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2024年 エプソムCの予想
■高速馬場で、ある程度の位置が必要
春の東京開催16日目。この時期は例年、馬場の内側が悪化し、パンパンの良馬場ならば内を空けて走ることが多いが、今年はそこまで内側が悪化しておらず、内も頑張れている。ただ、それでも外が伸びているのも確か。高速馬場の時計勝負では外々を回るとロスが大きくなることから、内から2頭分ほど外を通すのがベストだ。
また、このレースは外差し有利のイメージが根強いが、過去1
2024年 安田記念の予想
■近年の傾向は「外差し有利」
過去10年の安田記念を振り返ってみると、不良馬場で行われた2014年こそ極端なハイペースになったが、良~稍重だった9回のうち平均ペースが6回、ややスローペースが3回。良~稍重であれば極端なペースになりにくいのが特徴だ。
位置取りでは逃げ1勝、先行2勝、中団3勝、差し3勝、追込1勝。力のある強い馬はどの位置からでも勝利しているが、東京は連続開催14日目ということ
2024年 若潮スプリントの予想
■狙いは内目の枠の差し馬
南関東のトップクラスが集結したニューイヤーCとネクストスター東日本の勝ち馬(8)ギガースが出走。しかし、本馬は中央が相手の交流重賞を使った後の一戦で、ここが大目標ではないはず。
また本日は重馬場、900m巧者のリノデスティーノのレースメイクでかなりのハイペースが予想される。船橋としては走破タイムの速い決着になることが予想されるだけに、ロスを小さく立ち回れる差し馬を
2024年 目黒記念の予想
■近3年は超絶スローペース
目黒記念が行われる東京芝2500mは1角までの距離が450mと十分あり、スローペースもハイペースも発生しやすい舞台。しかし、2020年まではダービーで熱量が高まるのか、平均ペースよりも速くなる傾向だった。
しかし、近3年は一転して超絶スローペースが発生し、1~2番手以内でレースを進めた馬が3着以内に好走している。
今年もテンの速い馬が少なく、あまりペースが上
2024年 日本ダービーの予想
■あまり後方からだと届きにくい
過去10年で先行5勝、中団3勝、追込1勝、マクリ1勝。2着も逃げ~中団が8回。追込馬がワン、ツーを決めたのは、ご存じ、2022年のドウデュースとイクイノックスだが、この年は緩みなくレースが流れていた。
ダービー週はB→Cコースに変わるが、基本的にはスローペースの傾向で、前走から大幅距離延長となる前週のオークスとは違って3角の時点での位置取りがあまり後方からだと届
2024年 葵Sの予想
■内回りの京都芝1200mが舞台で前有利
2018年より重賞に格上げされ、今年で7回目となるが第1回目は3番枠のゴールドクイーン(8番人気)と1番枠のラブカンプー(6番人気)のラブカンプーの行った、行ったが決まり、大波乱の幕開けとなったように、前からの押し切りが決まりやすいレースとなっている。
それもそのはず、このレースの舞台となる京都内回りの芝1200mは、向正面の半ばからスタートして、
2024年 平安Sの予想
■パサパサ馬場で逃げ、先行馬が揃った一戦
逃げたい馬は(7)ミトノオー、(12)メイショウフンジンの2頭。(8)スイレンはブリンカーを着用するようになって、砂被りや揉まれる競馬でも問題なくなくなってはいるが、それでも安定の2列目の外を取りたいはず。その上、良馬場でパサパサのダートとなると、タフな展開になる可能性が高い。予想外に前半からペースが上がらなければ、(10)グロリアムンディが昨年のよう
2024年 大井記念の予想
■9頭立ても番狂わせもありそうな一戦
1番人気の(1)サヨノネイチヤは勝島王冠では3~4角で捲ったロードレガリスを追い駆けて進出して勝利、ブリリアントCでは3~4角で捲った(4)ヒーローコールを追い駆けて進出して勝利。ともに展開利があっての重賞2連勝である。
また2番人気が濃厚の(7)セイカメテオポリスは昨年の大井記念と東京記念で(6)ランリョウオーを撃破したが、今年1月の金盃ではランリョ
2024年 ヴィクトリアマイルの予想
■後方からでは届きにくいレース
過去10年で勝ち馬は逃げ~中団までで8勝。差しは2勝しているが、追い込み馬の3着以内はゼロ。2着は逃げ~中団までが6回。3着は逃げ~中団までが9回。差し馬の2勝は2016年のストレイトガール(18頭立ての3角11番手)と2017年のアドマイヤリード(17頭立ての3角12番手)で、2017年は雨の影響で外差し有利の馬場だった。基本的に高速馬場で行われることが多いこ
2024年 京王杯スプリングCの予想
■Bコース替わりで外枠の先行、差し馬が活躍
過去10年で馬番1~8番の馬が1着1回、2着2回、3着7回に対し、馬番9番より外の馬は9勝、2着8回、3着3回と外枠の馬が活躍している。AコースからBコース替わりで外枠の馬のほうが馬場の良い外を走れるからだ。超高速馬場の東京芝でもコーナー2回なら、馬場の良い外目を走れる外枠の先行、差し馬に優位性がある。