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人に直接関わる仕事をしながら思うこと【働く場所を自由に】

毎週テーマを決めて共同運営を続ける日刊マガジン『書くンジャーズ』
今週のテーマは【働く場所を自由に】です。

せっかくの機会なので、自分の仕事を振り返る時間にしてみます。
社会人になってすぐはIT企業の会社員として働いていました。2011年に会社を辞めてからは、カウンセラーの仕事を中心に、講師業やNPO法人の理事をやりながら、今は福岡市の嘱託員として地域での子育てにたずさわる職に就いています。いろんなことをやっているように見られるけど、共通しているのは、「人に直接関わる」ということ。

※自己紹介記事も参考にどうぞ

一対一でお悩みの相談を受けたり、リアルな会場で研修や講演を担当したり、地域の公民館や子ども会のイベントに出向いたり、というのが仕事の内容です。働き方改革や、今の新型コロナウイルスの影響もあり、対面で実際に会うことと、インターネットを介したオンラインのやりとりを、改めて見直す必要あるのを感じています。

世の中に目を向けると、パソコンや携帯端末の動画機能を使って、画面の向こうの相手とリアルタイムで会話することは珍しくないものになっています。海外との会議も当たり前だし、小中学生向けの動画授業も学校からお知らせが来るくらいの公的な地位を獲得しています。

僕も、NPO法人の理事会はオンラインでやることが増えているし、マヤ暦鑑定はメールとzoomでのセッションを受け付けています。マヤ暦鑑定のオンラインセッションは、最初はメールだけでスタートしたものが、お客様からの希望を受けてZoom対応を追加しました。これによって、お互いの場所のハードルは無くなりました。移動時間も、そのための費用もゼロ。遠く離れていても、相手を見ながら会話できる。とても便利ですね。
働く場所の制限がなくなります。

同時に、すべてのことをオンラインで、いつでもどこでもOKに!・・とは言えないというのも実感しました。

研修や講演は、コンテンツを学んでもらう部分は、動画配信でも対応できるかもしれません。でも、参加者同士のグループワークや、その状況を見ながらのフィードバックは、その場にいないと難しい。復習のための動画であれば効果的に活用できそうです。

地域での子どもたちの活動も、何かを教わる内容だけでなく、その場で発生するやり取りが重要です。上級生がさりげなく下級生のサポートをしたり、マナーに反する行為を反省したり、楽しい雰囲気や緊張感にも学びがたくさんあります。その場に関係者が集まっていることに意味があるのです。

それから、僕はカウンセリングは直接会える人しか受け付けていません。マヤ暦鑑定はメールやZoomの対応をしていますが、悩みごとに向き合うときには、一緒にあれこれ話したり沈黙を味わう空間を重要視しています。

その時間を共有する場所(=働く場所)に制限があることに意味がある。

「働く場所」を考えることは、「場所をどこにするか」を考えるのではなく、場所を選ばなくてもよい仕事と、その場所でなければいけない仕事を考えること。
今回のテーマで行きついた結論です。

「自由」が置き去りになってしまった気もしますが、自分の仕事について考える貴重な時間になったところで、今回はお開きにしたいと思います。

ふと、会社を辞めてすぐの頃を思い出して、
カフェで仕事っぽいことをやって、自由に働いている感を味わうのはダメだったなと反省したのでした。

週替わりのテーマにメンバーがそれぞれの思いを書き綴る日刊マガジン『書くンジャーズ』。
今週のテーマは、【 働く場所を自由に 】でした。

働く場所や働き方をこれからも考え続けたいと思っているのは、土曜日担当の吉村伊織(よしむらいおり)です。

今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

メンバーそれぞれの働く場所も、ぜひのぞいてみてくださいね。

それではまた、お会いしましょう。

※ヘッダー画像は、ちょこぴよさんによる、イラストACからのイラストです

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