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強みという言葉を分解して再理解してみる

人生の中で「あなたの強みは?」と聞かれたことはあるはずだ。
自己紹介・新卒面接・転職面接・評価面談など様々な場所で聞かれるだろう。その度、私は「強みが見つからない」と悩んでいた。他人に褒められたとしても「お世辞」と感じてしまい素直に喜べない。こうなると自分でしっかりと腹落ちした強みを見つけなければ話せることはないだろう。
GWで少し時間ができたので少し振り返ってみようじゃないか。

強みとは?

まずは言葉の定義を理解しよう。ネットの辞書で調べると下記だ。

つよ‐み【強み】
読み方:つよみ

1 強いこと。また、その程度。「一段と—を増す」
2 頼んで力とするに足る点。「語学の達者なことが彼の—だ」

https://www.weblio.jp/content/%E5%BC%B7%E3%81%BF

個人的に強みをどう捉えているか

現時点の強みのイメージは「比較対象より秀でており、活かせる特徴」として考えている。もしかするとこの部分が曖昧なことにより強みが見つからないという問題が発生しているのではないだろうか。
結論、質問者によってその比較対象が分かれるのではないだろうか?
・自分の中での比較
・他人の中での比較

そう思うと、確かに強みが言えないことが理解できる。
強みがないと思う時、比較対象が一定ではなく、都度バラバラだ。

自分の中で相対的に高い
・自己紹介での強み
・新卒面接での強み

他人の中で相対的に高い
・転職面接での強み

例えば、自分の中で「論理的思考」が強みだとしよう。
しかし、自分が属する場所によって優劣がつく。
自分の中での相対的な強みを理解した上で、それが活かせる場所にいることが強みを活かす戦略になるのだろう。

なるほど、これは面白い。

自分の強みをどこでも通用するように伸ばし活かすか
自分の強みが活きる場所に移動して活かすか

私の経験上、どこでも通用するように伸ばすことが一般的な認識だ。
しかし、それは常に1位を目指すハードな道だ。プロスポーツ選手・スペシャリストが1番に思い浮かぶ。
「自分の強みが活きる場所に移動して活かすか」
この視点が実は凡庸な人間の生存戦略なのではないだろうか?

自分の強みをグラフにすると?

大前提として自分の中での強みが理解できていないと始まらない。


自分の中での相対的な強み

整理した結果、下記内容が自分の中での相対的な強みになるだろう

  • 実行力

  • 探究心

  • 言語化力

しかし、これらは専門的なスキルではない。
専門的なスキルに掛け合わせて上記スキルがあればかなり良いだろう。
お世辞ではないが、自分の中で「エンジニアスキル」が高いと思えた時に全体の伸び代が一気に増えそうな印象も覚える。

ただ、フランクさとコミット力が低いことが気になるが、バイアスがかかっていると信じたい。

他人の中で相対的に高いって範囲広い

強みは場所によって変化するものだ。「エンジニア知識」で例えてみよう。
私が手違いでMicrosoftでフロントエンドになったとしよう非常にスキルが足りなくて何もバリューが生み出せない可能性が高い。
しかし、突然地元の中学教師になった場合、校内で一番のエンジニア知識があるだろう。

このように強みは場所によって変化する。自分の強みをどの場所で発揮したいかによって必要とされるレベルが変化するのだろう。

もし私がこのまま自社開発企業でエンジニア・個人開発者として活躍していきたいのであれば今以上のエンジニア専門性が求められるだろう。
逆に情報システム部を目指した場合、広く浅いエンジニア知識と自分自身の強みが活かせる可能性はあると思う。

結局は自分がどこで何をしたいかで高める強みは変化していく。
それなら私は自社開発企業・個人開発者でフロントエンドエンジニアとして自分に近いサービスを良くして売り上げを上げていきたい💰
その目標を近づくには、エンジニアとして裁量権を持てるレベルまで専門性を高めることは必須だ。
まず目先大事なことはフロントエンドエンジニアとして裁量権を持てるレベルまで専門性を高めることだ。

まとめに

「フロントエンドエンジニアとして裁量権を持てるレベルまで専門性」を高めることが必須。変な結論になってしまったがしょうがない。なぜなら自分の中で強みと言える部分がソフトスキルしかないのである。

いや違う。言い換えるとするならば
自分自身の強みはしっかり持っているが、他と比較した相対的な強み、エンジニアとしてビジネスに活かせる強みを持っていない。
そのためにもフロントエンドエンジニアとして裁量権を持てるレベルまで専門性を持った上で他の強みを活かしたい。

もしこの考えに至るまでの経緯があなたの生活に変化を与えられたら嬉しい
それではGWゆるりと過ごしみようかな

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