「淳兄ちゃん、ありがと…
エレベーターを降りると詰め所みたいなところがあった。ナース・ステーションって書いてある…
あれからマナは美樹ちゃんと連絡を取り合ってるみたいだった。そして、 「日曜日に来られる…
ボクのスマホにも着信は少なからずある。学校の友だち、歴史サークルからの連絡、サークル仲間からのもの、もちろん諏訪さんや今泉、言うまでもないけどマナからもだ。だけど、数はそれなりにあっても、限られているのは限られている。 それでも見知らぬ着信が入ることもある。そういう着信は詐欺まがいの事が多いからスマホは登録した電話番号以外は拒否するように設定している。社会人なら困ることもあるかもしれないが、学生ならそれで十分だし。 それがある日に着信履歴がエライことになっていた。ず
感動の初体験から始まったマナとの同棲生活も二年が経った。そうボクも最終学年になった。就…
感動の朝だったけど、狭いお風呂で一緒にシャワーを浴びて着替えたら、マナはいつものマナに…
無事二年に進級、学生生活は順調だ。マナとの交際も、もちろん続いている。マナの二十歳の誕…
大学は無理すれば売られてしまった家からでも通えたが、無くなってしまったものはしようがな…
辛すぎる日々だった。それでも美香との失恋だけで自分の人生を捨て去ってしまうのも惜しい気…
気が付くと電灯の明かりが目に入った。あの世にも電灯があるんだと感心してたら、 「ジュン…
ここは波濤館流道場の一室。集まっているのは山吹真夏、諏訪理子、今泉健太郎の三人。行方不明の氷室淳司を自宅で発見し、波濤館流道場に運び込んでいる。 「山吹さん。あんなパンチを喰らわせて氷室は大丈夫なのか」 「ああやって静かにさせないと今泉君は病院送りになってたよ。今のジュンちゃんは弱ってるけどセーブの観念が無いから、殺されたって文句は言えないぐらい」 今泉はちょっと驚きながら、 「それでも氷室は意識を失ってもたやないか。病院に連れて行った方がエエんちゃうんか」 「それ