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ホトケノザの正体?(上)

春になったので野鳥観察から徐々に野草観察にシフトしてます。

去年覚えた草花の名前も、恐ろしいくらいに忘れてしまう・・・忘却力すごい。
辛うじて「前覚えたけどなんだっけ・・・」と思えるだけよしとしましょう。

さて。
そんななか、今までノーマークだった野草を見つけました。

可憐

繊細な紫。控えめな花。
まわりに群生するコメツブツメクサに紛れて気付かなかった。なんだろう。

数年前から愛用している「子どもに教えてあげられる散歩の草花図鑑」(岩槻秀明 ビジュアルだいわ文庫 大和書房)を見る。
なかなか大人向けの植物図鑑っていいの無いんだけど、これはわかりやすく探しやすい。春夏秋冬に分けてあるのもよい。(春夏しか野草観察しないので、秋と冬のコーナーはほとんどみたことない・・・)

「ホトケノザ」。
図鑑の写真より少しだけ花弁が小さいけど、たぶんこれだ!
なるほど。
ということは彼の有名な「春の七草」のうちのホトケノザはこれか。確かにそんな雰囲気だ。ありがたいありがたい。

いわれを知りたいな。なんかいい本あったっけ。ごそごそ。

「身近な雑草の愉快な生きかた」(稲垣栄洋 三上修画 筑摩書房)発見。
(いい意味で)ちょっと片寄った意見で面白い文章だった気がする。
ぺらぺらめくると・・・あったあった、「ホトケノザ」。どれどれ。

「・・・虫眼鏡でよく見るとランを思わせるほど可憐で美しい花を咲かせているのだ。」なるほど。
更に読む。

「・・・有名な春の七草に歌われるほとけのざは、実はここで紹介したホトケノザではない。」
なぬ?

「七草のほとけのざは図鑑ではキク科の「コオニタビラコ(小鬼田平子)」とされているまったく別の植物なのである。」
??

「ところが、ホトケノザの口のうまさが一枚上手だったのか、有名な春の七草として歌われていた「ほとけのざ」の座を見事に奪い取ってしまった。」
意味がわからん。

慌てて、「子どもに教えてあげられる散歩の草花図鑑」の「コオニタビラコ」の項を見る。
「春の七草の「ほとけのざ」は本種だが、数が減り、七草の中で最も入手しづらい」
・・・ややこしい。そしてよくわからない。なんか論点がずれてる。

気になること。
①なんで名前がだぶる?ブッポウソウみたいな感じ?(たぶん違う)
②そもそもコオニタビラコって見たことない。見たい。

よし、コオニタビラコを探してみよう!
というわけで、次回に続く!(ほんとか)

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