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一念三千 隠れし者たちの声を求む Vol.09

富士山の噴火、南海トラフ、○○有事、ポールシフト、やがての氷河期。
呑気にどれが起こるとか言っているうちが華。
木星からスイングバイで放たれた青緑の彗星が地球をかすめる。

その影響でフィリピン海沖の海底火山が爆発、西日本全土に及ぶ群発震災が発生、同日中に富士山が噴火、関東一円の機能が停止、復興ままならぬタイミングでこれらのシナリオを想定していた諸国は予め決められたとおりの戦術を展開してくる。

わざわざミサイルを撃ってくれるならまだ有難い、彼らはトモダチ作戦と言いつつ合法的に一部の地域に入り込むでしょう。

すでに買われている水源や土地や企業、就労者や留学生の数もそれなりの数に達する。すでに起き始めている移民問題。これらは陰謀でも何でもなく、誰にでもシミュレートできる実に不愉快な事態。

国内の人々がこれらの現実に気づいた時にはもう遅く、絶望的な状況だと嘆くでしょう。でもそれらはまだ始まりにすぎない、人災など些末なことなのです。

かなり早い段階に世界中でありとあらゆる天変地異などが起こった挙句、地球の地軸が反転。何が起こるのか、ではなく全てが次々連動し同時に起こるのです。

これによって世界中の国々が戦争どころではなく、自国を運営することすらままならなくなります。2019年末からはじまった世界的なパンデミックによって各国がどうなったかを思い出してください。

この星の意志ともいうべき逃れられない流れの中で、我々は今どう生きるのかが問われている。
大切なのは有事がいつ起こったとしてもそれに備えること。

備蓄は1ヵ月から3ヵ月分の水と食料。
お金や貴金属類などゴミ同然で何の役にも立ちません。
最低限の避難所の情報と数パターンのルート把握。

自治体から配られているハザードマップに目を通す、移動に備えてリュックは一つだけ、欲張らない。

命さえあればどうとでもなる、未来へ命を繋ごう、ただ生きるのだ。それ以上に特別なことはいりません。

信じるか信じないかの時期はとうに過ぎました。
もうこの時代の流れは止められない。その波にどう乗るか、あとは成るようになるのです。

さて、ようやくです、首の皮一枚残りしとき、長い間堪え難きを耐え忍び難きをしのび続けた、彼らがついに本気を出します。なんともどかしく本当に大らかなこと、でもそこが美徳でもあり致し方のないことでしょう。

有事だからこそ、心ひとつにできる。

もうお互いに競い合っている場合じゃないから。

十分に利権や豊かさを享受したでしょう、遊びの時間はもうおしまい。

本来は平和を愛し、和を尊ぶ彼ら。

それ以上は何も望まない、でもそうも言ってられない。

心優しき最古にして唯一の民族。

はじめの言葉とはじまりの人々。

我々(Dの一族)の堪忍袋の緒はもう限界。

かつて神風を呼んだ人がいた、でも今回はそのお力でもどうにもならない。

逃れられぬ約束の時、ではこの先の決断を誰がするんだ?

いまいい歳こいて利権を貪っている老害たち?

違うだろう? かつて氷河期世代と言われたあなた達だ。

どうして不遇な世代であったか、ついにその意味が繋がるとき。

すべてはこの節目の時代を乗り越えるため。

まだわからないか? 何度でもいうぞ、今ここを見ているあなたに。

偶然ここにたどり着く確率を考えろ、あなたの波動が連れてきた。

毎門黄龍、一念三千。

頭がおかしい、戯言、虚言、陰謀、支配、どうでもいい、全員一緒に連れていく。

金龍が目覚める、いくぞいくぞ、覚悟しろ!

この言霊が全宇宙を駆け巡り、あらゆる森羅万象を引き寄せ、すべての次元を創造し、先祖の英霊を慰めるだろう。

「まずはじめに言葉があった、言葉は神であった」

御製(天皇陛下のお歌)
日日のこのわがゆく道を正さむとかくれたる人の声をもとむる

昭和41年歌会始お題「声」

さぁ復活だ目覚めの時が来た、今。

おことわり

この度の連載「昴の心臓さざれ石」は、フィクションであり、ファンタジーであることをあらかじめお断りいたします。登場する名称等、実在する名称等とは無関係であることを御理解のほどよろしくお願いいたします。

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