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そこに目を向けること【私これが出来るんです】

夕食の時に、家族に聞いてみました。

「僕はこれが出来るよって言うとしたら、どんなことがある?」

「呼吸。」
即答したのは長男です。
「僕も息できる。勉強も出来るし。」
次男が続けます。春休み、学年の総復習ドリルを買ったら3日で仕上げていました。勉強した分、ゲームができるからなんですが。
「僕は走れるよ。サッカーも出来る。」
三男も言いました。ご飯を食べたり、勉強もできると続けます。

「お母さんは?」
黙ったままの妻に視線が集まります。
「何か自慢できることとか、何かあるかなぁ。」
つぶやく妻に、長男が言いました。
「料理があるやん。あとは、寝るとか。」
「韓国ドラマ見るのもあるよ。」
次男は、最近の妻のお気に入りを知っています。
「えー、そんなの別にすごくないし。」

妻の発言に対して切り返したのは長男でした。
「別にすごいとか関係ないのに。うまいかどうかは分からんけど、基本的に何でもやれば出来るよね。」
「そうそう、出来るとよ。」
次男も共感しています。
子どもたちがなんだかいいこと言ってる気がして、興味津々、聞いてみました。

「じゃあ、お父さんは何が出来る?」

「えー、いっつもうるさい。すぐ怒る。」
「お母さんにちょっかい出して、いやがらせること。」
「えっとー、ゲームとねー、車の運転。」
長男、次男、三男からみた、僕の出来ること。こんなん出ました。

毎週テーマを決めて共同運営を続ける日刊マガジン『書くンジャーズ』。
今週のテーマは、【 私これが出来るんです 】でした。

4月のテーマを決めるミーティングを欠席したので、どういう経緯でこれに決まったかは分かりません。
できるだけ自由に発想を膨らませて書きたい、と思いながら家族に聞いてみたら・・・、というお話になりました。

僕がいじられる直前まで時を戻すと、
「うまいかどうかは分からんけど、基本的に何でもやれば出来る」
と長男が語った言葉が心に響きます。

上手に出来ること、得意なことは、それはそれで素敵なこと。だけど、「基本的に何でもやれば出来る」という心のあり方って好き。

最初からうまくやろうとしすぎるせいでハードルを高く感じて、なかなかその一歩を踏み出せないなんて話もよく聞きます。それって、すごくもったいないこと。
それよりも、何か少しでもいいからやってみて、ほんの小さな変化を感じたり、行動したそのことに対して「よくできた」と自分で声をかけてあげることに、もっと目を向けてもいいのかもしれません。

あ。
僕はそういうところに目を向けること、出来ます。

って、なんだか強引にまとめようとしているのは、書くンジャーズ土曜日担当の吉村伊織(よしむらいおり)でした。

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。

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それではまた、お会いしましょう。

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