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八紘一宇大計画 初国知ろしめせ Vol.04

12000年前からはじまった大計画。
何ゆえ我々のご先祖様はそれほど過酷な旅に出たのか、それは古代文明が滅んだ主な要因が自分達の心のあり方であると理解していたから。

人類の心ない所業の先に、文明の滅亡が待っていることに気づいたから。
地球上に一定以上の負のエネルギーが蓄積されると、陰陽の反転のため必ず地球規模の天災がやってくる。このことに確信したご先祖様たちは、空前絶後の大計画を実行に移します。

まず生き残った人類のもとへ歩み寄り、来るべき次のリセットに備えることにしました。大遠征の最も重要な役割、それはあらゆる民族のDNAを一つにすること、つまり人類皆兄弟計画(八紘一宇)です。

地球規模の災害を乗り越えるための人類補完計画といってもよいでしょう。

生まれながらに心無い人々に、心の灯を燈すには?

心配とは心配り、心を伝えてゆくということ。

もうお分かりのことでしょう、この大冒険の意味を。

何故今まで歴史の中で語られなかったのかも。

現代人は、古来の人々より賢いと誤った認識を持っていますが逆です。少なくとも我々のご先祖様は、世界全体を見渡せる見識、数万年先まで見据える叡知を持っていました。

そして何よりも、子孫を信じる心意気を持っていました。ここにきて今、何故このような情報が方々から開示されるのか、必要な時に必要な情報が得られるよう、幾重にも大切に隠し護られてきた意味を。

古史古伝を照らし合わせれば、自ずから解るよう周到に計算されている。つまり日本語を理解し、歴史や文化に長じた各分野の専門家が互いの情報を共有してはじめて扉が開かれる。ですから、利権争いなどしていがみ合っていては、いつまでたっても日本の真実にはたどり着けない。

古事記、日本書紀、ヲシテ文献、竹内文書、宮下文書、出雲口伝、各地に残る風土記。日本各地に残る風習、祭祀、母から子へ連綿と語り継がれてきた民話、民謡、童謡。

それらが何よりも大切なことだったから。
今このタイミングでそれらが一つになります。

ご先祖様が信じたように、もう間もなく迫ったグレートリセットに私たちは打ち勝てるから。

ついに来るべき時、スサノヲがやってくるぞ。

でもそれがどうした、日本を舐めるな。

神を鬼門に封じ奉り、バベルの王が始めたこの挑戦。

世界の周期への挑むということは、神への挑戦であり、神とは自分であり、つまるところ己への挑戦である。

おことわり

この度の連載「昴の心臓さざれ石」は、フィクションであり、ファンタジーであることをあらかじめお断りいたします。登場する名称等、実在する名称等とは無関係であることを御理解のほどよろしくお願いいたします。

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