見出し画像

お客様の増やし方はお客様から学ぶ

お客様は神様だ。

この言葉の続きがあるとしたら何だと思いますか?

“だから何をしても許される”
“だから言うことは絶対だ”
“だから丁寧にもてなそう”

どれも間違っていないと思います。
むしろそれ以外あるの?と答えたくなるくらい。

でも僕があえてこの言葉の後に繋げるとしたら、次のようになるかと思います。

“お客様は神様だ。
だからお客様の増やし方を教えてもらおう。”

何も直接あーしろこーしろと答えを授かれと言うわけではありません。
それができたら今ごろ皆大金持ちです。

皆さんが売りに出してる商品・サービスは消費者の多さで良し悪しが判決されます。
どれだけ世のニーズに合っているか、ということですよね。

よくありがちなのが、“より便利な商品を手掛けよう”であったり、“より面白いサービスを届けよう”といったもの。
その便利さや面白さを決めるのは消費者なはずなのに、製作した段階で満足してお客さんを置いてきぼりにしちゃうパターンかなと思います。

もちろんその製作者と同じ感性を持つ消費者がいるならそれで売れるかと思いますが、その数が多くない限りはその人の独りよがりで報われません。
いわゆる“自己満”てやつ。

そのためお客さんが商品を購入したりサービスを利用する際、必ず存在するものを見極めることが大事です。

それが“購買動機”。

どういった経緯で購買に至ったのか。
どういう心理的要因が働いてそのサービスを利用しているのか。

人間の行動心理を読み取り、購入まで行き着ける方法を考えてみることです。

しかしこの購買動機というものは十人十色で、性別や年齢、年収、住環境、配偶者の有無など、無数の要素が相まって生まれるものと思われます。

ある程度同じ立場の人間は分類できますが、人が変われば商品を買う・サービスを利用する目的も変わることは確かです。

だから人はマーケティングを学ぶべきなのかなと思います。あと行動心理学

例えば10代男性と20代女性がともに英会話教室へ通うか検討しています。

一言に“英会話教室”と言っても、2人の間では通う目的が必ずしも同じとは限りません。

10代男性は良い大学を出て良い会社に勤めることを目的としている。
この場合、遂げたい目標は“TOEIC800点”

20代女性はワーホリで海外観光を満喫することを目的としている。
この場合、遂げたい目標は“日常会話”

この2人の需要を同じ空間で満たすことができるでしょうか?
…難しいですよね。

こうやって自分がサービスを届けたいお客様を棲み分けしていくこと。そのためにお客様の情報を深々と掘り下げていくことが大切なのかなぁなんて思っています。

こうなってくると全世代・性別問わず球場に足を運んで欲しい場合、無数の打ち出し方があるのかもしれません。

大きく分けて、デジタル世代・アナログ世代
その次に男性・女性
既婚者なのか独身なのか。
野球が好きなのかそうでもないのか。
イケメンが好きなのかアスリートが好きなのか。

一言にデジタルと言っても、プレーの動画が見たい人もいれば(YouTube・テレビ)、かっこいい写真が見たい人もいる(Instagram)。事細かに文章を読みたい人もいれば(note)、短文で思考を読みたい人もいる(X)。

それぞれの対象者によって響く施策とそうでない施策、響く文言とそうでない文言があるかと思います。
SNSですらこれだけ棲み分けできるのですから。

夢を追う若者に感銘を受ける高齢者。
退屈な日常に刺激を求める働き盛りの者。
推しを求める野球女子。
野球選手に憧れる野球少年。
罵詈雑言お構いなしに盛り上がれる野球バカ。

それぞれが日常の中の“3時間”を満たしに球場へとご来場されます。

どの消費者が何を求めているか、徹底的に調べ上げるのがマーケティングの仕事なら、ビジネスの大根底になければいけませんよね。
“3時間”で満たされる部分は人それぞれですので。

そして最近営業文句もこれに尽きるのではないかと思い始めています。というかきっとそう。

消費者が抱える日常のストレスを読み取る。
そしてそれを解消できる理由を話す。

こんな単純な話ではない気もしますけど、あながち間違ってもいない気もします。

子供たちにはかっこいいプロ野球選手観に来てねと言う時もあれば、大人たちには他府県から来た若者が夢を追って頑張ってますなんて言うこともありますし。

本当の強みだけ履き違えなければ、売り出し文句はいくらあってもいいですね。

と、こんな感じ思いつきのままベラベラと書いてきましたが、そろそろ眠いのでおしまいにします。

まとまりも何もない文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございました。

今日書いたものはあくまで独断と偏見ですので“それは違う!”とか否定してこないでくださいね(賛同意見は大歓迎です)。

良かったら球団公式noteも手掛けているのでチェックしてみてください。

それではまた次の記事で!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?