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美術館巡り ミシャ

1.2017年10月に ミシャの大作 スラブ叙事詩を国立新美術館へ見に行きました
アルフォンス・ミュシャが1910年から1928年にかけた 
チェコおよびスラヴ民族の伝承・スラヴ神話および歴史を描いた全20作品
絵の大きさは4x5mから6x8m

2.この大作はチェコの現在世界遺産になっている チェスキークロムロフ城
に長く展示されていた
今は2021-2026年まで また展示され2026年にプラハの新しい美術館
に展示される予定

過去にこのお城の近くのチェスカ バドワイズ という都市に 勤めていた会社の
工場があり同僚が4年間赴任していて
仕事の関係で3回 出張して その時に 足を延ばしてチェスキークロムロフ城
を訪れました
2018年4月には 家内とツアーで 訪れました 大変美しお城です
画像はその時の物

またその時 プラハにある ミシャの美術館も訪れました
プラハ城の中の ビード大聖堂には ミシャのステンドグラス 聖キャリルと聖トデ
メウスが飾られています

このステンドグラスには 悲惨な歴史があり
1939年3月、チェコを併合したナチス・ドイツがプラハに侵攻し祖国愛を表現する作品を描いていたミュシャはナチスから危険視されてゲシュタポに逮捕拘留され厳しい尋問を受けました。数日で釈放されましたが高齢で前年に肺炎をわずらっていたミュシャは健康を害して7月に亡くなりました

3.アールヌーボー ミシャ
日本では長い間 アールヌーボーの代表的な デザイナー イラストレーターとして
有名だったと思います
ミュシャの作品は星、宝石、花(植物)などの様々な概念を女性の姿を用いて表現するスタイルと、華麗な曲線を多用したデザインが有名です

2019年4月にハウステンボスへ遊びに行った時に パレスハウスハウステンボスで
ミシャのアールヌーボーの作品が展示されていました
画像を何枚か添付します

点と線 :
最初にミシャの名前を聞いたのは40年前になります 当時 会社に入りテニスを始めたころでマッケンローやコナーズ レンドルなどが活躍していた時代です
その中の一人 イワン レンドルはチェコ 出身でミシャの作品をコレクションしている
と知りました

その後 仕事で 海外へ出張する事が多くなり ヨーロッパには30回以上行きました
時間があれば美術館や博物館など 訪れました

その時に 点であった 記憶が 線で結ばれる事があります 
絵画も 作者 時代背景を知ると 思わぬ発見があります


新国立美術館 ここのCafeは君の名は の映画でも出てきます 
右側の人物はミシャが自我像を描き込んだといわれています
チェスキー クロムロフ城
Mucha Museum
ビート大聖堂 聖キャリルと聖トデメウス



パレスハウステンボス  
中に美術館があり
夜にはプロジェクションマッピングやイルミネーションのショー

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