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ストレスを感じなくする方法

日々のストレスとどう向き合うか、多くの人が抱える悩み。しかし、この情報化社会においてなお、一向に決定的な打開策は生まれない。

それはつまり、今の世にあふれるどのような情報も解決に至るようなものは存在していないことを示唆している。ではこのままストレスに甘んじて癌になって死する定めなのか、いいえそんなことはありません。

なぜなら、あなたは今自分と向き合うため、ストレスという単語に惹かれこの記事を開きその第一歩を踏み出したのですから。

そのストレスって必要?

無常を知るとストレスは無くなる

まず結論を述べる。無常というこの世の仕組みを理解せぬ限り、どのようなノウハウを試したところで無駄に終わる。

誰も彼もが勘違いしている大事な事象があります。それは、この世のすべては無常であるということ。

無常を簡単に言えば、この世のすべては常に変わりゆくものであり、ひと時も同じではいられないという定めのことです。

例えば、まばたききした先の世界はもうすでに、それまでとはまるで無関係の全く違った世界であることを誰も確認できないのだということ。

あたかもまったく同じように見えるからこそ、どうやっても別の世界であると確認できず、誰もがわからぬままに誤解の中を生きているのです。

ではどうして、まるで映画のフィルムのように連続した世界の中を生きているように私たちが勘違いするのか。

ここからは、その点を一緒に見ていきましょう。

ついさっき起こった出来事、人間の脳は、その続きを律義に生成する装置。小説やアニメの続きが気になり、すぐに見たくなる心理が、『こうに違いない』と、文字通り勘違いする。

あるいは、『こうあるべき』という思い込み。
つまり自分の思い込みによって、さっきの続きの世界であるかのように自分で過去のフィルムと現在のフィルムをくっつけて、未来と思い込んでいる世界を脳が投影しているのだ。

それがこの世界、私たちが現実と呼んでいる3次元の正体、結局のところ、脳みそ君がせっせと映し出している立体現実のような世界を後生大事にありがたがり、つらいだの楽しいだの律儀に人生を謳歌しているだけなのです。

では、そのことに気づけた明日からは、どうします?

律儀に自分が作り出した世界でストレスまみれの人生を生きるのもいいでしょう。いっそのこと、今日はもう昨日とは違う世界なのだから、今までやったこともないことに挑戦しようとしてみては?

パート先のお局の顔なんて見たくない、じゃあもう行かなくていいですよ、かわりに美味しいものでも食べに行ってみては?

・・・でも生活がって、そんなにストレスが溜まるほどに働いていたなら少しくらい蓄えがあるはずですよ?

私もかつてnoteで活動を始める以前、突然長くお世話になっていた会社を退職したことがあります。

「来月いっぱいでお世話になりました」と上司にお伝えしたところ、当然驚かれ親身になって相談に乗って下さり、再三お引き留め頂きましたが、私の決意の固さを知るに最後まで色々と支えとなってくださいました。

その後数年経ちますが、天地がひっくり返ったり、生活が苦しくなったり、皆が想像しているような恐ろしいことは何も起きておりません。

むしろ私は現在、毎日をただ悠々自適に幸せに暮らしており、そんな自分を恥じるどころか「素敵やん」と思っているのです。

もうお分かりの通り、変えられるのは自分だけ。

仮に、あなたが物凄い霊能力者で、「明日お局が体調不良で休んでくれますように」とか祈っても無駄なのです。(お局は、あなたが作り出した最強のラスボスなので、明日も元気に出社してきます)

・・・そろそろ話をもとに戻しましょう。

あなたが作り出した世界

さて、話の核心部分へとすすみましょう。

結局のところ、誰もが起こりえない将来への不安から、無用なストレス満載の世界を自分で創造し続けているのだということ。

一体どうして未来を恐れるのか、それはこの世の仕組みがわからないからに他なりません。この世界がわからないのに、如何なるノウハウを試したとて意味がないのです。

特に自分以外という存在が、不可解であり、理解不能だからです。では最後に、自分と自分以外の関係を考えてみましょう。

まず他人は、同じ時空間を共有しているだけの存在です。
メタバース上、アバター同士で繋がれるように、この地球上でたまたますれ違っているにすぎないのです。映画館で偶然隣に座る人たちのように。

それはとても貴重な体験、だからこそ優しいあなたは相手のことを常に尊重しようとします。相手も自分と同じような存在であると、尊厳を認め同じであると思い込みます。

その心は美しい、でもその相手がどんなに身近で大切な存在でも、互いに無常の摂理の中を生きる定め。

いかなる瞬間も同じ人に見えて、実際にはそうではないのです。
きっと経験がおありのはず、『あれ?この方って、昔からこうだっけ?』という経験が。

数日であれば、他人の変化は小さく気づくことはできない、でも数年後だと自分の記憶違いということになる。

それがたとえ愛する家族であったとしても。『母親が息子の声を聴き間違えるはずない』でも実際は、数万人が卑劣な詐欺行為の犠牲となりました。

あれは古い電話の声紋のパターンが数種類しかないことを利用した詐欺。

つまり、仕組みを知らぬことによって被害に見舞われたということ。

ではこの世が無常であると、そう気づいた明日からは?

きっともう二度と、世界に騙され翻弄されることはないでしょう。ストレスは、自分が生み出した幻想にすぎないと再認識できるから。

そうとなれば後は簡単、自分が体験している世界が何なのか理解した今。

自分の意識や言動や習慣が変わることによって、自分が体験している世界が変わる。そして無理に自分を変えずとも、無常の摂理において、自分も周りも自然に変わりゆくものであると委ねられるようになるのですから。

ありのままの自分、これまで通り、でももし少しでも変えたい(変わりたい)、そう思えるのなら、まずは自分が好きなことから始めればいい。

人が生きるとは、そのようなものではないでしょうか?

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