幸せになるための具体的な方法。その④

どうもこんにちは、吉沢です。

三連休中日の夜、いかがお過ごしでしょうか。

雨が降って気温も下がって、
「ようやく秋本番!」
て感じですね。

僕は寒暖差アレルギー持ちで、
こういう季節の変わり目になると
サラッサラの鼻水がエンドレスで出てきて、
集中力が皆無になってしまいます(TT)

そんな秋の夜長に、
時間を持て余している時にでも、
ぜひ読んでみてください。

シリーズ「幸せになる方法」リバイバル、
第4夜です。

前回までは、幸せになる第1ステップである
「自己受容」
という考え方についてお話ししてきました。

60点だろうが40点だろうが、
100点満点ではなくとも、
「ありのままの自分」を受け入れる、
という考え方ですね。

これはあくまでも、
幸せになるための
ファーストステップになります。

ありのままの自分を
受け入れられるようになると、

仕事仲間や友達など、
自分以外の周りの人間と自分を比較して
ヘコんでしまったりすることが
なくなりますので、

間違いなく、
今までよりも生きやすくなります。

その一方で、
「幸せになる」ためには、
それだけではまだ足りない
のですよ。

第1回目の記事で、
「幸せ」とは「他者に貢献すること」
だとお伝えしました。

他者に貢献できるようになるためには、
自分を受け入れることだけではなく、

自分以外の他人、つまりは
家族や友達などの「仲間」に対して、
「関心を寄せられること」
が必要になってくるんですね。

そしてそのために重要なポイントが、
幸せになるためのキーワードの2つめ、

「他者信頼」

という考え方になります。

今日は、このテーマについて
お話をしていこう思います。


幸せになる3ステップ② 無条件に他者を信じる


「他者信頼」というのは、
文字通り”自分以外の他人を信じる”
ということなのですが、

「信用」ではなく
「信頼」
という言葉になっていることが、
重要なポイントです。

どちらも「信じる」という点においては
同じなんですけれども、

「信用」というのは、
「条件付きで信じること」を言います。

銀行の融資や
クレジットカードの限度額などが、
まさにこれですね。

担保となる預金や財産があるからこそ、
銀行やカード会社は相手を信じて
お金を貸したり、カード払いを容認したり
できるわけです。

それに対して「信頼」というのは、
「無条件に信じる」
という意味合いになります。

担保となるものが何もなかったとしても、
それでも相手を絶対的に信じる。

これが「他者信頼」です。


無条件に信じることって、
言葉では簡単に聞こえますけど、
結構難しいことだと思いません?

長年連れ添った夫婦や家族だったり、
何十年来の親友だったり、

そういう関係が築けていれば、
その相手のことについては、
無条件に信じることが
できるんじゃないかと思います。

これまでの長い時間で積み上げてきた時間が、
担保になってくれるわけですからね。

もちろんこれはこれでいいんですが、
僕がお話ししている「幸せ」というのは、

”誰に対してでも”無条件に信じる姿勢をもつ
ことによって、
初めて得られるものなんですよ。

これがまあ、なかなか難しい。


こんな時、恋人のことを信じられますか?


たとえばですが、
あなたに今、付き合って4ヶ月くらいになる
彼氏がいたとしましょう。

4ヶ月くらいになると、
付き合い始めた頃の刺激や初々しさが
だんだんと落ち着いてきて、

ちょっと関係がぐちゃっとなりやすい時期
じゃないですか。

付き合い始めた頃は、毎日のように
会ったり電話をしていたけれども、

だんだん忙しいからとか何とかで、
会う回数も連絡を取る頻度も、
少なくなっていってしまっている。

そんな中で、
たまたま彼のSNSを見かけると、
自分以外の女とずいぶんと楽しそうに
コミュニケーションをとっている。

しかも、その相手がまた美人で、
いかにも彼のタイプの容姿をしている。

こんな時、あなたならどう思うでしょうか?

浮気を疑ったり、
自分への気持ちが冷めたんじゃないかと
不安になったり、
そんな感じになりませんか?


ちなみに僕は、
めちゃくちゃそうなるタイプでした。笑

だって、「なんで?」って思いません?

あんなに楽しそうにしていたはずなのに、
気づけば彼女は、
僕にはあまり構ってくれなくなっている。

それなのに、
自分以外のイケメン風の男とは、
楽しそうに話してるわけですから。

「え、何?
浮気してるのか?」

って、気が気じゃなくなりますよ。

で、そうなったときに厄介なのが、

「浮気してるのか?」と疑いながら
恋人と付き合い続けていると、
あらゆることに対して
「懐疑心」が生まれてしまうことです。


「今SNSで連絡を取ってるこの女は、
もしかして浮気相手なのか?」
とか、

それだけじゃなく、
彼がスマホを見るたびに、

「もしかしてあの女からライン?
また連絡取ってるの?」
とか、

あるいは、
彼からラインが帰ってこない時間が続くと、

「もしかして、他の女と会ってるんじゃ?」
と疑ってしまったりとか、

彼のあらゆる言動がすべて、
信じられなくなってしまう。

実際には、
全然そんなことはないかもしれないのに、
にもかかわらずです。

こうなってしまったら、
もちろんあなた自身のメンタルは
やられてしまうでしょうし、

付き合っている彼だって、
常にあなたからは疑いの目で
見られてしまっているわけなので、

付き合い続けることに疲れて、
別れたいと思ってしまうかもしれない。


とまあこんな感じで、
恋人関係をしっかりと継続していくためには、

「相手を無条件に信じられるかどうか」
というのが、とても重要なんですね。

で、これは恋人関係に限らず、
あらゆる人間関係を円滑に回すために
必要な考え方なんですよ。

仕事がらみであれば、
相対するお客さまはもちろん、
協力してくれる提携先の担当者や、
自分の上司や同僚のことを、
無条件に信じられるかどうか。

そして、アドラー先生は
こんなことを言っていたそうです。


「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」


すごくないですか?

悩みなんていうのは人の数だけあって、
それぞれが違う悩みを抱えているんだろう
とばかり思っていましたが、
そうではないらしい。

そして、もしそうなのであれば、
すなわち「人間の悩み=対人関係の悩み」
なのであれば、

無条件に
他者を信じることができるようになると、
理屈上、あなたは
すべての悩みから解放される
わけです。

何なら、
悩みからの解放=「幸せになれる」
と言うこともできるのではないでしょうか。

なぜ、すべての悩みは対人関係だと
断言できるのか、ということについては、

これを説明してしまうと
本題の「幸せになる方法」から
逸れ過ぎてしまうので、
これはまたの機会にしておきます。

次回は、今回の話を受けて、
じゃあ具体的にどうしたら、
無条件に自分以外の他者を信じることが
できるようになるのか、

ということについて
解説していきたいと思います。

それでは、今日はこの辺で。
またお会いしましょう。
バイバイ〜!

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