山崎エリカ

PP指数を基にした穴党よりの予想。2023年から中央と南関の重賞を予想しています。時々…

山崎エリカ

PP指数を基にした穴党よりの予想。2023年から中央と南関の重賞を予想しています。時々、危険な人気馬を無料公開。またウマニティで『ダートグレード攻略』、SPAIA AI競馬で重賞展望コラムと不定期で『地方競馬対談』を連載しております。Twitter@_yamazaki_erika

最近の記事

2024年 平安Sの予想

■パサパサ馬場で逃げ、先行馬が揃った一戦  逃げたい馬は(7)ミトノオー、(12)メイショウフンジンの2頭。(8)スイレンはブリンカーを着用するようになって、砂被りや揉まれる競馬でも問題なくなくなってはいるが、それでも安定の2列目の外を取りたいはず。その上、良馬場でパサパサのダートとなると、タフな展開になる可能性が高い。予想外に前半からペースが上がらなければ、(10)グロリアムンディが昨年のように捲って、どのみちタフな流れになるだろう。ここは差し、追込有利の展開になると見て

有料
550
    • 2024年 大井記念の予想

      ■9頭立ても番狂わせもありそうな一戦  1番人気の(1)サヨノネイチヤは勝島王冠では3~4角で捲ったロードレガリスを追い駆けて進出して勝利、ブリリアントCでは3~4角で捲った(4)ヒーローコールを追い駆けて進出して勝利。ともに展開利があっての重賞2連勝である。  また2番人気が濃厚の(7)セイカメテオポリスは昨年の大井記念と東京記念で(6)ランリョウオーを撃破したが、今年1月の金盃ではランリョウオーにクビ差で敗れている。逃げるマテリアルガールをかわいがり、スローペースに誘

      有料
      500
      • 2024年 ヴィクトリアマイルの予想

        ■後方からでは届きにくいレース  過去10年で勝ち馬は逃げ~中団までで8勝。差しは2勝しているが、追い込み馬の3着以内はゼロ。2着は逃げ~中団までが6回。3着は逃げ~中団までが9回。差し馬の2勝は2016年のストレイトガール(18頭立ての3角11番手)と2017年のアドマイヤリード(17頭立ての3角12番手)で、2017年は雨の影響で外差し有利の馬場だった。基本的に高速馬場で行われることが多いこのレースでは、後方からでは届きにくく、ある程度は前目にいないと厳しいレースとなっ

        有料
        650
        • 2024年 京王杯スプリングCの予想

          ■Bコース替わりで外枠の先行、差し馬が活躍  過去10年で馬番1~8番の馬が1着1回、2着2回、3着7回に対し、馬番9番より外の馬は9勝、2着8回、3着3回と外枠の馬が活躍している。AコースからBコース替わりで外枠の馬のほうが馬場の良い外を走れるからだ。超高速馬場の東京芝でもコーナー2回なら、馬場の良い外目を走れる外枠の先行、差し馬に優位性がある。

          有料
          550

        2024年 平安Sの予想

          2024年 エンプレス杯の予想

          ■川崎記念で0.2秒差のディクテオンは馬群に沈んだ  先月の川崎記念でアタマ+ハナ+1馬身差のディクテオンは、先日の名古屋GPで1番人気に支持されながらも、上位馬に大きく離された4着と馬群に沈んだ。同馬は弱かったのか? 体調面の問題か? 前有利の馬場だったからなのか?  今回は川崎記念で2着、3着だった(4)グランブリッジと(7)アイコンテーラーが出走。ディクテオンの名古屋GPの敗戦をどう考えるが予想のポイントとなる。

          有料
          500

          2024年 エンプレス杯の予想

          2024年 名古屋グランプリの予想

          ■何が何でも逃げたい馬は不在  今回は「逃げてもいい」というタイプは何頭もいるが、何が何でも逃げたい馬が不在。テンが速いのは(2)ヒロイックテイルだが、同馬は昨年6月の中央OP・スレイプニルスSで逃げて(3)レッドファーロに完敗、(4)ディクテオンに先着という結果だった。  よって、ヒロイックテイルは他馬がハナを主張すれば、控える可能性が高い。仮にヒロイックテイルが逃げたとしても、一昨年のブリリアントSを逃げ切り勝ちした頃のスピードはないので、そこまで速い流れにならないと

          有料
          500

          2024年 名古屋グランプリの予想

          新潟11R 新潟大賞典の予想

          ■2018年以前、昨年と同じ開催4日目で外差し馬場  新潟大賞典は新潟外回りの芝2000mが舞台。新潟の外芝2000mは日本唯一のUターンコースで、最初の3角までの距離は約950mと非常に長いために、前半3~4F目でもあまりペースが緩まない(特に逃げ、先行馬が揃った場合)。さらに3~4角で急坂を下りながらのスパイラルカーブとなっており、ここで勢いに乗せられる中団馬、差し馬が非常に有利。逃げ、先行馬は苦戦の傾向となっている。  実際に過去10年で逃げ馬の3着以内は、2020

          有料
          550

          新潟11R 新潟大賞典の予想

          2024年 NHKマイルCの予想

          ■今年は外<中<内  昨年のNHKマイルCで外差し馬がワン、ツー、スリーを決め、大外から差したシャンパンカラーが優勝したように、例年のNHKマイルCは外差し馬場で行われることが多かった。しかし、今年は外よりも内が伸びるとは言わないが、経済コースを走れるぶん、外よりも内の馬が活躍している。  その上で、今年は逃げ、先行馬が手薄。その上で(9)キャプテンシーが逃げ宣言。タフな馬場だった前走のNZT時は(17)ユキノロイヤルのほうが明確にテンが速かったが、今回は(9)キャプテン

          有料
          650

          2024年 NHKマイルCの予想

          京都11R 京都新聞杯の予想

          ■展開の振れ幅が大きいレース  京都で行われた過去10年では、平均ペースが半数の5回。しかし、かなりのハイペースになったことが2回、かなりのスローペースになったことも2回あり、展開の振れ幅が大きいレースとなっている。  今年は何が何でも逃げたい馬が不在。ここは3月のゆきやなぎ賞で楽に先頭に立ちながらも、ウールデュボヌールやはアクアヴォナールに行かせて後半勝負に持ち込み、決め手比べで敗れた(10)ハヤテノフクノスケが序盤から抑えず、ハナを主張する可能性が高い。大外枠の(15

          有料
          550

          京都11R 京都新聞杯の予想

          2024年 東京湾Cの予想

          ■差しが決まり出して来た  昨日は土砂降りの影響で不良となり、1~12R中、全て3角3番手以内の馬が勝利。イヤになるほど、逃げ切りのオンパレードだった。本日は晴れで馬場が回復に向かう過程。差しが決まりだしてきている。  今回で逃げたいのは(8)ツキシロ、(11)コルベット、(10)バハマフレイバー。OPの椿賞ではハイペースで逃げるツキシロを3角手前からプレッシャーをかけに行ってバハマフレイバーが苦しくなって失速。この一戦からバハマフレイバーは早めに前を負かしに行かない可能

          有料
          500

          2024年 東京湾Cの予想

          2024年 かしわ記念の予想

          ■フェブラリーSとは逆よりの展開が予想される  今年のフェブラリーSは逃げるドンフランキーにウィルソンテソーロが狂ったように競り掛けて、前後半4F45秒6-50秒1の超絶ハイペースになった。今回は一転して何が何でも逃げたい馬は不在。さらに重~不良馬場。タフな馬場の船橋でペースは上がるにせよ、フェブラリーS時よりもかなり前が楽な展開になると見て予想を組み立てた。  ただし、フェブラリーSで先行策から押し切って優勝した(10)ペプチドナイルに関しては、2016年のモーニン、2

          有料
          500

          2024年 かしわ記念の予想

          2024年 兵庫CSの予想

          ■ダートで伸びしろがある馬が集った一戦  現在、世界のトップクラスを相手に活躍しているウシュバテソーロ、デルマソトガケ、ウィルソンテソーロ、ドゥラエレーデは全てデビュー当初に芝を使われていたことをご存じですか?  これはデビュー当初、芝を使ったことが良かったのではなく、若い頃に不適条件を使って能力を出し切れなかったこと(無理をさせなかったこと)が後々の成長に繋がったもの。まだ肉体が完成していない若い時期から、最適条件を使って無理をさせると、尻つぼみの成績になりがちだが、無

          有料
          500

          2024年 兵庫CSの予想

          2024年 天皇賞(春)の予想

          ■3~4角で最内を立ち回れる馬が活躍  過去10年(うち阪神開催を除く)の天皇賞(春)では、逃げて3着以内に入ったのは16年1着キタサンブラックのみ。一方、追込みでの3着以内もかなりのハイペースとなった14年の2着馬ウインバリアシオンぐらい。京都芝3200mは良馬場で馬場が高速化するほどスローペースで流れて3角の下り坂からのペースアップが主流だ。  前半は後方から進めても良いが、2周目の3角で7番手以内にいないと勝ち負けするのは難しく、先行~好位の直後が6勝(2着は7回)

          有料
          650

          2024年 天皇賞(春)の予想

          2024年 ユニコーンSの予想

          ■羽田盃を上回るメンバーが集った  ユニコーンSはダート競走の体系整備により、6月中旬から羽田盃後のこの時期に繰り上げられ、舞台を東京から京都ダ1900mに移して行われることになった。JRAの出走枠が4頭と限られた狭き門の羽田盃より、ヒヤシンスSの覇者(5)ラムジェットや伏竜Sの2着馬(15)アラレタバシル、1勝クラスや未勝利を圧勝した(12)ムルソー、(4)ミッキーファイト、 (13)カゼノランナー、(8)ラオラシオンなど、グンと強豪が揃った。◎にはかねてから注目していた

          有料
          550

          2024年 ユニコーンSの予想

          東京11R 青葉賞の予想

          ■ダービーの前哨戦らしくスローペースの傾向  過去10年の青葉賞では、ややハイペースになったことが2回あるが、かなりのスローペースが過半数の6回。初めて芝2400mを経験する馬が多いことや、日本ダービーの前哨戦でもあるため、ペースが上がらないことが多い。実際に逃げ~中団馬が7勝と、ある程度前から押し切りやすくなっている。  今回は(7)シュガークン、(10)ウインマクシマム、(8)パワーホール、(16)デュアルウィルダーと前走で逃げ切り勝ちした馬が4頭出走。もっともテンの

          有料
          550

          東京11R 青葉賞の予想

          2024年 東京プリンセス賞の予想

          ■人気のローリエフレイバー、プリンセスアリーは不安あり  デビューから5戦4勝で暮れの東京2歳優駿牝馬を優勝したローリエフレイバーが最内枠。同馬は新馬戦で砂を被るのを嫌がり、道中でズルズル後退し、最後の直線で馬群がバラけてからはやや盛り返したが、勝ち馬から3.3秒も離された3着で終わった。前走の雲取賞でも2番枠で外から被されて完全アウトの11着大敗だった。  同馬は今回も最内1番枠。逃げ馬不在のここはハナを主張できる可能性もあるが、テンがそれほど速くない馬だけに、前走同様

          有料
          500

          2024年 東京プリンセス賞の予想