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【千葉・船橋】さすがは市場の食堂、刺し身盛り盛り豪快な定食に舌鼓&満腹

「悩み事は、散歩して忘れるのが一番。まあちょっと外へ出てみたまえ。ほら、悩みごとなんか、翼が生えて飛んで行ってしまう。」(Dale Breckenridge Carnegie)

 卸売市場と聞くと、食のプロしか入れないところで私とは縁はないものと思い込んでいたんです。ところがどっこい、以下の記事で書いた千葉市地方卸売市場は飲食店には入場可能とのことで、だったら家から5〜6kmほどのところにある船橋市場はどうなんだろうかなと。

 ネットで調べてみると、なんと、飲食店はもちろんのこと、卸売店の一部は一般客でも買い物できるとのこと。どんなところなのかを確認に行った様子についてご紹介しておきます。



一般客も買い物可、船橋地方卸売市場に行ってみた

 まずは船橋地方卸売市場はどこにあるか。

 JR総武線の船橋駅と東船橋駅の間、電車の北側になります。船橋駅から徒歩でも10分程度、広い駐車場もあるので車で行くのにも適しています。
 市場内の地図は以下の通りで、右下オレンジ色の関連事業者店舗棟が一般客用。中央にある青の水産物部仲卸店舗売場、ここでも買い物できるお店もあるようでしたけど、営業は朝早い時間のみなのは要注意。

 関連事業者店舗棟では、駄菓子を売っている『現金問屋やました』が賑わっており、懐かしいお菓子を山のように買っていくお客さんもよく見かけます。他に海苔店や漬物店等もあったりしますけど、全体的にはちょっと寂れ気味というのが正直な感想。


船橋市場内、昭和レトロな食堂の豪快な刺身定食

 一方で賑わっているのが10店舗以上もある飲食店。人気があるのは海鮮系ですけど、食後のコーヒーを味わえるお店もあったりします。
 この日は『田久保食堂』に、刺し身盛り合わせ950円+定食300円を注文。刺身の盛り方は雑ですけど、品数とボリュームはかなりのもので、イワシ、タコ、カツオ、イカ、サーモン、アジ、ブリ、マグロ、ホタルイカの9種でどれも味はよし。さすがは市場飯のお店なんですよね。

*当初行った時から代替わりしているようで、店内は少し綺麗になり、メニューもSNSを意識したものに変わっていました。


ホタルイカ醤油漬け1尾10円、お得で美味な酒のツマミ

 家に帰る際、船橋駅のシャポーにある『角上魚類』に寄り道。新潟の寺泊に本社がある鮮魚店で、関東にも20弱の店舗を展開しています。魚が新鮮で安く、この日買ったホタルイカの醤油漬けは20匹ほど入っていて205円。一見、存在がわからないような薄膜で真空パックされた鯵の干物、これも脂がのっていて美味でした。
 船橋に行くことがあると、『角上魚類』は必ずと言っていいほど覗いてみるお店。お近くに店舗があったら、ぜひ行かれてみると良いオススメのお店です。


 この記事で書いた2021年3月が船橋市場初訪問でしたけど、以降は年に3〜4回は通い、様々なお店でいろいろ食べています。その様子についても、いずれご紹介することにします。

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