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世界遺産 シャルトル大聖堂

フランスの首都パリからおよそ南西87kmほど離れた都市シャルトルに位置し
フランス国内において最も美しいゴシック建築のひとつと考えられている大聖堂1979年にユネスコの世界遺産に登録されている

ロマネスク様式を基礎とする新しい大聖堂の建築が始まったのは1145年であったが、1194年の大火事で町全体と聖堂の西側前方部分以外が焼き尽くされたため、この残った部分のみ初期ゴシック様式となった。大聖堂本体の再建は1194年から1220年の間に行われ、中世の大聖堂としては著しく短期間で完成へと至った

華美を極めたステンドグラスの窓からは、鮮やかな色彩がフロアへと飛散するこれらのステンドグラス窓は、「シャルトルブルー」と讃えられる非常に鮮やかな青い色が特に有名でありとりわけ聖母マリアとその子を描写したものや、アダムとイブの物語を描いた失楽園、ノアの箱舟が名高い。またこれら作品の中にはヨーロッパで最初の手押し車を描いたものもある
第二次世界大戦中、ほとんどのステンドグラスが聖堂から移され、ドイツ軍の爆撃から保護するために周辺の地方一帯へ保管された。その後、戦争の終結と共に窓は隠されていた場所から取り出され、再び元の位置へと戻された

2023.7.15
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萩原 秀樹(@yoshiki_foto77) • Instagram写真と動画



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