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新型コロナウイルスに感染して

7月10日、朝から体調がいまいちだったため夕方から近くの病院で診察を受けようと思いました
ただ、万が一のことに備えて抗原検査キットを購入しました
簡単な検査で『新型コロナウイルス』であるかどうかがわかります
私が購入したのは鼻に付着した粘液から陽性か陰性がどうか判定します
早速、検査方法に従い検査をした結果・・・

まさかの2本の線・・・

陰性だろうと思っていた私をがっくりしてしまう『陽性』の結果
そうです『新型コロナウイルス』に感染してしまいました
ここで改めて『新型コロナウイルス』とはどんなウイルスなのか確認します

2019年に中国武漢市で発見され、全世界に感染拡大した。ウイルスの遺伝子配列からコウモリのコロナウイルスを祖先にもつと考えられるが、一部の配列がセンザンコウのコロナウイルスと似ているという報告があり、過去に2種類の動物コロナウイルスが遺伝子組み換えを起こした可能性が考えられる。実際にどのような経緯でこのウイルスが人類に感染するようになったのかは明らかになっていない。2021年9月までに世界で感染が確認された人は2億2千万人、死亡者は455万人であり、以前のSARSやMERSとは伝播性と病原性において明らかに異なるウイルスであるといえる。ヒトからヒトへの伝播は咳や飛沫を介して起こり、特に、密閉・密集・密接(三密)の空間での感染拡大が頻繁に確認されている。高齢者や心臓病、糖尿病等の基礎疾患を前もって患っていた人では、重症の肺炎を引き起こすことが多いが、20歳から50歳代の人でも呼吸器症状、高熱、下痢、味覚障害等、様々な症状が見られる。一方、健康な人での重症例や死亡例も稀にではあるが確認されている。子供への感染も頻繁に確認されるが、軽症もしくは不顕性であり、子供を介した高齢者への伝播が問題視されている。有効性の高いワクチンが次々と開発され、前例のないスピードで人への接種が実現したが、その中でも新しい技術で作られたmRNAワクチンの普及が急速に実現したことは、人類の感染症対策における大きな前進といえる。今後このウイルスは人類に定着して蔓延することが予想される

国立感染症研究所HPより

『コロナウイルス』と呼称されるものは過去にもあり、俗に言われる『風邪』のウイルスもこの中にあります
今回、感染してしまった私が治癒するまでの記録をまとめました
参考までにならないとは思いますが最後まで読んでいただけたらありがたいです

車でお越しくださいとは・・・

抗原検査で陽性とわかった私ですが、きちんと診察を受けて治療するなりの対応しないといけません
ただ、何をしないといけないのかわからないのでまずは『行政機関』に確認とのことで奈良県民(でかつ奈良市民ではない)ということで『奈良県庁』のホームページに記載されている『新型コロナ発熱患者相談窓口』に問い合わせました
陽性になってからの対応の仕方やかかりつけ医がないため、診察可能な病院の紹介をしていただき、自宅近くの病院に問い合わせました
病院から「車でお越しになるのですか?」と聞かれたので「自転車ですが大丈夫ですか?」と伝えると
問題ないとのことなので、自転車で病院へ行きました

隔離された診察

病院に着いて連絡をとったところ、まず看護師さんが外に出て待機する場所を案内されました
初診ということで問診表を記入し看護師さんと質問のやりとりをしました
・いつ体調に不安を感じたか
・一番高い体温といつ計測したか
・せきや鼻水などの症状の度合い など
20分程度待つとフェイスシールドを装着した主治医に診察していただきました
抗原検査をしたものの再度、抗原検査を受けました
綿棒を鼻に入れた時は涙が出るくらい痛かったです
もちろん陽性です
診察の結果、5日間の自宅療養の診断でした
診断書を発行していただきお薬を処方してもらい自転車で帰宅しました

限られた場所での生活

帰宅してすぐに自宅の中の小さい部屋(以外隔離部屋)に入りました
いわゆる『隔離生活』が始まりました
食事はあらかじめ用意したものを隔離部屋でいただきトイレや入浴以外は隔離部屋で滞在することにしました
部屋は暑いので冷房はつけましたが、新鮮な空気を取り込むために窓は開けました
もちろん隔離部屋以外はマスクを着用し、トイレや浴室を使用した後は消毒をしました
処方してもらって最初の服薬で発熱は治まり平熱に戻りました
なんだ、大したことなかったんだとこの時は感じたのですが『新型コロナウイルス』のおそろしさをまだ感じてはいませんでした

咳が止まらない

7月11日、自宅療養2日目です
普段は早朝に起床しますが自宅療養するとはわかっていながらも目覚めは同じ時間です
発熱は治まったものの、鼻水とのどの痛みは変わらずだったので隔離部屋で横になり動画を見ながら過ごしていました
昼過ぎからは少しパソコンで作業を行い寝ようかという時に・・・
咳が激しくなり止まらなくなりました
咳止めの頓服を処方していただいたのですが服用しても止まりません
息苦しくなりばたばたとしました
その日の晩は咳との戦いでした

峠を超えても

7月12日、自宅療養3日目です
前日の晩から続いた咳は少しずつではありますが治まってきました
一時は呼吸することさえも大変でしたが何とか肺に新しい空気を取り入れることはできました
それでもたまに咳きこむ時はありました
梅雨明け前でしたので、雨が降る時でも空気を入れ替えるために窓を開けて換気をするように心がけました
咳だけでなく鼻水もようやく止まりました
3日目で処方していただいた薬の効果がでてきました

回復して余裕が出てきた

7月13日・自宅療養4日目、そして7月14日・自宅療養5日目です
感染がわかった時よりはだいぶ回復しました
それでも咳が出たり鼻水が垂れることはありましたが徐々に咳は止まり平熱のまま保ってます
よって気持ちに余裕がでました
ふと思ったのは職場のこと
私が自宅療養になってから急遽、私の代わりに対応した職場の社員さんがいたこと
本当に申し訳ないことをしたなと感じました

自宅療養を終えてから

自宅療養を終えて、普段の生活に戻りました
体調が良くなってきたことで日常の勤務は問題なくできました
ただ、後遺症は続きました
咳こむ時間がたまにあって、日常生活に支障をきたすことがありました
よって、市販薬を購入して咳止めの対応はしました
気がつけば後遺症も治まって、以前の状態に戻りました

感染したことで感じたこと

『健康』であることのありがたさを感じました
だからこそ日々の体調管理が大事なんだと思いました
感染することで周りに迷惑をかけてしまうのはもちろんですが、限られた場所で生活しないといけないですし、かなり苦しむことになるのがほんときつかったです
他の感染症にも言えることですが、外出先から帰ったらうがいと手洗いをするように心がけています
感染してからはマスクは常時するべきか考えたのですが、電車の乗車時や人混みにいる時は着用し、人がいない空間では外すのがいいのではと思い日々の生活を送っています

長々となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます





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