『メジャーデビュー』について

最近、犬を飼いました。
トントゥちゃんといいます。
無茶苦茶可愛いため、随所に写真を挟みます。

僕がやっている(夜と)SAMPOというバンドが、
この度、ワーナーミュージック・ジャパンよりリリースをすることになりました。

こんにちは、トンちゃんと呼ばれています

所謂メジャーデビューというやつです。

正直、まだまだこれからのバンドです。
「今をときめく大ブーム中のバンドです!!」とかいうわけでもありません。
『メジャーデビュー』という言葉は、
「オレら、爆裂売れてるで!!」
という名刺ではありません。
単純にメジャーレーベルから音源を出す、
ただそれだけのこととも言えます。

でも『メジャーデビュー』と書くとメッチャカッコいいので、メジャーデビューってこの文章中に何回も書きます。
まだ関係の浅い人に、お前は何をしている人間なのか?と問われた際には「あ、はい!音楽もやってます。一応、メジャーデビューしてまして笑」などとはにかみながら、密やかな自慢をすることもできます。

とはいえ、レーベルの皆さまが「コイツらの音楽はいいぞ!」と期待してくれたということは事実ですし、ここ近日は率直に喜びを享受させてください。
ほんとありがとうございます。

やや蛇足的だとは思うのですが、この機会にちょっと思っていることを文章にさせてください。

へんな走り方のトンちゃん

ご存知の方も、そうじゃない方もいらっしゃると思うのですが、僕が以前メンバーとして参加していたバンドも、数年前にメジャーデビューをしました。
本当に、最高のバンドです。
しかし、デビューの折に、僕はそのバンドの正規メンバーではなく、サポートメンバーに回ることになりました。
仕事を辞めたくなかったからです。
仕事も音楽もどちらも両立して、人生を謳歌して行きたいということが僕にとっては大事だと思えたからです。
(音楽を専業とすることもサイコーです。僕にとってはということで)

そして、それは今でも変わりません。
今回のメジャーデビュー以降も、僕は会社員を続けながらバンド活動を行います。
活動ペースも、普通よりは結構ゆっくりなのかも。
だけど創り上げる音楽には絶対妥協しません。
メンバー全員が負担なく続けていける時間軸の中で、「コレええやん!!」ってメンバーもお客さんにも思ってもらえるような、そんな音楽を作っていきたいと思います。

上目遣いで恐竜のコスプレをしています

そのことが、「うお!あの人、仕事もやりながら音楽活動もそこまでしてるんや!好きなことして生きていってもいいんや!」みたいに、ちょっとでも僕の身の回りの誰かを勇気づけられたら嬉しいです。
社会人になることに絶望してた大学生の僕に、希望を与えてくれた、大好きな会社員バンドマンの先輩方の恩送りが少しでもできたらと思います。

こんな活動スタンスにも関わらず、「働きながらってのも面白いと思う。今の時代、色々やり方はあると思うから!」と、ワガママをお許しいただけたワーナーミュージックの皆さんには本当に感謝です。

もしかしたら数年後には自分の生活も変わって、別のことを言ってるかもしれませんが、今ありのままの気持ちはこんな感じです。

モジャモジャでチューバッカみたいなトンちゃん


そして、ここまでに沢山ご縁をいただいた皆様にも
心から感謝をお伝えしたいです。

まだ駆け出しの頃から、音源を一緒に作ってくれたり映像を作ってくれたりした人々や、ちゃんと歌詞を書いたりDTMで制作するのが初めてで右も左もわからない僕に、アドバイスをくださったクリエイターの皆さま

実家の「まゆげくん」との邂逅

僕が勝手に調子に乗ったり、勝手に落ち込んだりしたときには、時に厳しく、でも確かな愛情をもって親身になって相談に乗ってくれた、今はそれぞれ別々の道に進んだ人もいるけど、(夜と)SAMPOを応援してくれたお仲間のみなさま

愛犬バカオムライス

何よりも応援してくださるお客さん
そしてメンバーの加藤、いくみちゃん、純ちゃん、しみっちゃん
家族の皆さま

ねむねむ㌧


改めて、いつも本当にありがとうございます。そしてコレからも、よかったらどうぞよろしくお願いします!!

にへら〜

最後に

今回リリースする「変身」と言う曲は、20代の後半からやってくる「何者にもなれない」クライシスへのアンセムです
このことと数年戦ってきて、今でも苛まれて、もうコレは永遠に逃れられない、「たりない何かに脅かされる」病なのかもしれませんが

旅の途中で見つけたこともあったので歌にしてみました
コレも、会社員として働く中で、気づくことができたことです

これからも、ワンコ、ワンコ、ワンコ、仕事、音楽、家族(ワンコ含む)、残り全てサウナと酒
みたいな人生の中で
気づいたことを気ままに音楽にしていこうと思います
どうぞよろしくお願いします


吉野エクスプロージョン

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