記事一覧
F6 ヨッシャマンと禁忌の言葉たち
少し前に催眠術について書いたので、すっかり催眠の人だと思われているようだ。
補足的なことだが、大人よりも子供の方が催眠術にかかりやすい。
それは、大人の脳波がβ(ベータ)であるのに対して、子供は日常的にα(アルファ)波の状態だからだ。
何が言いたいかというと、メチャクチャ暗示が入りやすいのである。子供は。
彼らにとっては大人の言葉、特に親のそれは催眠術師に言われたようなものであると認識しておいたほ
F5 愛すをめぐる冒険
「荷物が届いているわよ」と猫が言った。
差出人に見覚えはない。一体なんだろう?大体において、ミステリーというのはこうやって謎の荷物が届くことから物語が始まる。レイモンド・チャンドラーの小説みたいに。甘く、危険な香りがする。
私の買ったアイスクリームマシンだった。
少しがっかりしたが、まだ甘く危険な冒険の香りは残っている。アイスなのだから。
なぜ私がこのマシンを購入したのかと言えば、とあるソフ
F4.5 ヨッシャマンVS催眠術2
ヨッシャマンシスターは囲炉裏の会のメンバーでもある。
囲炉裏の会というのは、資本主義社会の崩壊をもくろみ、かといって何をするわけでもなく、気まぐれに集まってはマニアックな話題とお菓子をむさぼるという会である。
その妹の知り合いが、私が催眠術師であるという噂を聞き付けて私の家にやって来た。
なんという勇者。
「ちゃんと旦那さんに言ってきた?大丈夫?」
とこちらが気を使ってしまう。
言ってありますから
F4 ヨッシャマンVS催眠術
恋人と出会った頃、私は「催眠術」という怪しい沼にどっぷり漬かっていた。発酵するほどに。
初デートで催眠術の魅力について語ってしまい、ひどく引かれたのを憶えている。
別れ話の後で、
「今度出会う人には、最初から催眠術の話はしちゃダメだからね」と注意を受けたほどである。
それほどまで怪しいと思われてしまう催眠術になぜ惹かれたのかと言えば、まさにその怪しさゆえだ。
私の中では、怪しさと神秘は同義である
怪人図鑑⑦
僕が投稿始めた初期の頃から拝見させていただいている「たまはるキネシオロジー」さん。
真摯に記事を書かれる方ですので、どーやって怪人化すればいいのか……。しかも、辛口希望とのこと。
うーん。仕方ない。一番ふざけたフォルムにしよう。
ということで生まれたのが、これ。
怪人図鑑⑥
宗像三女神(まっ子ミルコティコ)最後の一角。
めぐみティコさん。
僕が描き終えてからも続々と面白ネタを出してこられるので地団駄踏んでおります😂
追加情報としてこれだけは言っておきたいのです。
「エロい声の怪人」です。
妄想武術ヨッ社発刊
怪人図鑑⑤
今回は、僕が毎日ストーキングしている「芋けんしー」さんです。無駄のない鋭い文章とカッコいい文体。月に一度の小説がメチャクチャ好きなのです♪
ネタの宝庫なので、怪人化はとても楽でした。
怒られることは覚悟でふざけました。
怪人図鑑④
今回の生け贄は「Blue hand」さんです。
愛の伝道師、詩人の方を怪人化するのもまた大変でした。
一番セクシーに仕上がったのではないかと思います。
あくまで、ご本人の希望だということを強調しておきたいです。Blue handファンのみなさま、僕を責めないで。
F3 ヨッシャマンVS伝説のセラピスト
私はヨッシャマン。
何者でもない。
何者でもないのだが、住宅ローンと夢を抱える身としては職業は必要である。
本来ならば秘密結社を立ち上げるか、秘密クラブを経営すべきなのかもしれないが、実際には整体を生業にしている。
そう。ヨッシャマンのよそ行きの表顔は整体師なのである。
しかし、この「整体師」というネーミングはいまいち地味で面白味がないなぁと思う。
「癒術師」とでも名乗ろうかと思うけれど、中二病患
怪人図鑑③
誠に失礼ですが、まっ子さんもミルコさんも普通に怪人なので描くのは苦労しないです。
しかし、今日は「くりすたるる」さん!
怪人の要素がない……。超人ではあると思うのですけれど。
もう、親玉ってことにするしかないなと。
怪人図鑑②
怪人図鑑に載りたいなどという人は本当に怪人だと思います。
そんな人はまっ子さんだけなのかと思ったら、意外といる……😳
需要というものは、どこにあるのか分からないものですね。
みなさん、正気ですか?
みっつぶやき。
ふざけて怪人図鑑を作りたいと書いてしまったのです。
そしたら、敬愛するまっ子氏からリクエストがありましたので描いてみました。
きっと後悔すると思いますが。
僕は悪くないです。まっ子さんが言ったのです!
絵心がないので、全然怪人ぽくない……💧
F2 ヨッシャマンVSアルコールマン
朝目覚めて、今日やりたいことがある。素晴らしい。
やりたいことが何もない。これもまた素晴らしい。
どちらにしろ、朝というのは爽快な気分になれるはずだ。
前日に飲みすぎてさえいなければ。
昨日、缶ビール6本入りを2パックもらった。
12日間楽しめるはずだったのに、その日のうちに4缶飲んでしまった。空きっ腹で。
すっかりお酒に弱くなり、1日に1缶がベスト。
許容量は2缶。3缶飲むと翌朝頭が重く、
ヨッシャマンの冒険 ファイル1 「不食」
新シリーズである。
正直たいして変わりはないと思うのだが、前作のテーマが「進化」だったので、今作は「冒険」に焦点を当てて書いてみようと思う。
地図はない。どこにたどり着くのか私にも分からない。本当に冒険なのか。あるいはただの漂流か。
ひとまず、第一夜は「不食」について語ろう。
私が今手掛けている中で、最も面白い冒険だからである。
まだ始めたばかりで、とても結果報告と呼べるようなものではないのだけ
#22 最終話「さらば、ヨッシャマングレート」
どうも最近、前置きが長くなってしまっていけない。結果、長文になってしまい書ききれないという羽目になる。
そういうわけで、また前回のつづきを書くことにする。まんまと書ききれなかったから。
ネコになりたい、という人が結構いる。
そのほとんどが、「働きたくな~い」「家事したくな~い」という疲弊した者たちである。
私も仕事はしたくないクチであるが、ネコにはなりたくなかった。家ネコなどもってのほかだ。
退
#21 ヨッシャマンと無為の極意
のっけからなんだが、今日はヨッシャマンの秘密基地を紹介しよう。
私はこのアジトを、「座・トランアングル」と呼んでいる。
食事、書き物は座椅子で。
寝転がる、テレビを観るのはソファー。
読書、スマホいじりはハンモック。
この3つの「イス」で私のリビング生活はほぼ完結してしまう。
バミューダトライアングルみたいなもので、はまりこむと抜け出せない。特に出かける用事がなければ私は大体この海域にいる。
消