幸せになるための具体的な方法。その③

どうもこんにちは、吉沢です。

今日も引き続き、リバイバルシリーズ。
「幸せになる方法」その③をお届けします。

前回の記事では、
「幸せになるための3大キーワード」
についてご紹介しました。

「自己受容」
「他者信頼」
「他者貢献」

の3つそれぞれを、
順番に自分のモノにしていくことによって、
誰でも幸せになれる、

というお話でしたね。

幸せになる3ステップの1つめ、
「自己受容」とは、

自分の好きなところも嫌いなところも含めて、
ありのままの自分を受け入れる、ということ。

あなた自身が100点満点である必要はなく、
60点のあなたでも40点のあなたでも、
それでいいんです。

そして、
「自己受容」と「自己肯定」は、
似て非なるもの、

というところで終わっていました。

一見すると同じ意味なのかと
思ってしまいがちですが、

実はこの2つって、本質が全然違うんですよ。

誤解は与えたくないので先にお伝えしますが、
絶対的にどちらかが悪い、
と言っているのではありません。

自己肯定感を高めることで
幸福感を感じる方も、
もちろんいますからね。

ただ、僕の考え方としては、
自己肯定よりも自己受容の方が重要。

僕なりの言葉で言えば、
「ノンストレスで楽しく生きるため」に
本当に必要なのは、
自己受容の方だと確信しています。

ということで、
今回は自己受容について
もう少し掘り下げていきたいと思います。


「自己肯定」と「自己受容」の決定的な違いとは?


自己受容とは、
「ありのままの自分を受け入れること」
だとお伝えしました。

それは例えば、
周りの人と比べて仕事の成績が悪いとか、
友達が少ないとか、
恋人がなかなかできないとか、

いわゆる「できない自分」をも許容し、
受け入れることです。


それに対して自己肯定というのは、

「できない自分」 に対して、
「本当はできるんだ」と
暗示をかけて自分を納得させること、

というニュアンスになります。


できない自分を否定しない、
という意味合いにおいては
どちらも同じなんですけれども、

自己肯定の方は、
自分に暗示をかけることで
自分を納得させている。

端的に言えば、
できない自分に「自分はできる」と嘘をつき、
そう思い込ませる

ということになります。

これ、
その時その時はそれでいいんでしょうけど、

ずっと自分に嘘をつきながら
生きていくのって、
しんどそうだなって思いません?

しかも、本当はできないのにも関わらず、
「自分はできるんだ」と暗示をかけて
ごまかし続けることになるわけですから、

いつまで経っても
「できる自分」 にはならないんですよ。

仕事ができないと感じた時には、
「本当は自分はできるんだ。
今は環境が良くないだけなんだ。」

友達が少ないと感じた時には、
「本当は友達を増やすことだってできるんだ。
今は友達より優先したいことがあるだけだ。」

恋人がなかなかできない時は、
「本当は恋人を作ることだってできる。
今は、、、」

ということの繰り返しというわけです。

そして、やがてはそれが
コンプレックスになってしまって、

自分が思い描く理想と
現実とのギャップに、
常に苦しみ続けることになってしまうんですね。


では自己受容の場合はどうなのかというと、

60点でも40点でもいいので、
自分をただ、受け入れることだと言いました。

自分に嘘をつく必要はありません。

ただ、自分自身が

「仕事は人よりもできる方ではない」
「友達は多くない」
「恋人がなかなか出来ない」

ということを許容するんです。

そして、

仕事ができるようになるためには?
友達を増やすには?
恋人を作るには?

自分がどうしたらいいかを考え、
学び、行動することで成長していく。

理想と現実のギャップを、
自らの行動で埋めていくことができる。

要するに、

100点を目指して向上していける
自分と出会うことができる。
そんな自分を好きになれる。

これが自己受容という考え方の本質になります。


そもそも100点満点の人間などいない


毎度ご紹介している僕のバイブル
「嫌われる勇気」の中に、

「肯定的なあきらめ」

という考え方が書かれています。

よく言われることではありますけれども、
欠点のない完ぺきな人間など存在しません。

誰もが強みも弱みも持っているし、
得意なことがあれば不得意なこともある。

決して一人で何でもできるわけではなく、
できないことがあることが普通なんですよね。


その、自分ができることとできないことを
明確に分けた上で、

それらが努力によって
「変えられるもの」 なのか、
「変えられないもの」なのか、

それを見極めることが重要。

ということが本に書かれています。

課題の分離と同じ考え方ですね。

そして、

努力で変えられるものであれば、
変えていくことで自分を成長させればいい。

変えられないものについては、
それはそれで受け入れればいいんです。


100点満点である必要はないけれど、
100点に近づくために
努力ができる自分になる。

そんな自分を受け入れてあげる。

これが幸せになるための
第一ステップだと思ってください。

次回は、
幸せになるためのステップ②について
お話ししますね。

それでは、今日はこの辺で。
またお会いしましょう。
バイバイ〜!

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