見出し画像

初めて聴いたJAZZアルバム。

ジャズを聴くようになったのは、大学に入ってからでした。
きっかけは、大学構内にボロボロになりながら、ちんまりと貼られていた、
『ビッグバンド演奏者募集。※ジャズ研とは別枠』
というお知らせ。

ジャズというものに興味はありつつも、何をどう選べば分からないし、家族でも友達でも、周囲にジャズを聴く人がいない環境で育ってきていたので、なんとなく足踏みしていた私。

コメ印で小さく書かれた『ジャズ研とは別枠』というコメントによって、ジャズ研の存在を知った私は、何故かその時、すこーんと、心の中の壁がなくなったようで、その足で、てくてくジャズ研の部室に行ってみたのでした。

古くて汚くてタバコの煙が充満した部室の中で、
CDを買うのとライブを聴きに行くために常にお金がなく、そして練習に割く時間の方が圧倒的に勉強する時間より長いために単位も足りない部員たち。
が、揃うジャズ研の思い出は、あまりに深く、沢山ありすぎるので、今回の記事では割愛。

とにかく、即日、ハマった私。
即日、教わったオススメのアルバムを1枚だけ買って、ずーーーっと聴いてました。
入学して1年間は、横須賀~千葉を毎日通学していたので、往復5時間、苦痛でしかなかった電車の中が、パラダイスに変わったのでした。

好きなだけ、好きな音楽を聴ける。

今考えれば、なんて贅沢な時間だったんだろうと思います。
(そうはいっても往復5時間の通学は過酷だったので、2年生からは千葉暮らしになりましたが。)

ということで、私が初めて聴いたジャズのアルバムが、これ。今も、ずっと好き。


Bill Evans Trio "explorations"
piano: Bill Evans
Bass : Scott LAfaro
drums : Paul Motian

Evansはもちろんのこと、Scott LAfaroもPaul Motianも大好きになって、彼らが参加しているアルバムを見つけるのが楽しみになって、あれよあれよと沢山の素晴らしいミュージシャンとアルバムに出会い、現在に至ります。
まさか、大学生のときは、自分がシンガーソングライターになるとは思ってもみなかったけれど。

人生って、わからない。

そんな私が、自分のトリオで、jazzとして、つまりImprovisationで、初めてレコーディングした、『My Portrait』、noteとサブスクで配信販売中です。
ぜひお聴き頂けたら、とっても嬉しいです😊
どうぞよろしくお願いいたします!

サブスクはコチラ☆
https://link-map.jp/links/CDuYMcvQ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?