本を読みたいと思いながら・・・【10日間あればやりたいこと】

毎週、週替わりのテーマについてメンバーが思い思いの記事を書いている『書くンジャーズ』。
平成から令和へと時代が移り変わる週は、10連休にもなるGWということで【10日間あればやりたいこと】がテーマでした。

「10日間あれば本を読みたい」

この切り口で書こう!と、テーマが決まった時に思っていたのに、あろうことか曜日の感覚がなくなって自分が担当する土曜日をすっ飛ばしてしまいました。。。

このまま何事もなかったかのように次の土曜日を迎えようかとも思ったけど、せっかくなので遅れてでも書きます!!

ということで、【10日間あればやりたいこと】は、本を読むこと。

・研修や講演など、仕事で使う情報収集や内容整理のため
・個人的に勉強をしたくて
・気持ちを切り替えるため
・ただ、好きだから

こんな理由で本を読んでいます。

必要に迫られて読む時と好きで読む時では、読み方が違います。

「どちらも大事だけど、できれば好きで読んでいる時間を多く作りたい。」

何かと忙しく過ぎてしまうからそう感じているし、頭の中が常に考えごとでいっぱいになるからこそ本を読んで気持ちを切り替えることが必要だと思うんです。
優先順位を意識しながら行動しないと、あっという間に日々は過ぎてしまいますもんね。

我が家では、3人の子どもたちが学校も保育園も休みになるので、まずはそこが優先順位のトップにきました。
長男は部活があったり友だちの家に遊びに行ったりして、もう親が何をするか悩むことはありません。
小学3年の次男、保育園の三男とどう遊ぶか、そして、どう自分の時間を確保するかが、このスペシャルGWのお題でした。

仕事、実家への帰省、祖母の卒寿のお祝い。これらが僕主導の予定。
あとは、動物園、ドラえもん映画、一緒にゲーム、公園3回、子どもの買い物2回、長男の試合の応援2回。

いろいろあったけど、10日間のGWも過ぎてしまえばもう最終日。早過ぎますね・・・

肝心の本は、読み終えたのが2冊。読みかけが4冊。
この作品だけでも読み終えることができてよかったと、今思っています。

読み終えたのは、渋沢栄一が主人公の小説『雄気堂々』

2024年から新紙幣一万円札の肖像画となる人物です。

小説には、幕末から昭和にかけて生きた人生の中で、明治維新前後の激動の時期が描かれています。

"『日本資本主義の父』と呼ばれる実業家のすごい人"
くらいしか知識がなかったので、衝撃の連続。

一農夫に生まれながら、江戸幕府最後の将軍となった慶喜に仕え、時には新選組とも行動し、明治政府を支え、民間企業を発展させた。

西郷隆盛、大隈重信、伊藤博文、木戸孝允、大久保利通、井上馨などなど、歴史の教科書に出てくる人たちとたくさんの意見を交わしながら事を成してきた。

その姿勢や、考え方、行動に感動の、本当にすごい人でした!

今のこの日本があるのは渋沢栄一のおかげ、と言っても言い過ぎじゃないですね。

新しい一万円札を手にする時には、その重みも感じることができそうです。

本を読むと、新たに知ることがあって世界が少し広がります。
物語に集中することで、悩み事や多すぎる一方的な情報から一旦離れて、心を整えることができます。

本屋さんや図書館にいくと、数えきれないくらいたくさんの本があります。
人生の中でどれだけ読めるだろうと考えると、1日一冊読めたら年間で365冊。27年間で一万冊。3日に一冊のペースだとしたら、年間約100冊で一万冊読むには100年かかってしまいます。
一週間に一冊だと、年間で50冊。そうやって計算していくと、一生のうちに読める本は意外と少なく感じます。

10日間あれば、ゆっくりじっくり本を読みたい。

でも、他にもやるべきこと、やりたいことがあるから、毎日の中に少しでも本を読む時間を取り入れたい。

10日間といういつもと違うGWを過ごして、改めて思いました。
最終日も用事はあるけど、もう一冊くらい読み終えたいと思っています。

今年から、読み終えた本は感想を少し添えてインスタに読書のきろくをつけるようにしました。
今回の『雄気堂々』が、今年の20冊目。読み終えてまだ投稿できてない本もあるけど、年間50冊分はいきたいと思っています。

渋沢栄一を知ることができるこの小説。
新紙幣が発行されるまでにぜひ読んでみてください。

本人を知れば、新紙幣も多くやってきてくれるかも・・・?(笑)

土曜日担当でありながら、すっぽかして月曜日に投稿してしまったのは、
吉村伊織(よしむらいおり)でした。

『書くンジャーズ』は、週替わりのテーマでお届けしています。
今日は新たなテーマが発表される月曜日。
先週分と合わせて、要チェックです!

それでは、またお会いしましょう。

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